第30話
もし、家のベッドで出ちゃったら大惨事なのでホテルに来た。
トイレは念のため行った。
次は腸内洗浄と。
透明な水が出るようになったらOKっと。
次はほぐす。
やっぱり自分ではやりにくいな。
あとはカズくんに任せよう。
「カズくん。もういいよ。お風呂入ってきて!」
「今日はなんでホテルなの?」
「実はね、カズくんコンドームしてるとイけないでしょう。」
「だから、どうしても何かしてあげたくて。」
「アナルの準備をしてみたの。」
「引いちゃった?」
ぎゅうっと強く抱きしめられる。
「美来、そんな事気にしてたの?」
「ごめんね。」
「俺だったら大丈夫だよ。美来のお口は最高だし。」
「そう言うと思ったけど、出来る事、全部してあげたいの。」
「だから試してみてくれる?」
キスしてくれた。
「わかった。」
「でも、もし痛かったら途中でやめてね。」
「あと血が出たらやめてね。」
「わかった。」
「とりあえず、腸内洗浄っていうのは調べてやったの。」
「あとはローションでマッサージして広げるの。」
「それをカズくんやって。」
「後は任せた!」
「大丈夫?」
「痛く無い?」
「痛く無い。続けて。」
「美来は俺を好き?」
「え?何?」
「俺を好き?」
「好きだよ。」
「どこが?」
「え?」
「優しいとこ。」
集中してるのに!なんで話しかけんの!
「美来、俺も好きだよ。」
「美来の優しいとこ。」
「美来、好きだ。」
耳元で話すなぁ。
「ふにゃぁあ。」
いつもの十倍くらいゆっくりだ。
気遣ってくれてるのがわかる。
すっごい広がってるのがわかる。
こんな太いの、やっぱり出た事ない!
「大丈夫?」
「止める?」
「お願い続けて」
「カズくんは?痛く無い?」
「痛くない。」
「よかったぁ。」
頭をいっぱい撫でてくれた。
今はベッドでまったり中だ。
「お尻のヴァージンはあげられたぞ!」
「どうだ!嬉しいだろ!」
ギュッと抱きしめられてゴロゴロされた。
良かった。
頑張った甲斐があったという物だ
カズくんが気持ちいいなら、何でもしてあげたいな。
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