二人の履歴 表道りから裏道りのカフェ

#6

表道りを歩いたカフェに

向かっていた

明日は二人とも仕事は休日で夕方仕事が

終り待ち合わせをしていて

それから少し歩いていた

途中で智人は自分の見つけていたカフェが

何処だったか分からなくなってしまい

月夜に「確か表道りから、だからだったからもう少し歩いたらあると思う」

「そうなの?せっかく探してくれたのだから

もう少し歩くね」

しばらく歩いていると「ここから裏道りはいってあと少し」

月夜は歩きながら携帯を見ていた

「そうなのね」

人混みは、まばらだ

男女のカップルも見かけられる

街並みのスターダムに見られるように

目に映るカップルは手を、つないでいる

のが分かる。

智人は月夜の手を繋ごうと思うが手には携帯を持っていて握れない周りのカップルは

鮮やかに写っていた。

そうして、いると

「あっ、ここだよ見つけたカフェ」

中に入ると、照明が琥珀色の、ほんわりとしていたテーブルの席に座り

「いいお店ね、よく見つけたね!

いい感じ」

「自分もこのカフェに入ったのは

初めてだけどいい感じだよな」

2人はお店に来る前の事を少し話した

「あのね、ここに来る時カップルが居たでしょう何組か歩いていたよね手を繋いでいたじゃない」やはりお互いにきにしていたことはわかる「うんそうだね」何気なくそう言うと「私たち手を握りなかったね」それはやはり言いたい事があるお互いに「そうだけど、

歩いている時、月夜はずっと携帯持っていたから」その時の状況をお互い思い出していた「あっ私そうだよねそうだったね、ごめん」言いたい事の主張が分かり互いに目をそらした

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