詩集 尊いものたち

第2話 子らよ

人間においてかけがえのないもの

未来、希望

これが人生において与えてくれる力は

どれ程のものか計り知れない

特に 我が血をわけたる子どもの存在

血とは何も遺伝情報だけではない

思想信条 我が使命 人類の希望

これを 分けたる我が子らの

存在がどれ程 我らの 人間の

力になるか 計り知れない

愛しい子 幼きときは

じっと目を見つめて 抱きしめて

温もりを感じさせるのが良い

何も頭が人一倍良くならなくていい

運動が人一倍出来なくていい

体が強くなくてもいい

苦労を分かってあげられる

苦しみを分かってあげられる

温かい心が育てばいい

強くてしなやかな心が育てばいい

人生に対しては

おおらかな心が育てばいい

倒れた時に

また起き上がれる心があればいい

辛い時は誰かに頼れる勇気があればいい

悲しい時は泣いてもいい

涙は人を強くするから

それでいて 決して 人生に

絶望せず 希望をもてる

強い心を育ててあげたい

我が子らの可能性の芽を見逃したくない

可能性の芽を育てたい

水をやること 太陽に当てること

抱きしめてあげること

傍にはいつもはいられないかもしれない

それでもそばにいる時には

温もりを与えてあげたい

愛しいわが子らよ

これから先 我らを離れて

どんな苦難が待ち受けるのか

その時にあなた達に

信じられるものを遺せるだろうか

私は 我らはそれを

必ずやってみせる

南無妙法蓮華経のご本尊と

創価学会の組織

いかなる時も離れてはいけない

そこにこそ

人間の革命 人生の革命があるからだ

そして我が子らよ

また伝えておくれ

次代に また次代に

温もりを伝えておくれ