平等
平等って何だろう
平等であれって なんで正しいことなんだろう
他人より優れていても 劣っていても
他人と肩を並べる事を強制される
人はみな平等だ 偽善者は世の理をそう騙る
話を聞く人を 自由を奪われた可哀想な人と 憐れみながら
平等 平等 平等 って五月蠅い程に
確かにチャンスの卵は 平等に回ってくる
それをどうやってふ化させるかは その人次第
もし平等を 世界の教訓とするなら
巨万の富を 多大な才能を 普通の生活さえ 許してはくれないだろう
平等を夢見る人間は 自分の生活が悪くなることを信じない
もし平等を実現しようとするには 世界中の人を監視する必要があるだろう
そんなの無理だ ただでさえ世界から犯罪が消えないのに
でも対等にはなれるんじゃないか って思うんだ
平等なんて不可能だ 対等なんて心持ちだ
全部全部 追うことが出来るからとわかってるから
無理だと
吐き溜めの詠 樒倉 朱鷺 @toki-shikimikura
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。吐き溜めの詠の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます