第48話 窮地転じてへの応援コメント
思った以上に大きな事件でしたね! 売春組織も木根氏も取り締まれたのは、良かったでしょうか。由真さん、怖い思いをしましたね^^;
動機や手段がすっかり明らかになったことで、由真さんも心穏やかに過ごせるようになったでしょうね。良かった!
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
ラストを迎えてようやく平穏な日々を取り戻した由真さんです(^ ^)
狩猟免許をどうしようかとも考えたのですが、そこまで由真さんに知らせてもと思ってあえて出さなかったんです。
地井玲香探偵と警察が知っていれば、由真さんは知らなくてもよいかなと。
だから音を聞いただけで「散弾銃」と判断できたわけですね。
由真さんに知らせるべきか、かなり悩みました。
読了くださり、誠にありがとうございました。
次回はもっと面白い作品になるよう、ブラッシュアップしていけたらと存じます。
第40話 殺害を教唆した人 (第五章最終話)への応援コメント
ゆきずりで、誰でも良かったなら、掃除という言い方はしないような気も……。財前さんには五代氏を選ぶ理由があったのでは、と思いつつ次へ進みます。
由真さん、火野氏に流されたとはいえどちらかといえば巻き込まれた側なのに、後味悪い気持ちになってて気の毒ですね。悪いのは殺人するほうですから(>_<)
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
実際にゆきずりだったのかは、今ならご確認しておりますね。
そうなんです。「掃除」という単語(隠語)は、五代朋行氏を直接指していた可能性が大です。
由真さんは大きな陰謀に巻き込まれてしまい、一般主婦としてはツライ経験をしましたね。
ですが、第六章は由真さん大活躍ですので、お楽しみくださいませ。
青空の向こうにへの応援コメント
後れ馳せながら読了させて頂きました。
由真さん目線で玲香さんを見る……やはり……凄いですねえ……コキアを読んだあとにこっちを読むと……コキアはよく玲香さんを出し抜けたなあ……とか思ってしまいます。
ともあれ楽しませて頂きました! 玲香さんの活躍も見てみたいですねえ……あ、でも先に異世界ファンタジーか。楽しみにしてますね〜!
作者からの返信
水守風火様、コメントありがとうございます。
『怪盗コキア』では畑違いなのに呼ばれてしまいましたからね。
地井玲香さんの本領は捜査一課の殺人・重大犯罪なもので。出身も捜査一課に設定してあります。
コキアの義統くんは、地井探偵に「初めから贋作を観せていた」のと「パトロン話で意識を分散させる」という計を仕掛けています。
記憶力・洞察力にすぐれていても、「初めから贋作」だと見破れませんからね。
読了くださり誠にありがとうございます。
水守風火様の短編3作が躍進なさることをお祈りしております。
第32話 絞られた容疑者 (第四章最終話)への応援コメント
ここまでで、犯人はほぼ水谷氏……で決まりでしょうか。由真さんを陥れるのが目的、というのは筋が通ってますけど、まだ明らかになっていない五代氏との繋がりはありそうですよね。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
鋭いです!
実行犯はこの時点でほぼ確定しています。
問題はなぜそれが五代朋行氏だったのか。「ホワイダニット」ですね。
ここにつながるのが最終章の役割になります。
第24話 祥子の証言 (第三章最終話)への応援コメント
疑わしいものを一つ一つ取り上げて裏を取り、潰してゆく。地道で頭の疲れる仕事ですよね。
こうしてみると、地井さんの記憶力は探偵をやる上ですごく有利な天賦の才なんだなぁ、と思います。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
捜査一課といっても皆が推理できるわけでもなく、課員は情報収集と裏付けが仕事ですからね。
集まった情報から上層部が推理を働かせます。
そういうのも地井探偵が独立した一因かもしれませんね。
第20話 探偵・地井玲香への応援コメント
地井さん、こちらでの本領発揮、楽しみにしております^ ^
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
地井さんは捜査一課出身なので、殺人事件は任せてください!
怪盗相手は捜査三課が相手をするので、彼女としては分が悪いんです。
こちらはさまざまな推理を立てて、真犯人へ詰め寄ります!
第15話 トンネル会社への応援コメント
人間関係が入り組んで、意外に裏でつながりがあったりして、まだまだびっくりするような事実が隠れてそうですね。
ご主人さんも浮気してるくせに悪びれたところがなく、どこまで知っているのか怪しいです……
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
欣一さんは「バレていたなら仕方がない」なところがありますね。
まあ由真さんが気づかないとたかをくくっていたのでしょうけど。
裏でいろいろつながっているので、表では誰が犯人なのかはまだわからないですね。誰にも決め手がないんです。
ただ、少しずつですが、疑いから外れる人物も出てきます。
第8話 訪問 (第一章最終話)への応援コメント
由真さん、ちょっと流されやすいたちというか、押されるままアレコレ画策して追い込まれちゃった感じですね……。
誰が何の目的で、コーヒー缶とレシートをそこに置いたのか。気になるところです。
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
由真さんは確かに状況に流されやすいですね。
缶コーヒーとレシートは手に入れること自体は簡単なんですよね。
問題は「誰が」「何の目的で」置いていったのか。
もちろん由真さんに罪を着せようとする人がいたことになります。
それが意図的なのか偶発なのかはもう少しお読みいただけたら判明致します。
青空の向こうにへの応援コメント
完結お疲れ様でした~!&おめでとうございます~!ヾ(*´∀`*)ノ
私はぜんぜん犯人がわかりませんでした!(><)
個人的には、前半怪しく登場していた火野コーチが、結局、事件に何も関わってなかったところが……。仮にも婚約者が売春させられていたら何か変化があったでしょうし、それに気づかず由真さんにアプローチしていたのが、心情的には火野コーチも罰を受けてほしいなと感じちゃいました(;´∀`)
作者からの返信
綾束 乙様、コメントありがとうございます。
推理レベルは落としていたので、犯人はすぐわかるよね。ということで会話での駆け引き中心の構成にしました。これでかえって惑わされてしまったかもしれませんね。
火野コーチは主人公・由真さんのアリバイをわざと作らせる役割だったのですが(それを知った財前正美さんが逆用したわけですが)、彼にもなにか罰があってもよかったですね。無邪気に女性をナンパしているすかした野郎で終わりましたね(^_^;)
ただ、物語で「木根誠」へ最初に触れたのが火野コーチでして、そういう意味では物語では結構重要な役回りでした。もし火野コーチが興信所に欣一さんの浮気を調べさせて「木根誠の不能」を暴いていないと、ラストの追い込みができませんでしたので。ここ、結構読み落としている方がいるんじゃないかなと。
情報屋としての役回りだけでなく、財前正美さんとの関係をもう少し書けたらよかったのですが、由真さんの一人称視点でしたので、ふたりの話し合いには踏み込めませんでした。これは三人称一元視点を採用したほうがよかったですね。
ということで、次回は中編連作での本格ミステリの予定です。いったん三人称一元視点の習作を書く予定でいますので、そちらもご期待いただけたらと存じます。
完成した暁には、ご高覧いただけるよう、内容もブラッシュアップしてまいりたいと存じます。
このたびは完走いただきまして誠にありがとうございました。
青空の向こうにへの応援コメント
カイ.智水様 コメント失礼します。
完結、お疲れさまでした。拙作にもコメントを毎回、残して頂きましてありがとうございます! やりきれない殺人事件の顛末ですが、殺人なだけに仕方ないのかなと思ったりもしています。
ではでは、次回作も期待して待っております!
