最終話 煌めく未来の果てに。
『––––次のニュースです。昨夜未明、連続通り魔殺人事件の犯人が逮捕されたと警視庁の発表で明らかになりました。犯人は霧崎学、三十六才で自称無職の男性。霧崎容疑者は容疑を認め、現在東京警察署で取り調べを––––』
二◯二二年、五月三十日。
午後、三時五十分。
天気は快晴。
東京都小平市、府中街道沿いにある大手ハンバーガー店の二階。
「あ、おい奈切! それオレのナゲットじゃねぇか! お前は自分で買ったポテトを口に中にナゲットしとけ!」
「投げとけみたいに言うな! 上手くないわ! つーかアンタだってさっき私のポテト食べたでしょ! これでチャラよバーカ!」
「価値が釣り合ってねーんだよ! 辞書で等価交換って調べて赤線引いとけテストに出るから!」
「やかましいわ!」
「……まぁまぁ二人とも。落ち着いて」
「「うっせぇんだよこの白髪優等生! てめぇは黙ってコーヒー飲んでろ!」」
「ひどくない?」
ギャーギャーと騒がしいテーブル席に、色々と視線が集まっていた。
黒髪に平凡的な顔立ち、黒の学ランをラフに着こなす少年、陸堂裕太。黒い髪を肩上まで伸ばし、勝ち気だけど整った顔立ち、黒いセーラー服を着ている華奢な少女、奈切雫。白髪に知的で優面、お手本通りに学ランを着る少年、七瀬司。
見た目だけならどこにでもいそうな高校生の三人は、とある「任務」に出向く前に昼食を済ませようということでここにいた。
裕太はナゲットをソースに付けてから食べて、
「で? 場所は分かってんのかよ七瀬」
司はコーヒーを一口飲んでから、
「問題ないよ。大丈夫」
「……そっか。ならよかった」
雫は残りのポテトを口に放り込んで、
「まぁ位置情報の特定くらいしてもらわないと、あの一件でロクに役立たなかった司は〈エデン〉引退だけどね」
「ぷくく、言えてるぜ」
「なんかさっきから二人して酷いよ……」
真面目にやることをやったのに性格がひん曲がってる二人にあれこれ言われて肩を落とす司がいたたまれない。
あの一件。
その二文字を耳にした裕太は遠い目をしながら思い出していた。
––––––––––––
「口裂け女」から始まり「蛇」で終わった騒動から、もう一週間余りが経っていた。
渚沙の魂を乗っ取った「蛇」を倒した後、裕太は三日間寝たきりになった。その際、〈エデン〉所属の治癒系の能力を有する原罪者が来てくれたおかげで特に後遺症を残すこともなかった。
原罪に覚醒したばかりに、蓄積されたダメージは計り知れず、雫の方も右腕の欠損や大量失血。一般的な医療機関では絶対に助からない重症患者の二人は、瀕死の状態から奇跡の復活を果たす。それは間違いなく原罪という特質な力のおかげだろう。
傷の完治、雫の場合は右腕の再生。とにかく元気になった二人は、まず最初に渚沙の元へと向かった。
陸堂家、二階。
扉を開けた瞬間、そこに広がっていたのは生着替えをリアルタイムで行っていた妹の姿。当然、「きゃぁあああ! お兄ちゃんのバカァああ!」「元気になってよかったナギぐほぉ⁉︎」という大変平和なコミュニケーションが取られて雫は苦笑したものだ。
それから更に二日間、裕太と渚沙、それから雫は陸堂家でどこにでもある平和的な日常を過ごした。
朝起きて、ご飯を食べて、掃除をして、出掛けて、買い物して、夜ご飯をみんなで作って、ゲームをして、バカなことを沢山して、笑い合った。
笑顔だけが、そこにはあったのだ。
––––そして六日目の夜。
「やぁ裕太くん。具合はどうだい?」
そう言って、家に来た紫髪のメガネ男の顔面を思いっきり殴り飛ばした裕太はどこかスッキリした様子で一息ついた。
「あぁー! スッキリした!」
九条院直義。
今回の事件、その全貌を理解した上で裕太たちを利用した性格破綻者の男。絶対に一発はぶん殴ってやろうと決めていたのだ。しかし直義もバカじゃない。彼も彼で責任を感じていたからこそわざわざ会いにきて裕太に殴られたのだろう。まぁ、そう考えると非常に気に食わないが。
