『「殿下の贈ったガルベーラの切り花に心を寄せて命を惜しむ様に、皇帝の資質とはああいった慈愛の心なのではないか、と」
「ガルベーラ……」
スーシェは目を見開き、口をつぐんだ。』
ガルベーラの話がないと、リスデシャイル殿下が言ったのは、フェスタローゼの事か、フェストーナの事かわからない、あんぽんたんのスーシェ。
父と子の会話、良いものでした。
この話を、もっと早く、と思いますが、この危機的状況だからこそ、言える話もあるのでしょう。
作者からの返信
あんぽんたんのスーシェに思わず笑ってしまいましたw
ご指摘通り、ガルベーラと言わないとどちらの妹か分からない彼は、あんぽんたん以外の何者でもないですね。
リスデシャイルが死去して2年経ちますが、スーシェの喪はまだ明けてないようです。
スーシェパパは「千尋の谷」スタイルなので、こういうタイミングがないと言わないという…
お、スーシェ覚醒イベント来ましたね。
確かに大きな帝国ともなれば、軍事は兵法の専門家に、経済はお金の専門家に、とそれぞれの才能が皇帝を支える。
皇帝が持つべきは慈愛の心なのかも知れませんね。
各分野のプロフェッショナルがつねに正しい判断をするよう、上で見ている役目。
作者からの返信
遅ればせながらスーシェ覚醒です。でも、まだまだ半覚醒です。
彼にはもう少し足掻いてもらいます。スーシェにだけは異様に辛い作者です!
皇帝の一番の役目は、信頼して任せる、なんだと思います。
そうなるとどんな心に根差して臣下を選ぶかは大事な要素になって来る、と兄は思っていたのです。