作者からの返信
冴木さとし様、コメントありがとうございます。
殺人事件ですが、死んだのはただひとりなんですよね。
長編なら連続殺人のほうがウケがよかったかもしれませんが、第五章でいったん物語を終えて、再度第六章で真犯人にたどり着く、という構成を仕込んでいました。
テーマが殺人事件でしたので、ちょっとやりきれないものを抱えてしまいますね。
主人公の風見由真さんが地井探偵事務所の貴重な戦力となれば、よりスマートに犯人逮捕ができるようになりそうですね。
このたびはエピローグまでお読みいただきまして誠にありがとうございます。
またの機会がございましたら、拙い作品ですがご高覧いただけたらと存じます。
編集済
青空の向こうにへの応援コメント
買春防止法は売春の管理者を罰する法律です。売春婦自体は罪に問われません。今回売春してた13人は全員無罪です。問われるなら風営法違反でしょうかね。
買春防止法違反になるのは五代だけじゃないですかね。
まあ現代ミステリにしてはツッコミどころが多すぎなんですが、ファンタジー色をもっと前に出して細かいところは「これはファンタジーですから」でケムに巻くのがいいかなと。後半水谷が捕まってからは動きが少なくて設定を一生懸命書いた感が強いですね。前半は由真視点で事件の流れを見つめていてかなり面白かったですよ。
いずれにしても完結お疲れ様でした。
作者からの返信
売春防止法は胴元だけを罰する法律だったのですね。解釈を勘違いして覚えておりました。売春婦たちは風俗営業法違反に問われる。最後の数話を手直ししたいと思います。
今回の2作はともに現代の本格ミステリは厳しいとの話を聞いていたので、ライトノベル・ミステリで行こうと決めていました。
多少荒唐無稽な設定があっても、面白さを最優先にしようと。
そこに倒叙ミステリを合わせて、会話の駆け引きで真相に迫る形を採用しました。
量子コンピュータはまだ理論機がひとつ完成しただけですし、それを用いた監視カメラ・防犯カメラの継続追跡なども荒唐無稽にやってみました。
ゆうすけ様は作品の悪い点を的確にご指摘いただきまして誠にありがとうございます。
水谷航基が捕まってからは、第五章最終四十話まででいったん物語を切りたかったのです。
そうしてから木根誠に迫る第六章を構成しました。盛り上がりに二箇所用意して、途中で読みさしても面白いと思っていただけたらいいなとの目論見からです。
今回は拙い作品でしたが、エピローグまでお読みくださり誠にありがとうございました。
次の機会では、今回頂いたご指摘を反映できるよう精進いたしたいと存じます。
「カクヨムコン9」までに六法全書をもう一度読み込んでおきたいと存じます。
第48話 窮地転じてへの応援コメント
なんとまあ、ズドンって、スマホ壊すのに、ずいぶんと派手にやりましたね。これじゃ、犯人って告白したも同然のような。
完結お疲れ様でした。
本当におめでとうございます。
エピローグをお待ちしていますね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
警察がたどり着いた段階で詰んでいますからね。
あとはしらばくれるなり逃亡するなりするしかありません。
スマートフォンを壊したからには、しらばくれるつもり満々です。Σ(゚∀゚ノ)ノ
しかしきちんと逮捕術を極めていれば、この程度の相手が狙う相手さえわかっていたら制圧するのは至極簡単なのです。
銃を持っていると気が大きくなりやすいっていうのもありますね。
本編はこれで終わりですが、エピローグは日付が進んだ話になります。
お楽しみくださいませ。
第47話 不能の復讐への応援コメント
『五代氏から薬をもらった』という供述を取るってことが要でもあるんですね。
それにしても、そんなことで、殺人まで至るというのが、悲しいですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
木根佑子は五代朋行氏から阻害剤を渡されて、夫の誠に飲ませました。
それも時間を作らせて売春させようと画策したからですが、そこまでは本文では書いていません。
あくまでも主婦の風見由真が主人公なので、あまり深い推理になじまないからです。表面的に起こった事実だけを説明してもらって、後は読み手に任せようと思っています。
まあ本日の最終話でひと悶着あるわけですが。
エピローグも続けて投稿して完結しますので、よろしくお願い致します。
第46話 自供を引き出すにはへの応援コメント
おっとと、動機が不能になってしまっています。
地井さまの扱う事件として、これは・・・。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
このプロットを組んだとき、最も苦労したのが「真犯人がなぜ被害者を殺したいほど恨んでいたのか」でした。
妻が売春組織に巻き込まれている、というのも理由としてはかなり強いのですが、それだと決定打に欠けてしまいまして。
そこで個人的に恨みを持っていることにして、強請られていたか脅されていたかを考えた結果として「不能」にしてしまおうと。
まあ薬で抑制されているだけなので、時間が経てば戻るとは思うんですけどね。
当人はそうとは薬を盛られていたと気づいて、誰が盛ったのか、なぜ盛ったのかなどを内偵して、五代朋行氏にたどり着きました。
女性の魅力がある地井探偵のキャラ造形も、今回の真犯人の「不能」と対になるようにして出来ました。最初はもっと快活で能動的なキャラにするつもりだったのですが、プロットを作っていくときに「上品さ」を前面に出すことにしました。
次の「カクヨムコン9」では地井さんにふさわしい本格ミステリを予定しておりますので、そちらもお楽しみいただけたらと存じます。
と早くも次の話をしていますが、今回の事件はまだ終わってはおりませんので、まずは17日のラストまでご覧いただけたらと存じます。
第44話 八ヶ岳互助会への応援コメント
“八ヶ岳互助会”。また出てきましたね。
闇金から借金を抱えて奈落の底ってのは、案外とあることなんでしょうか。怖いですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
“八ヶ岳互助会”によってつながっていた人脈の中に、財前正美さんを焚き付けた真犯人がいます。