ともあれ顔を腫らした直義を面白おかしく見ていたアリスと雫、それから白髪優等生の司もいたから話し合いは家の中ですることになる。
夜中の十二時を回っていた。渚沙はもう寝ている。
「……おそらく「蛇」の目的も咲崎美玲と変わらない。イブの原罪を利用して成し遂げられる何かだったんだろうね」
「蛇」。
それは全ての始まりである大いなる悪。イブを唆して『禁断の果実』を食べさせて全人類に原罪を与えた原点の悪、罪。直義の話によれば、「蛇」はその後『神』に地の底へ堕とされたことでこの世界に干渉出来ないはずだったらしい。
しかし「蛇」は何らかの手段でこの表層世界に復活し、『イブの転生者』である渚沙を見つけ出して利用することを考えたのだ。
結果、それは裕太と雫の手によって阻まれたが、今後ヤツが何もしてこないとは限らない。
だから。
「記憶を。全部の記憶を消してくれ」
覚悟を決めた様子で裕太はそう言った。
リビングルーム。一つのテーブルを五人で囲う中の、強い意志を感じさせる一言。
当然、誰もが予想していなかったことで驚愕の空気が流れて沈黙が落ちる。
時計の秒針が時間を刻む音が静かになり続けてからどれくらい経ったろう。
雫がゆっくりと口を開いた。
「……なにを。何を言ってんのよ裕太。アンタ、寝てる間に頭おかしくなったんじゃないの。そんなことして、誰が得するのよ」
裕太は対面に座っている雫を見返して、
「損得の問題じゃない。これが今、オレが取れる最善の策なんだ」
「記憶の消去が最善の策⁉︎ 寝言は寝て言いなさいよ! そんなことしたら誰が一番悲しむのか分かってんでしょ!」
バン! とテーブルを強く叩いて立ち上がった雫の怒鳴り声がリビングに響く。あまりの勢いと気迫に、上の階で寝ている渚沙が起きてしまうかもしれないと懸念したが、その様子は感じられなかった。
裕太を睨みつける雫を、隣に座る直義がなだめる。
「落ち着くんだ、シズク。彼には彼なりの考えがあって話をしているんだろう。こちら側の意見を言うのは、最後まで聞いてからでも遅くはないはずだ」
「アンタは黙ってなさい直義! アンタにとやかく言われる筋合いはないでしょ!」
「––––黙るんだ、シズク」
「……っ」
そう、自分を怒鳴りつけた雫に、紫髪のメガネ男はいつものようなヘラヘラした態度ではなく、確かに威厳と強さが宿った瞳と表情で沈黙を促した。
雫は直義の圧に押し負けて口を閉じ、それから椅子に座り直した。
裕太は一度息を吐いて、
「わかってんだ、誰が一番悲しむのかくらい。それは渚沙だ。アイツが誰よりも悲しむに決まってる。でも、このままアイツを日常に戻しても、騒動前と同じ日常には帰れない。必ず『イブ』と『原罪』、自分が犯した『罪』に囚われ続ける。そんなのは、オレが望んだ幸せな世界じゃない。そんな風に、何かに怯えながら過ごしてほしくないんだ」
例えばの話しとして。
これから先、何事もなく享受を全う出来たとする。普通に学生時代を終えて、普通に就職して、普通に世帯を持って、普通に子供を産んで、普通に生きて、普通に幸せを噛み締めて日々を過ごして人生を終えたとする。
それは表面だけ見ればどこにでもある幸せな日常という箱の中にある楽園だろう。でも、実際はそうじゃない。その楽園を生きる人に、背負うべき罪があることを自覚させながら息をさせて、果たしてその人は何の憂いもなく笑っていられるのか? どんな場面、どんな状況でも、心のどこかで『私は大罪を犯した』と思わせて、小さなささくれを意識させることは、本当に幸せな世界に繋がることなのか? まして、それが自分の妹なら尚更だろう。
だから裕太は決断したのだ。
この世界には原罪と呼ばれる異能がある。
で、あるならば。記憶の操作を可能とする能力だってあるはずだ。もしもあるのなら、『渚沙の記憶から完全に今回の事件に関わった全ての事象を忘れさせる』ことくらい出来るはずだ、と。
でもそれは、それをしてしまえば……。
