第6話 異世界2日目!

チュンチュン、雀の声で目が覚めた! 素晴らしい朝だ。


でもそんなことは無く。


「ご飯、ご飯、ご飯、朝飯、朝飯、朝飯」

ミーヤの呪文で、お目覚めデス。


「マーサーさん、朝なの、ご飯なの」

・・・おはよう下に行きますよ。


下に降りたら釜戸の前に、残り2人もいて3人とも揃った。


「本日の朝食は何ですか?」

「コンソメスープとパンです」


鍋に水を入れて沸かして下さい。


温まりましたらコレと、コレとコレを入れます。

これはコンソメスープの元と、人参とマッシュルームの缶詰の中身です。


「スープを入れる皿かお椀は?」

「「「無いです」」」

どうするか?


コーヒーカップを異世界から買って、アイテムBOXに入れて出す。

パンは昨日と同じロールパン。

「出来ました、どうぞ」

みんなの前に、コーヒーカップに入ったスープを渡す。

「「「いただきます」」」


「美味し」

「何このスープ」

「柔らかい美味し」


「スープは沢山あるので、お代わり出来ますよ」

「「「「お代わり」」」」

なんだろう1人多い? よく見ると女将さん!


「私にもそのスープを下さいね、ホホホ」


「「「「ごちそうさま」」」」

食事が終わったので、部屋に入って玄関集合です。


「では村の入り口まで行って「あの俺はここで別れます」

「「「え〜」」」


「みなさんにはお世話になりましたが、元々1人旅です。

村の入り口まで行ったら、保証人の手続きを解除して、また新たな保証人を探して何日か村にいます」


「え〜何で」

腹ペコミーヤが言う。


「仕方ないわ」

リーダーのアンネ言う。


「そんなこと言わず一緒に」

狂犬メーヤが言う。


「話は聞いたわよ!」

突如背後の玄関から、女将さん登場!


「はいぃ」

俺はおどろいた、他のみんなも!


「何ですか?」

アンネは女将さんに問い掛ける。


「アンネちゃんは安心してね、村人が保証人なら10日は村に入れるわよ」女将さんは言う。


「良いんですか?」

俺が逆質問すると。


「何言っているのよ、お金無いでしょ」

メーヤが、おれに言って来る。


「ご飯が逃げる」

ミーヤが言う、俺はエサじゃないぞ!


「貴方は本当に、お金どうするの」

再度のアンネの問いかけ!


「女将さんここで、物売りの商売は出来ますかね?」

一応は女将さんに聞いてみる。


「大丈夫よ私が保証人になるからね、それにあのスープの味と昨夜のニオイ美味しそう」

アンタかい後の方で、覗いていたのは!


「まあまあとりあえずは、村の入り口に行きましょう」

女将さんの言葉で、みんなで村の入り口へ行く。


昨日の門番の方がいた。

「みなさんお出かけで、女将さんは見送りですか?」

門番が言うと。


「いえ少しお話しがあります、よろしいですか?」

女将さんは兵士と話す、先程の事を女将が兵士に話した。


「でわ10日間延長いたします」

門番が言うと。


「良かった」

と女将さんが答える。そしてアンネにお金を渡す。


「それではマーサーさんさようなら、ご飯ごちそうさまでした」

アンネはお礼を言ってくる。


「またね、今度は剣を抜かない様にするからね」

メーヤもお別れの挨拶をしてくれる」


「ご飯、ご飯の為に、一緒行こうよ辺境侯爵領はこの先だよ」

ミーヤはご飯の為に、別れたくない様だ。


「みなさんお世話になりました」

俺は最後の挨拶をした。


「「またね」」

「ご飯」

手を振って3人とは、ここでお別れです!

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