もうバレているとは思いますけどね。
そう、あの人です。
ちなみに、闇金から借金して奈落の底はかなりありますね。
そもそもトイチで貸したら返せるわけがありませんからね。
闇金は罠にハメるための方便です。
第43話 “イク”だの“クル”だのへの応援コメント
五代氏だけで十三人も相手にしていたってわけじゃなく。売春婦たちなら、わかりますよね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
これで五代朋行氏と財前正美さん、木根佑子さんなどがつながりました。
つまり財前正美さんには五代朋行氏を殺害する動機があったわけです。
しかし単につながって動機があるだけでは殺害しようとは思わない。
でもつながった人物の関係者は五代朋行氏を殺したいほど憎んでいた。
それは誰か。
ここが推理の見せ場になります。
あまり難しくない謎なので、おそらく誰がそそのかしたのかはすでに見当がついていると思います。
第41話 被害者の選定への応援コメント
助手。なかなかいい仕事をしそうですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
「容疑者のひとり」でしたが、自らの潔白を証明できたので地井さんから高く評価されています。
助手として、家事全般だけでなく、探偵の推理に一石を投じることも役目の内ですね。
第40話 殺害を教唆した人 (第五章最終話)への応援コメント
「被告」は民事裁判ですから、この場合は「被告人」ですねー。
結局水谷氏が実行犯で財前正美ですか。これ教唆にならんかもしれないですねー。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
「被告人」ですね。かしこまりました。ただいま訂正して参りました。
数々のご指摘で物語がよくなっていきますので、誠にありがたいことです。
結局水谷航基が実行犯で、財前正美が誰を殺せと命じた。
……のですが、最終第六章で物語が急転直下します。
「推理もの」の片鱗を演出できていたらよいのですが。
まあライトノベルの無双感覚でのミステリーなので、またしても量子コンピュータが大活躍することになるんですけどね。
第40話 殺害を教唆した人 (第五章最終話)への応援コメント
財前正美さんとの共謀。水谷さんも頼まれて殺人。そして、その濡れ衣をきせるためと、ずいぶんと手のこんだことをしたんですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
次話から始まる最終第六章にて、なぜこんな手の込んだアリバイ工作逆利用をしたのかがわかります。
そしてなぜ五代朋行氏が殺されなければならないかったのかについても。
あと8話+エピローグで物語も完結します。
この最終章は「推理もの」本来の楽しみ方ができるようになっております。
第39話 裏アカウントへの応援コメント
裏アカウントから、彼らの共通項を探す。ということは、やはり行きずりの反抗ではなさそうですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
裏アカウントを見つけ出すのは、量子コンピュータの性能であれば可能だと思います。現行のスーパーコンピュータでも難しいところなんですけどね。
でも裏アカウントが見つかればなにかしらつながりが見出だせるかもしれません。そこから芋づる式に釣り上げられれば、犯人が五代朋行氏を狙ったわけがわかるはずです。
第39話 裏アカウントへの応援コメント
それができなくなったのがWindows11なんですよねー。まったく余計なことやってくれますよね。
HDD物理的に抜き出しても記録したのと違うCPUから見られないんですよ。HDDの物理移植ができなくなるってすごい危険だと思うんですけどね。セキュリティ的にはたしかにそれが正解なんでしょうけど。どうにもデータがハードと一心同体ってのは怖すぎます。まあ、パソコンのハード一時期よりも壊れにくくなりましたけど。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
外付けHDDを使いまわしてデータの保全とバックアップに使えないのはとても怖いですよね。同じパソコンを使っているのであればまだ問題はないですが、世代交代で本体を変えたときに外付けHDDのバックアップが使えないのではまったく意味がない。過去のデータは心中することになるでしょうか?
MacでもIntel CPU搭載のものはT1というプロテクト機能が付いているのでおそらくこちらも同様でしょう。しかし今はApple謹製のMチップCPUを使っているので、また違ってくるのかな。
ライトノベル感覚で読めるミステリなので、できないこともできる前提にしないと無双できない。だからあえて技術的裏付けなしにテクノロジーを使っています。まあ量子コンピュータであれば、既存のプロテクトは秒単位でアンロックできる性能とのことなので、監視カメラや防犯カメラのセキュリティを瞬時に解除するような無双状態にしてありますが。
次回の本格ミステリではこういった無双ができないので、謎の難度を上げる方向に向かわざるをえないかなと。
第37話 糸口への応援コメント
水谷のニセモノを特定するための手段。さすが、地位探偵。
そして、マスクで顔をできるだけ隠すって、今の時代ですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
水谷の偽者を特定するには、たぬきそばをぶちまけた男が水谷かを調べるのが手っ取り早いですからね。
映像でたぬきそばを食べているのなら、実際に取調室で食べさせればいいいわけです。
まあここまでスムーズに推理が進むのも、洞察力に長けているからなんですけどね。
あとはマスクですよね。同時代性を演出しましたが、普通料理を食べているときは外して、会話をするときだけ着け直すのが当たり前なんです。そうではない食べ方をすると、店員の印象もマスクに持っていかれますからね。
水谷さんもミスリードをうまく誘っているようです。
第34話 追跡への応援コメント
なんか途中で圏央道と中央道がごっちゃになってませんか?