「わかっているのかい、裕太くん。それをしてしまえば、渚沙ちゃんの中から『キミの存在自体』も消えることになる。それが『事件に関わった全ての事象』ということだよ。例外は許されない」
渚沙の中から裕太の存在が消える。
妹の中から兄の記憶が消失する。
元々いなかったことになる。
家族だった思い出や、楽しかったこと、辛くて悲しかったこと。とにかく全てが渚沙の中から泡沫の夢のように消えてしまう。
その事実は、確かに哀しい。嫌だ。
裕太は覚えているけど、渚沙が裕太のことを覚えていなければ虚しいだけだ。
……だけど。
「それでアイツが笑って過ごせるなら、オレはそれだけで幸せだ。悔いはない」
そう言って、裕太は笑った。
その笑顔を見て、雫と司は寂しそうに目を伏せて、アリスは黙り込み、直義だけが真っ直ぐ裕太を見返していた。
〈エデン〉のトップは、まるで戦場の友に贈るような眼差しで裕太を見る。
「敬意を。家族のために己を犠牲にする尊い精神に、九条院家、並びに〈エデン〉のトップとしての敬意をキミに」
それが一体どれほどのモノなのか、裕太には分からない。けれど直義からの多大なる想いと同情は、確かに伝わった。
そして、裕太は黒髪ショートヘアの少女に視線を振って、苦笑した。
「何でお前が泣いてんだよ、奈切」
雫は鼻を鳴らし、頬を伝う涙を拭ったりせずに、
「うるさい。バカよ、アンタは。本当に大馬鹿よ。私は……アンタと渚沙ちゃんが二人で笑ってる光景が好きだった。それを自分から手放すアンタが馬鹿だから、アンタの代わりに泣いてるんじゃない。だけどそれ以上に……それを叶えてあげられなかった自分の弱さが、どこまでも悔しい。それだけよ」
「……お前、本当にいい奴だな」
「うるさいしね。今すぐ死ね」
「棘しかねぇな!」
などと、言葉を交わしてから、裕太はもう一度息を吐く。
そうして。
彼は。
「じゃあ、よろしく頼む」
そう言って、妹の中から自分を消して欲しいという願いを、叶えてしまえる世界の裏側に潜む組織に、楽園の名を冠する〈エデン〉に託したのだった。
–––––––––––––––
最近、よく夢をみる。
自分の家で朝目覚めてから始まる、一日の流れのような夢。
ベットで起きて、制服に着替えて、朝支度を済ませてから『二人分』の朝食を作る。それから階段を上がって、『誰か』を起こしにいく。その『誰か』が起きてから一緒に朝ごはんを食べて、学校に行って、帰ってきたら夜ご飯を作って、また一緒に食べて、テレビなんかを見ながら笑い合って、そうして「おやすみ」と言ってからベットに入る。
その、一連の流れを夢でみる。
いったい誰なんだろうと首を傾げるけど、結局何も分からないまま目が醒めて、夢から逃げるように現実に回帰する。
そして。
起きるといつも––––泣いている。
哀しい気持ちで胸が張り裂けそうになって、喪失感に包まれる。
どうして。
なんでこんな気持ちになるの。
お父さんとお母さん、『唯一』の家族は事故で昔死んじゃったけど、もう乗り越えた。
哀しいけど、乗り越えたから大丈夫なはずなのに。
「……どうして。こんなに痛いのッ」
朝起きると、いつも泣いている。
胸が痛くて痛くて、苦しいんだ。
何か、とても大切なモノを忘れている気がする。それが何なのかは分からないけれど、自分の中で絶対に失ってはいけない何か。
お弁当を二人分作ったり、朝ごはんを二人分作ったり、夜ご飯を二人分作ったり、洗濯物が『いつもより』少ないと感じてしまったり、家が広いと思ってしまったり。
とにかく『一人でいることがこんなに寂しい』なんて感じたことがなかった。
考えて考えて、それでも正解には辿りつかないから、私はいつも通り学校へ行く。
玄関には、入学式の時に校門前で撮った写真が一枚立て掛けられていて、まるで誰かが映っていたかのように、私の隣にすっぽりと空白がある。
その空白に、誰かいたの?
ねぇ、教えて。
––––私にこんな想いをさせる罪深い『誰か』。
どうして私を、ひとりにしたんですか?
