証言がいろいろ集まってきましたね。
声がしたあと追い抜いていった男というのも不審者ですし。
男性ってことは、やはりコーチなのかな。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
あまり難しく考えなくてだいじょうぶですよ。
ライトノベルミステリーなので謎自体はひじょうに簡単なのです。
問題は心理的な駆け引きでボールを持つ人がどんどん変わっていくところにあります。
ちなみに火野コーチは、殺害された日曜に主人公の由真さんと食事をしていたのが確定している、少なくとも八ヶ岳にいた男性を殺す時間はありません。
ただし、食事をしながら都内で殺して、誰かに死体を運ばせた。という推理ならまだ入る余地があります。
ですが、こちらの線もほどなく潰えます。
そのうえで、誰が犯人かはほぼ想定どおりに進みます。
地井玲香さんと金森さん、そして量子型AIコンピュータの画像認証システムが犯人を暴きますよ。
疑わしいものを一つ一つ取り上げて裏を取り、潰してゆく。地道で頭の疲れる仕事ですよね。
こうしてみると、地井さんの記憶力は探偵をやる上ですごく有利な天賦の才なんだなぁ、と思います。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
捜査一課といっても皆が推理できるわけでもなく、課員は情報収集と裏付けが仕事ですからね。
集まった情報から上層部が推理を働かせます。
そういうのも地井探偵が独立した一因かもしれませんね。