具体的な地名が出ると土地勘がある分混乱しちゃいますね。甲州街道と圏央道が交差するのは高尾の先ですから調布から下道で軽く1時間半はかかりますよ。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
まず中央道で山梨方面への逃走が想定されましたが、これは地井玲香が否定して、東名高速に乗って名古屋方面への逃走を導き出しています。
吉祥寺から東名高速に乗るためには南下を続けるのがいちばん早いのですが、そちらをたどればすぐにバレるだろうと水谷さんは考える。
そこでいったん南下をやめて圏央道を使って大回りで東名高速へと合流する道を選ぶだろうと。
ですので、圏央道と中央道がごっちゃになっているようでしたら、推敲して改めます。
次に下道の甲州街道で圏央道へアクセスするのは時間がかかる点ですが、警察の緊急配備も「緊急」と言いながら30分から1時間ほどかかるものなので、警察が余裕を持って配備できるよう、あえて水谷さんに下道を走らせています。
水谷さんとしても、逃走車両まで割り出されているとは思っていないはずなので、最短距離を避ければ捕まりづらいだろうと考えるでしょうからね。
まあライトノベルのミステリは大味なほうがエンターテインメントとしては面白くなるので、リアリティよりもバラエティを優先してみました。実際には1時間ほどの追跡なのですが、いかにも短時間で身柄拘束できたかのように演出しているんです。ここでリアリティを重視すると、無駄に逃走している時間が長くなって、ただ追いかけているだけの話がどうしても数話必要になりますから。
だから犯人の割り出しと身柄拘束までに2話しか費やさなかったのです。
「読む」活動が終わり次第、前話と今話を再度推敲いたします。
ご指摘誠にありがとうございました。
第34話 追跡への応援コメント
抜群の追跡力を持つ“天才ハッカー”と、“女ホームズ”とも呼べるほどの切れ者美女」
ここ、かっこいいですよね。
結局、捕縛できて、良かった。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
ライトノベルでのミステリを考えたときに、ある程度要素を強調したほうがよいかなと思いまして、天才ハッカーが操る「量子コンピュータ」を登場させています。「量子コンピュータ」は現在北欧で試験機が出来たと言われているくらいでまだ実態が見えてきていない技術ですが、もしそれを所有していたらどのくらいの情報収集・分析・処理能力を発揮できるかを考えてみました。
元々天才ハッカーである金森さんは「量子コンピュータ」を得て情報収集・分析・処理能力を飛躍的に高めています。
地井玲香探偵は、抜群の記憶力と洞察力で警察からも一目置かれている“非合法の推理探偵”としています。これもライトノベルのミステリを意識して能力を特化させたわけです。だから才能的にはシャーロック・ホームズに比肩するくらいにしないとインパクトが薄くなってしまうんですよね。
大味が求められるライトノベルのミステリなので、いろいろと特化した人を作ってあるんです。
捕縛に関しては、ゆうすけ様のコメントのほうに記載致します。
第32話 絞られた容疑者 (第四章最終話)への応援コメント
利き腕についての考察、面白いですよね。
さて、犯人はこれで決まりなんでしょうか。
第四章完結。おつかれさまでした。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
利き腕は犯人を考えるうえで、ときに決め手となるものですが、それがどこまで信用するに足るか。
右利きの人が左手で刺し殺すのだって、難しいわけでもありませんからね。
第五章までの犯人は決まったと見てよいですね。
その人物からさらにつながりを調べていくと、全体の首謀者が見えてきます。
首謀者が見えてこないのは、由真さんに情報が入っていないから。
つまり地井玲香探偵にも情報が入っていないので、推理のしようがありません。
ですので、まずは殺害犯を特定して逮捕するのが最優先になります。
第32話 絞られた容疑者 (第四章最終話)への応援コメント
こうあからさまに怪しい水谷は犯人じゃない可能性が高い気がするんですが、他に適当な犯人候補がいませんねえ。
これは水谷犯人で決まりですか。むしろここから新キャラ出てきてそいつが犯人てのは物語的にはあららなんですけどねー。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
犯人は水谷で決まりですが、なにやら裏がありそうな……。
とりあえず第五章第40話までは水谷です。
謎の難易度を下げているので、この時点で犯人なら確定ですね。
そこでいったん落着して、そこからさらに第48話ラストまでの怪しい人が浮かんできます。
まだ調べていないものがありますので、それを精査するところからが第41話からのお話になります。
第31話 明らかに変装した男への応援コメント
変装男だったんですね。それが五代。面白い推理ですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
登山客がほとんどなのに、あからさまにテーラーメイドのスーツを着て現れること自体が「変装」なんですよね。あえて記憶に残したいようないでたちなので。
ここが分岐点となって、事件はひとつの方向へ進み始めます。
今思えば、どこかで1日2話をやって、第32話を大晦日にぶつけられたらよかったですね。
でも致し方なし。
次回の課題に致します。
第29話 奇門遁甲の手帳への応援コメント
五代朋行氏がゆきずり殺人の可能性があるなんて、これはこれで、すごく面白い過程だと思います。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
五代朋行氏が行きずりで殺害されたかどうかは、二段オチの二段目で明らかになります。一段目のオチは第五章まで、二段目のオチは第六章で明かされます。
「わかりやすいミステリー」でありながら、意外性を出すために、わざわざ二段オチを仕組んでみました。
第26話 三人目の容疑者への応援コメント
地井さん、指示が的確ですよね。
護衛も風見さんだけでいいとか。
さて、今後どうなるのか、続きをまた読みますね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
確実に裏がとれている人は捜査対象から外せますからね。
そのうえで、犯人に仕立て上げられようとしていた由真さんは、捕まって脅される可能性がないとも限らない。最悪の場合は罪を着せられて殺される恐れもあります。
だから由真さんだけは護衛が必要との判断です。
欣一さんは犯人に仕立て上げられたわけではないので、取り立てて護衛は必要ないですからね。
本作はライトノベルミステリーで、謎自体は至極簡単にしてあります。
ゆうすけ様宛てのコメントにも書いてあるのですが、ある程度フィクションレベルを上げてエンターテインメント色を強くしています。
『怪盗コキア』とフィクションレベルを合わせてあるのです。
そうしないと同じ人物の振る舞いがかなり違ってきてしまいますからね。
まあ『怪盗コキア』の地井玲香探偵は、犯人逮捕とは異なる役回りではあるのですが。
それはのちほど明らかになります。
編集済
第26話 三人目の容疑者への応援コメント
偽装ナンバーか偽造ナンバーか。どっちでもいいとは思いますが。
陸運局のデータベースに堂々と不正アクセスするのはいいんですかね。今から刑事さんくるのに。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
