第6話 ジャンの妹「りお」とは?

「ねぇ、ジャン、おしえて!

りおちゃんになぜ、私は会わせてはくれないの?」


聡子からの問い詰めに少し話す事に。


「俺の妹、本名「アレン」は使命の為に父が生み出した。何の使命かは、今は伏せるが。


アレンは生まれてから様々な方々に預けられ育てて貰うが、中々成長出来ないできたんだ。

だから、教育熱心な日本に託したいと。中でも「教育の神」とも言われる程の「武内宿禰」様に育てられた住吉三神様にとな。

父の希望だ。」


聡子には表向けの理由を説明したにすぎなかった。


父の目的はそんな事ではなかったのだ。




そんな頃、ゆうとセリは俺の父に呼ばれていた。


ゆう「ご無沙汰しております。

大神様。。」


ゆうの言う「大神」とは俺の父を指す。だが、本名ではく、姿すらも仮の姿に見せ創造神達の側にいるのだ。


父は優しくゆうとセリを迎え入れると、使命を言い渡した。


「これから、私の娘である「アレン」仮の名を「りお」とする。

この娘についての様々な作り。基質、性質、目的、精神全てに対し、又、今後の計画等についても、そなた達二人には学んでもらう。


そして、それらを元に神々が娘を育てられるよう、サポート役に徹してもらいたいのだ。」


ゆうとセリは顔を見合わせる。


ゆう「神々のサポートなど。。。

そのような大事な役を私達のような未熟者ができましょうか。正直、役不足ではないかと。

それならば、もっと敵人な方々が居られるはずです。」


セリも同感だった。

自分達には荷が重いと。。。


しかし、そんな二人をよそに、父はその役目を言い渡したのだった。。


父達の本当の目的はそんな処にあるはずもなく、全ては計画なされた中にあったのだ。

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