第5話 女の子を狙えッ!!

「お巡りさんここです!!」


 って叫んでいる人いませんよね。通報しちゃだめですからね。別に、私が書いていることは犯罪でも何でもありませんから。えっ? 変態? いやいや、待ってください。話を聞いてください。別に性癖を書き連ねるのは小説の中だけにしていますから。エッセイの方は至って普通に真面目に書いていますから。


 と、話が逸れましたが、私が言いたかったことは怪しい性癖の話ではなく、ハートとか星とかブクマとかのお話です。


 私、書いていて気づいちゃったのですよ。


 女性向けの方がそれらを取りやすいって。男性向けの小説より女性向けの小説の方が間違いなく点数が入りやすい事実に。


 何故か? それは、コミュニケーション能力に関連していると考えています。つまり、平均的に男性より女性の方がコミュニケーション能力が高いのではと言うことです。その結果、何が起こるか。と言うと、女性読者の方がそれらをつけてくれる人が多いってことです。


「えっ? 何を言ってるん? そんなこと関係ないだろ。俺、男だけどバンバンコミュニケーション取ってるよ」そんなことを話される方もいらっしゃると思います。そして、それは事実でもあるだろうと思います。


 なので、平均とか多い。とかの話をしているわけです。同じように小説を書いた場合、点数を多く取れるのは女性向けです。少なくとも私の場合は。(と予防線を張っておきます)


 お前は書きたいのがないのか! とか、点数のためだけに書いているのか! とかお叱りを受けそうな気もしますが、ここはリワードをゲットするために右往左往するエッセイ。点数。というか、PVをゲットするためには何でもしましょう(何でもするとは言っていない)。悪魔と契約して死刑囚を集めて生贄にでも捧げましょう。


 そんなわけで、狙いはジュピトリス。書くのは婚約破棄と悪役令嬢ものでしょう。間違いありません。これで、500リワードをゲットしてしまいましょう。


 そんなこんなで私が投稿した女性向けの作品のPVは14と24。ハートも星もブクマも無し。


 おかしい。そんなはずでは……。もしかして、女の子向けとしてちゃんと書けていなかったのでしょうか。女の子の気持ちがわかりません。想定読者の本音を直接聞き出して作品に反映させる必要があります。私は近くの小学校に行きます。そして、話をします。


「ねぇねぇ、そこの女の子。ちょっと私の小説を……。ぇええぇ? ち、違います。あ、怪しい人なんかじゃありません。私は単なるウェブ小説書きです。リワードのために……じゅ、巡回中のお、お巡りさん。違いますって。私、犯罪者じゃありませんって!!」

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