まず偽装ナンバーと偽造ナンバーは使い分けしていたのですが、気になされているようなので、「偽造ナンバー」と致しました。
偽装ナンバーは元になるナンバープレートを装う、つまり「練馬500 あ 12−34」というナンバーが実在していたら、そのナンバープレートになるように番号を変えたもの。
偽造ナンバーはありもしないナンバーを作り出して、番号を変えたもの。
という使い分けです。
陸運局の車両ナンバー照会をして、どの自動車に付けられているか、存在するナンバーだけど、車両が違う場合は「偽装ナンバー」、実在しないナンバーで登録がないものを「偽造ナンバー」と使い分けています。
ここでは「ナンバーはヒットしたけど車種や登録者が異なる」ということで「偽装ナンバー」を選択していました。
次に「陸運局のデータベースに堂々と不正いアクセスする」についてですね。
地井玲香は「警視庁刑事課や上層部が認めている非合法の推理探偵」というフィクション設定です。民間人ですがいちおう刑事課預かりにはなっているのです。
世の日本国内の探偵ものすべてに喧嘩を売りますが、そもそも日本に「推理探偵」は存在しません。日本で捜査権を有するのは警察と検察、稀に国会と裁判所が有しているだけです。
それでも日本では今でも「推理探偵」は生まれ続けているので、問題はどのレベルまでの行動が許されるのか、に焦点が移ります。
本作では、警視庁刑事課の下請けとして、量子AIコンピュータで広範なデータを収集して解析し、追跡まで行なうところまでフィクションレベルを上げることにしました。
現実感は相応に薄れますが、エンターテインメント性はそのぶん高まります。
本格ミステリーを目指したら、もっと捜査の限界を明確にしていたはずです。「推理探偵」などという存在しない職業は排除し、警察と検察による地道な捜査で犯人を追い詰める。浅見光彦など存在できないのです。
陸運局へは警察の上層部を通して根回しをし、陸運局員に直接データベースへアクセスしてもらって、上層部を介して情報が返ってくる。
デジタル庁が発足し、これからはすべての手続きがデジタルで通る時代になっていきます。陸運局の者力登録データベースにアクセスしてよいキーが適切に管理されているのであれば、警察が直接ナンバー照会をかけることもできるようになるはずです。
私事ですが二十年以上前、自転車通勤をしていたとき、帰り際に警察官に止められて自転車の車両ナンバーを照会されたことがあります。制服警官が無線で本部に問い合わせて自転車の登録ナンバーを照会するのに5分ほどかかっています。
つまり当時であっても自転車程度なら5分もあれば現場の制服警官でさえも登録ナンバーは照会できたのです。
とはいえ、捜査権のある人の中に「非合法の推理探偵」を存在させているので、エンターテインメント性を高めるぶんリアリティーを削っています。
ライトノベルが強い『カクヨム』ですから、本格ミステリーよりもライトノベルミステリーとして、フィクション山盛りで探偵が無双するような作品にしようという方針で本作は構想しています。
泥臭い本格ミステリーという『カクヨム』で受け入れられるかわからないものは書けなかったのです。
では、「推理探偵」が無双する「探偵もの」をどう演出していこうか、を考えたとき、警察や検察からかなりの捜査権限を付与されている設定にしないと、無双する前に行政の警察や検察の上層部から「待った」がかかって無双できない。
だから「非合法の推理探偵」として、警察や検察からかなりの捜査権限を付与されている設定にしました。
実際に存在する「探偵」が陸運局のデータベース・サーバーにアクセスすると「不正アクセス」になりますが、デジタル化と「捜査権限を付与されている推理探偵」という設定によって、陸運局のデータベースにアクセスする権限を有している設定です。
というより、今後もさらにフィクションレベルが上がっていきますが、捜査のためにはあらゆるシステムをハッキングしてアクセスしても「捜査のため」であることが立証できるかぎりは、自由にどんなサーバーやデータベースや監視カメラ、コンピュータやスマートフォンの内部データにアクセスしても許されるだけの「権限」が付与されているのです。
現実問題「推理探偵」が単に警察や検察に「推理だけを披露する」のでは、存在する意義がないんです。それは本来警察や検察の上層部がやらなければならないことだからです。
下っ端は情報を収集して来るのが仕事です。
そのための一員として「推理探偵」が存在し、世の中のすべてのシステムから情報を引っ張り出してくるのが「非合法の推理探偵」を作るうえで必要だったわけです。
まあ「ライトノベルミステリー」と「非合法の推理探偵」というだけでこのあたりの設定をひとまとめにしているので、違和感は出てくるだろうなとは思います。
この先の展開になりますが、街中にある監視カメラや防犯カメラの映像を、量子AIコンピュータで追跡する場面が出てきます。
これなどは監視カメラや防犯カメラのハッキングが「正当な捜査」のために利用されるから警察や検察から「容認」されているわけです。
なので本作はエンターテインメントを追及した『太陽にほえろ』や『西部警察』のような荒唐無稽な「推理もの」と思っていただけたら幸いです。
第25話 地井探偵事務所への応援コメント
玲香さん、ビルの所有しているなんて、すごいお金持ちなんですね。ブランドもので身を固めてるって、そういうことでしたか。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
玲香さん、お父さんがかなりの資産家で、相続したら突然の成金に。
でも警視庁刑事であるため、副業もできない。
遺産をすべて手放して刑事であろうとするか、刑事を辞めて遺産をすべて手に入れるか。
ここでは刑事を辞めて非合法の推理探偵になることを選びました。
ですが、元々の記憶力と洞察力、そして天才ハッカーと量子型コンピュータを組み合わせて、刑事課から一目置かれる存在なんです。
第24話 祥子の証言 (第三章最終話)への応援コメント
証言がいろいろ集まってきましたね。
声がしたあと追い抜いていった男というのも不審者ですし。
男性ってことは、やはりコーチなのかな。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
あまり難しく考えなくてだいじょうぶですよ。
ライトノベルミステリーなので謎自体はひじょうに簡単なのです。
問題は心理的な駆け引きでボールを持つ人がどんどん変わっていくところにあります。
ちなみに火野コーチは、殺害された日曜に主人公の由真さんと食事をしていたのが確定している、少なくとも八ヶ岳にいた男性を殺す時間はありません。
ただし、食事をしながら都内で殺して、誰かに死体を運ばせた。という推理ならまだ入る余地があります。
ですが、こちらの線もほどなく潰えます。
そのうえで、誰が犯人かはほぼ想定どおりに進みます。
地井玲香さんと金森さん、そして量子型AIコンピュータの画像認証システムが犯人を暴きますよ。
第23話 犯人の見当への応援コメント
いろいろ根拠を地位さんが語る。
利き手のこととか、とても面白いと思います。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
利き手はいくらでも細工できますからね。
それだけで犯行の決め手にはなりづらいんです。
でもそれが突破口になることもありますので、難しいところですね。
第21話 テニスクラブへの応援コメント
今まで落ち着いた感じだった火野さんがちょっと感情を露わにしてますね!裸のお突き合い、笑っちゃいました。
それにしても地井さんかっこいいです!
作者からの返信
浅川瀬流様、コメントありがとうございます。
火野コーチは基本的に冷静な人なのですが、地井さんがズバズバと本質を突いてくるので、捌ききれなくなったんです。
だからドがつく剛速球を投げられて面食らっているうちに見逃し三振してしまった感じですね。
この事件、探偵役が推理ものとしての“本来の主人公”なので、容赦なくズバズバ本質を突いて暴いていきます。
カッコいい探偵というと、シャーロック・ホームズみたいな人を思い浮かべがちなので、女探偵としてみました。
おかげで物語に強い芯が生まれました。
彼女の推理を裏付ける天才ハッカーや量子型AIコンピュータも合わせて、現代では最強の追跡・捜査能力を持つ探偵に設定しました。
今できる最高の探偵に仕立てて、いとも容易く本質へ辿り着こうとします。
でも、本作の主人公は主婦の由真さんなんですよね。
来年の「カクヨムコン9」では地井玲香を主人公にした本格ミステリーに挑戦する予定です。
これだけキャラクターが立っていたら、使いまわしたくなるので。
『怪盗コキア』との二本立ては今回同様にする予定です。
それぞれ別の事件になりますけど。
第21話 テニスクラブへの応援コメント
なんと、コーチ。
ええええええ、でした。
地井探偵、かっこいいですね。
作者からの返信
同時期に同じ探偵がほぼ同じタイミングで登場するという、ある種のシンクロニシティを狙ってみました。
カッコいいけど妙にクセのある女探偵がいいかなあと。
どうせライトノベルミステリーですから、場面が映えれば男でも女でもかまわないんですけどね。
ただ、ズバズバ言う口の悪さを敬語で隠している、という探偵を考えたとき、敵に回したくないと思わせるのは美女のほうかなと。
第20話 探偵・地井玲香への応援コメント
地井玲香さん。優秀な探偵ですね
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
地井玲香は記憶力と洞察力にすぐれていて、元本庁捜査一課という肩書を持っています。
ですのでこちらの殺人事件などの強行犯を扱うのが本筋です。
その地井さんに、天才ハッカーと量子型AIコンピュータを組み合わせているので、情報収集能力は警察より遥かに高く設定しています。
まあ量子型AIコンピュータはまだ試作機が出来たくらいなので、ファンタジー要素のある設定なんですけどね。ただコンピュータは日進月歩の世界なので、この小説クラスの装備は警察でも当たり前の世の中になるかもしれません。
彼女は『怪盗コキア』にもまもなく登場しますが、あちらは窃盗・盗難などを担当する捜査三課なので、単に助力しているにとどまります。
第19話 夫のアリバイへの応援コメント
なんと、木根佑子さん、本物じゃないって?
彼女が犯人なんでしょうかね。でもなぜか。続きが気になります。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
木根佑子は本物かどうかが、この時点でははっきりしていないだけですね。
推理していって人間関係を洗っていくと、どうしても存在が怪しい人物にたどりつくことがあります。その人物が本当に名前どおりの人物かを裏取りして初めて確定できるわけですね。
第18話 浮気の追及への応援コメント
修羅場ですよね。警察に夫が浮気現場を奥さんの前で教えるって、これは、夫はたまらない。
開きなおるところから、いやな奴ですね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
ご主人の欣一さんはおそらく「不倫は文化だ」と似た意識があるのかもしれません(^_^;)
少なくとも不貞行為なんだから、きちんと謝罪すればいいのにねえと。
まあまさか妻の前で追い込まれるとは思わなかったんでしょうけど。
嫌なヤツが犯人なのかどうかは続きをお読みくださいませ。
ライトノベルミステリーなので、すぐわかる犯人です。
第16話 秘密の共有 (第二章最終話)への応援コメント
怪しいですねー。火野はもとから怪しいですけど、警部も怪しいですねー。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
火野コーチは怪しいですよね。お付き合いしている人がいるのに由真さんと接触し、アリバイ工作までさせてその場所で事件が起こる。なかなかにタイミングがよすぎます。
土岡警部は最初から由真さんを疑っていなかったし、他の人には話さないでということが多いです。まるで他人と接触させないようにして外堀を埋めようとしているかのようですね。
あまり複雑な謎にはしていないので、程なく犯人がわかります。
でも犯人がわかったところで、事件が終わるかは別問題なのですが。
第16話 秘密の共有 (第二章最終話)への応援コメント
警官、日野と夫との関係で心配して、黙っていたほうがいいと、これは親切なんですかね。
直接的に被害が想定されるわけでもないと、たしかに警察は動いてくれませんよね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
土岡警部は、親切心ですね。
由真さんが犯人でないことはほぼ確定しているので、怪しい人に狙われる危険性を考えています。
「外部となるべく接触しないで」というのは、たいていその人が真犯人ではないが、近くに真犯人がいる可能性を考慮しての忠告になります。
第15話 トンネル会社への応援コメント
イベント会社と広告代理店っておんなじもんじゃないんですか。
トンネル会社って普通はペーパーカンパニーですからそこに勤めている人がいればその時点でトンネル会社とは言わないような気がしますが。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
まず広告代理店とは、広告主からお金をもらって、広告依頼料の何十パーセントかをその企業へ渡して仕事をまわさせる会社です。電通とか総通とかが大手ですね。自らイベントを企画することは稀です。そんなリスクを冒さなくても、広告依頼料からのピンはねでじゅうぶん利益が出ますので。
テレビ番組で言うと、放送局は番組の広告枠を広告代理店に開放して、広告代理店がスポンサーを選んで枠を埋めます。こうして広告収入を得ながら番組が制作されるわけです。
イベント企画会社は、企業に対して「こんなイベントを開催しませんか」と提案し、採用されたら企画に設定されている料金を受け取る会社です。
テレビ番組で言うと、放送局の下にある制作チームにあたり、放送局から予算を与えられて新規の番組を立ち上げるところです。
トンネル会社は、上から来た仕事を、下請けに原価より安くまわしてその差益を得る、つまり素通りはするけど通行料をしっかりととる会社ですね。仕組み自体は広告代理店モデルなので、わかる方にはおわかりいただけるかと。
社員のいない虚業もあるのですが、意外と社員を置いた実業として存在していることも多いんです。
オリンピックの賄賂事件でも、高橋容疑者へ賄賂が贈られて、請け負った仕事を下請けにまわして利ざやを稼いだ会社がいくつも指摘されています。
このあたりは経済小説っぽくなっていて、一般の方には難しいですよね。
もう少しわかりやすい言葉にならないか、通りが良いように見直しを考えてお
きます。
第15話 トンネル会社への応援コメント
トンネル会社とは、これは面倒なことになってきましたね。そして、夫が犯人かもしれないって、思えてきました。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
自分が勤めている会社がトンネル会社だった。実際はよくあることなんです。
働いている人がそれに気づくのは稀で、下っ端はほとんど知りません。
だから、自分の勤めている会社がトンネル会社だったら、どういう反応をすることになるのか。
ここで欣一さん犯人説が浮かんでくるわけで。
本作は、事実が判明すると容疑者のアリバイが成立しているかが都度見直されていきます。今までシロだった人も、いつクロになるかわからない。
そういう心理的な駆け引きが肝になっています。
第11話 テニスクラブのアリバイへの応援コメント
相手も人妻だったんですか!?Σ( ゚Д゚)
これは驚きです!Σ( ゚Д゚)
作者からの返信
実は火野コーチからの興信所資料の中に木根佑子の夫である「木根誠」の話題にも触れていたのですよ。「EDになった」という情報付きで ヽ(=´▽`=)ノ
五代朋行氏が誰に殺害されたのか。さまざまな名前が浮かんできますね。
第11話 テニスクラブのアリバイへの応援コメント
奥さん、なんだか藪蛇みたいに、追い詰められていますね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
謎はすぐに解けるのですが、こういった駆け引きをメインにして書きたかったんですよ。
なので三人称一元視点から一人称視点へとあえて動かしました。
でも来年は今作のようなエンタメ要素の強いミステリーの他に、本格ミステリーも書こうかと考えています。
とくに探偵・地井玲香と怪盗・義統忍は今回の作品では儲けものだったので、彼らを中心にしたものを描いてみたいですね。
本格ミステリーは書こうと思ったことはあるのですが、どうしても三人称一元視点が必要になるのと、そもそも『カクヨム』で本格ミステリーやって誰が読むの? というのがあったので、「カクヨムコン8」ではエンタメに振りました。
ただ、どうやら「本格ミステリー」を求めている方が相当数いるようですので、来年は「本格ミステリー」と「エンタメミステリー」をそれぞれ二作、計四作で「カクヨムコン9」に挑む予定です。
今からハードルを上げていますね(笑)
第8話 訪問 (第一章最終話)への応援コメント
腹の探り合い(; ・`д・´) なんかこの刑事も怪しい様な……
作者からの返信
猫鰯様、コメントありがとうございます。
まさに「ない腹を探られ」ていますね。
まあアリバイ工作をしているから、探られるのですけど。
でもまだ警察は気づいていません。
第二章で、警察との探り合いが激化します。
第8話 訪問 (第一章最終話)への応援コメント
テニスを嗜む。
んんんんー、これすごい引っかかるんですが、間違いとも言い切れないんですよねー。
酒を嗜む、和歌を嗜む、俳句を嗜むは正しいと思うのですが、スキーを嗜む、テニスを嗜むはちょっと変な気が。空手を嗜む、合気道を嗜むは言いそうですね。
横文字のスポーツと相性が悪いのかな?
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
テレビだとよく聞くフレーズでしたが、違和感を持つ方がいるなら変えましょう。
>テニスを嗜む
⇒テニスに親しむ
に改めました。
「茶を嗜む」を考えても「○○道」の類いは「たしなむ」でも問題ないような気がしますね。
ご指摘ありがとうございました。
第8話 訪問 (第一章最終話)への応援コメント
まだまだいろいろと謎がふくらむばかりですね。かなり複雑な立場に追いやられてしまっているようですけれど……(><)
作者からの返信
綾束 乙様、コメントありがとうございます。
アリバイ工作さえしなければ、すぐに容疑者から外れていたはずなんですよね。ああ、なんて字数稼ぎな設定なんでしょう(笑)
第8話 訪問 (第一章最終話)への応援コメント
警察がきて、なんかややこしいことになってしまっていますね。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
この物語、単純に謎を解くとものすごく短いんですよ。
なので文字数稼ぎになりそうな状況を盛りだくさんにしてあります。
なぜアリバイ工作なんてするのか。
そう問われたら「文字数を稼ぐためです」と答えます(苦笑)
第1話 尾行への応援コメント
本格派ミステリーですね!続き気になります!