–––––––––––
午後、四時二十分。
東大和市駅のロータリー付近。
そこで一人、陸堂裕太は立っていた。
まるで誰かと待ち合わせをしているかのようだが、違う。
いいや。
待ち合わせだけど、これは一方的に裕太が待っているだけだ。
本当に願いが叶っているのか。その確認のために。
だからわざわざ、〈エデン〉を利用して今日の予定を知った。ストーカーじみたことをしているのは否めないが大目に見てほしいと裕太は苦笑する。
そろそろだ、と。裕太は駅の改札方面に顔を向けた。すると同時に、五人くらいの女子中学生がこちらに歩いてくる。
その中に、いた。
––––あぁ。元気そうだ。笑っている。楽しそうだ。よかった。本当によかった。
言いたいこと、話したいことが沢山ある。
でも、それは出来ないから。
怒っているかな。
泣いていないかな。
そうだといいな。
泣きそうになるのを裕太は何とか堪えて、彼女を目に焼き付ける。もう、当分顔は直接見れない。裕太はもう裏の世界から彼女を守ると決めたから。
だから、これがしばしのお別れ。
「渚沙ちゃん! 今日は何歌う? わたし、渚沙ちゃんの声好きなんだよねー!」
「やだ恥ずかしいよ。 うーん、そうだなぁ。その時の気分かな」
「じゃあ早く行こう! ドリンクバーつけてみんなでカラオケパーティだね!」
「「「イェーイ!」」」
足を止めることすらなく。
彼女は友達と楽しそうに笑いながら裕太の隣を歩き去って行った。
これでいい。
これが求めていた正解だ。
だから。
「……あの、大丈夫ですか?」
「……っ」
いきなり後ろから声をかけられて、ハンカチを渡されたら決心が鈍ってしまうじゃないか、ナギ。
裕太はハンカチを受け取らず、すぐに袖で涙を拭った。
「あ、あぁ。大丈夫だよごめん、ありがとう」
「? それならよかったですけど。辛そうに泣いていたから、つい」
「優しいんだな。でも本当に大丈夫だよ。ほら、友達が呼んでるぞ、もう行け」
「は、はい……。それじゃあ、さよなら」
友達のところへ渚沙が戻っていく。
それを見届ける。
合流したところで、裕太は彼女に背を向けた。
すると。
「あの!」
背中に声が当たった。
振り返らない。
もう、振り返っちゃダメだ。
足も止めない。
「こんなこと、訊くのは変かもしれないんですけど。私、あなたとどこかで会ったことありませんか!」
声だけが裕太の背中に当たる。
顔を見なくてもわかる。
彼女は今、すごく泣きそうだ。
涙を堪えている。
「最近、私変なんです! ずっと誰かといたような気がして仕方ないんです! ぽっかりと心に穴が空いてるようで、あの、上手く言えないんですけど……私、ずっと悲しいんですっ!」
あぁ、あぁ、わかるよ。
オレも同じだから。
だって、兄貴だから。
だけど、振り返らない。
振り返ったら最後、もっと悲しい思いをさせてしまうから。
「……すみません。急に変なこと言って。今のは、忘れてください。さようなら」
「自分じゃどうしようもできないくらい辛くて悲しいことがあったら!」
「……⁉︎」
と、気づけば裕太は叫んでいた。
振り返らずに、叫んでいた。
拳を強く強く、握りしめながら。
「お前は一人じゃないことを思い出せ! お前には絶対に裏切らない味方が一人いることを思い出せ! 助けて欲しいと願ったら、叫んだら! 必ず駆けつけて助けてくれる大馬鹿野郎がいるから! だから、お前は何も怖がることなく、悲しむことなく自信を持って生きろ! お前なら大丈夫だ––––ナギ!」
「……え。どうして名前を……」
その時、いたずらな風が強く吹いた。
少女は目を瞑って、それから開く。
だけどもうそこにはその人の影はなく、葉っぱが空を舞い踊っていた。
「……お兄ちゃん」
知らず、彼女はそう呟いていた。
「ったく。カッコつけておいて情けないわね」
「うるせー」
「……もういいのね」
「あぁ、悪い。ありがとう」
「じゃあ、戻ろうか。僕たちの世界に」
「ええ」
「ああ」
とある街のどこかで。
三人の少年少女が雑踏に紛れて消えていった。
–––––––––––
二◯二三年。
四月十日。
午後、九時十五分。
暗い路地で、一人の女の子が『怖い存在』に追いつかれて泣いていた。
助けて、と叫んだ。
『怖い存在』は吠えながらその女の子を喰らおうとして、女の子は命を諦める。
すると、その瞬間に赤色の炎が瞬いて、気づいたら『怖い存在』は黒い炭から赤色の花弁になって虚空に消えていく。
あなたは誰、と女の子は訊いた。
炎を纏った少年は、笑ってこう答えた。
––––エデン。涙を燃やす人間だ。
この世界には、理不尽に涙を呑む人たちがたくさんいる。どうすることもできない闇に支配されて、諦める人たちが。
それは罪深いことかもしれない。
この世界から罪なんてものは消えないし、世界そのものが罪なのかも。
でも大丈夫。
そんな世界にも救いはある。
『怖い存在』に襲われたら、ただ一言こう叫べばいい。
––––助けて、エデンの炎。
そうすればもう大丈夫。
『アダムの転生者』が。
陸堂裕太という少年が、きっと助けにきてくれる。
さぁ、進もう。
前を向こう。
自分の罪なんかに負けないように、強く歩こう。
その先に、確かな未来が待っているのだから––––。
罪の味はひどく甘い。
その味を知ったら最後、抜け出すのは難しい。
けれど、その甘さから解放された時、私たち人間は何者にも負けない強さを手に入れることが出来る。
優しさという、みんなが最初から持っている強さを。
『罪の回顧録』より。
著者=奈切 雫。
完
エデンの果実 天沢壱成 @Reply
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