吐き溜めの詠

樒倉 朱鷺

一目惚れ

一目惚れだった

万人受けしないで

誰にも染まらない

それでいて、好きな物が一緒

運命だと思った

容姿も自分には申し分ないように見えた

デートは顔をマスクで隠してたけど

それでも隠せないぐらいの初々しさがあった

周りは恋していく中で

自分だけが遅れるのが嫌だった

ゆっくり好きになればいいと思った

そんなのに一目惚れした

恋してる自分に

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