あと内容に関係あまりないのですが、たぶんラブホってレシートなんて出ないんじゃないですかね……自分はもらったことないですね……ラブホでレシート。
作者からの返信
笹 慎様、コメントありがとうございます。
本格派に見せかけてライトノベルの推理ものになります。
実は本格的なのは最初だけなんです(笑)
話が進むほどにどんどん娯楽色が強くなっていきます。
実は最初は本当に本格派をやってみようと思ったのですが、『カクヨム』で本格ミステリーをやってもウケるかどうかがわからなかったんです。
なんちゃってを書いてみましたが、そちらはやや好評だったので今回はその路線にしました。
今回の結果を受けて、次回は本格ミステリーに挑戦するか決めます。
ラブホテルのレシートについてですが、おそらく申請すれば出てくるんじゃないかなと。
たとえば経費で落とすとか(笑) こちらは冗談です。
実は、外国人旅行客がビジネスホテルの代わりに使うほど、日本のラブホテルは世界的に有名なんですよ。
とにかく外見や内装の造りが豪華で機能も満載。自販機もあるし、鏡張りで回転ベッドなんていうアトラクションもある。しかも素泊まりならビジネスホテルよりも安上がり。
そこを面白がる外国人が多いとニュース番組で観ました。
だから外国人向けに記念でレシートを出すラブホテルもあるかなと。
第4話 アリバイ工作への応援コメント
アリバイ工作で登山。それも同じ歩みでって。
コーチ、ウキウキしてる場合かい。
作者からの返信
雨 杜和様、コメントありがとうございます。
コーチのこの悪ノリが後々響いてきます。
ちょっと悪ノリが過ぎたかな。
反省するような状況が待っている……はず!
第3話 食事への応援コメント
>夫が女性の方と浮気をしているようでして……
このセリフの「女性の方」は蛇足ですよね。夫が浮気してるようで、で十分かと。もしくは夫が誰かと浮気してるようで、ですかね。
前回も気になったんですが、ラブホのレシートで浮気がバレるのは脇甘すぎますよねー。だいたいどこのラブホもたいがい自動精算なんだからレシートなんて取らずに出てくるもんですよ。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
ご指摘どおり、「女性の方」は蛇足だったかもしれません。LGBTQ対策であえて書いていたんですけど、一般の方であれば男性の相手は女性ですものね。ここは「どうやら夫が浮気を」の形に改めました。
ラブホテルのレシートに関しては、「どこか抜けている主人」を演出したくて、わざとレシートを持ち帰った設定にしていました。普通足がつくようなものは持ってこないものを、持ち帰ってくる抜けたところがある人。だからバレバレのゴルフへ行くと称してゴルフウェアとゴルフバッグ姿で出かけていく。
まあバレバレなのに続けているくらいの「抜けた」ところを描きたかったのです。
第1話 尾行への応援コメント
うーん、ミシュラン三ツ星のレストランが午前中から営業してるのはどうにも想像がつきません。群馬にゴルフに行くなら出発は午前4時とかですからねえ。
レストランの駐車場でゴルフウェアの上からスーツ、というのもちょっと無理があるような。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
ラーメン屋が星をもらえる現状があるので、ない話ではないと思います。
まあ三ツ星はさすがに格が高すぎるかもしれないので、一つ星にダウングレードして話を進めたいと思います。
群馬へゴルフに行く「口実」で密会しているので、家を出る時間はあまり気にしていないようにしています。このあたりも密会の証拠になりうるのです。
ちなみにゴルフウェア自体は意外とドレスコードとしては優れていて、パンツと同色のジャケットを羽織れば、ある程度の格式のお店でもそれなりに通用します。
この「ある程度の格式」を納得行くレベルにするには、やはり星のダウングレードですね。
これからも気になった点がございましたら容赦なくご指摘くださいませ。
物語の根幹に関わることはなかなか変更が効かないので、ご期待に添えないかもしれませんが。
今のところ、物語の根幹を揺るがすほどではないので、対応可能です。
罪の代償への応援コメント
なんだ、一人称なんですか。
出だしで三人称かとおもいました。
一人称だと冒頭の刺殺体が発見された、は違和感ありますね。
作者からの返信
ゆうすけ様、コメントありがとうございます。
プロローグを三人称視点にあえてしました。
冒頭から「死体を転がせ」をやるには、一人称視点だと話が前後しやすいのでそれを避けるのが一義。
主人公は「容疑者のひとり」としたので、その人物が「死体を転がせ」に関わる描写が書けなかったのがもう一義です。
三人称(一元)視点で統一する方法も考えたのですが、長編で三人称を採用すると、物語が短くなる可能性が高かったのです。
話があれよあれよと進みますから。
三人称視点の「探偵もの」だと中編が精いっぱいだと思います。
続けて、なにか引っかかるところがあったら遠慮せずにおっしゃってくださいませ。
いつも添削をありがとうございます。
青空の向こうにへの応援コメント
完結お疲れ様でした^ ^
財前さんはこの機に火野氏のことは見限って、水谷氏と改めてやり直したらいいんじゃないかな、と思います(笑)
由真さんも夫婦仲が戻りましたし、地井さんとの出会いもありましたし、悪いことばかりではなかったのかも。
怪盗さんに比べて題材がちょいオトナ向けでしたけど、面白かったです。ありがとうございました!
作者からの返信
眞城白歌(羽鳥)様、コメントありがとうございます。
財前さんは初犯で実行役ではなく誰を殺すようにとの仲介役だったので、殺人の共同正犯とはいかないでしょう。殺人教唆でも懲役に服するのは二、三年ほどかなと。
由真さんはいちばんおいしいところを全部もっていったかなと(笑)
信頼できる上司と仲間、仲直りした夫と関係が綺麗サッパリ片付いてしまいました。これも地井玲香の配慮ですね。
『怪盗コキア』は中学生くらいに読んでも楽しめる題材にしていたので、こちらはある程度の大人向けに仕上げました。
読了くださり誠にありがとうございました。
眞城白歌(羽鳥)様の作品が躍進なさることをお祈りしております。