シーン3:覚醒

GM:では、お次は篠宮さんのOPでございます!!


篠宮:はい!


GM:では、篠宮さんは覚醒しているので登場ダイスお願いします!


篠宮:はーい。2が出ました。2増えて現在36? だと思います!


GM:OK! 問題なし!!


 では、時間はバスの事故から少し遡る。

 篠宮さん。あなたは現在矢神秀人の追跡調査をしている。

 矢神秀人。彼にはFHエージェトではないかという嫌疑がかけられている。

 成績、運動、共に普通。所属は帰宅部……どこの学校にも居る目立たない生徒。それがここ数日で確認できた矢神秀人のプロフィールだ。

  そして君は今日も矢神秀人の追跡調査をしている。いつも通り。特筆するべき所は今は見られない。

 ……さて、何かやりたい事ありますか?


篠宮:現在ただのストーカーと化してます(゚д゚)

新河:普通のストーカーだ……

GM:矢神の血(ケツ)が狙われてる。

金剛:現場が血に染まってしまう……(意味深)

篠宮:|o^)┐


GM:矢神君かわいそ……さて、一瞬、矢神秀人があなたの方を見た。

 その顔は笑っている? ────そう認識した次の瞬間、矢神秀人の姿は消え失せる。


篠宮:「気付かれた……? いや……それより彼は……?」

 辺りをきょろきょろ警戒しながら探します。


GM:そうだな、篠宮さんも知覚ダイス振ってみましょうか? 物は試しという事で、難易度は秘密。


篠宮:はーい。さっきの金剛さんみたいな感じですね。7が出ました!


 GM:おお、ラッキーセブン。

 では、あなたが矢神秀人の姿を探そうとした瞬間────何かが横転したような凄まじい音と共に、爆発音が響き渡る。

音がした方向を見ると、そこには横転し、爆発したバスの姿があった────

 これは、と考えようとした瞬間、あなたの知覚が察知する。


 ──燃え盛る炎を見下ろす、人影の姿を。


「ふふふ……これで、目覚める」

 人影の姿は不明瞭で、誰かはわからない。

 さて、なにどうしますか?


 篠宮:「僕……今忙しんだけどなぁ……」

 ハァっとため息をついて人影に近づきます。


GM:では、勿論人影は気づきます。あなたの方を見ると、鼻で笑うように、嘲る。


GM:「はっ、遅い。遅いねぇ。正義の味方が聞いて呆れるよ」

「僕も君の相手をしてる暇はないんでね。そら!」瞬間、何かがあなたに目掛けて飛んでくる。

それは槍だ。だがそれはあなたの気を逸らすために投げられたのだろう。

 あなたに当たる事はなかったが──瞬間、人影は消えていた。


新河:しかし相手が槍なので、やはりガ〇グニール


金剛:歌わなきゃ……(使命感)


GM:イ〇ス2埋葬〜♪ は置いときましょ。篠宮さんはかっこよく避けちゃってくださいw


篠宮:はいwではー

「クッ!?」

 投げられた槍に驚きつつ避け、バッと相手をのほうを見る。

  しかし投げつけてきた相手がいないことにはぁ~っとため息をつきます。

「……まったく……突然危ないもの投げつけてきて挙句に正義の味方とか……わけがわかりません」


GM:それはね、確かにそう。なんでこんなこと言ってんだろうね。


真砂:GMが言わせたんでしょうがw


GM:僕はノリでやってるから……まぁそれは置いといて、篠宮さんが、愚痴をこぼしたその時だ。


 ──横転したバスから、轟音が響く。


 鉄と鉄がぶつかり、何かを撃ち抜いたような音。思わずバスの方を見ると────そこに一人の少年が、少女を抱えて立っていた。


 服はボロボロで、血もついている。

 けれども、あの事故に巻き込まれたはずなのに少年の体に傷は一つもなく、その拳は──ガントレットのようなものに包まれていた。


 少年は外に出た瞬間、どこか安心したかのような表情を浮かべ、そのままその場に倒れ込む。

そして、篠宮さんにはこの少年の様子に心当たりがある。

 事故に巻き込まれたのにも関わらず傷がない────否、傷はあったのだ。ただ、それが全て塞がっている。

 すなわち『リザレクト』─────彼が『オーヴァード』だと篠宮さんは確信した。


 ……まぁ金剛君ですね! 


(注釈。本来ならここで金剛君に侵蝕ダイスを振ってもらうのですがGMが忘れたので無しになってます)


新河:篠宮さん殺しにかからないか不安。

金剛:許して!


篠宮:そんなことはしませんよ!w

「ふむ……本来なら警察に………っというのでしょうけど……フフッ、困りましたね」

 …………GM! 自分の立ち位置がわからないからどうしたらいいかわからなくなっている!


GM:あ、なるほど。篠宮さんはダブルクロス今回が初めてなんでその辺の解説挟みますか。

 えー篠宮さんはUGNチルドレン。

 すなわちUGNという正義の組織に所属する少年です。


新河:UGNっていうオーヴァードを確保する組織にいるので、まぁ連れ帰って上司のガラテアに指示を仰ぐぜームーブが基本なのかな。


篠宮:ふむふむ。UGN関係者と連絡できる関係という事でよろしいのでしょうか?


GM:篠宮さんはちゃんとUGN所属なので大丈夫ですー!


篠宮:なるほど! ルルブ読んでなんとなーくふわっと理解はしてたんですが、内部関係上下がわからなかったんですよね。


ガラテア:ダブルクロスとって世界観の把握が必要ですから、そこらへん取っ払えるクトゥルフの入りやすさやりやすさは強いですよねぇ。


GM:あれは完全に現代社会ですもんねー。

 よし、とりまOK! その辺りはやりながら慣れていきましょうかー。経験者は沢山いるからなぁ!!


新河:へへへ……任せてくださいよ……。


篠宮:╭( ・ㅂ・)و ̑̑ ぐっ

 それじゃあとりあえず、少年を抱きかかえてここより安全な場所に移動させてUGN関係者に連絡します……で、いいでしょうか?


GM:OK! 完璧なUGNチルドレンムーブだ!!

 では連絡を入れると、支部からの指示がはいる。

 バスの事故を近くにいた他のUGNエージェント(モブ)と救出作業にあたること、倒れていた少年はUGNで保護するという事を伝えます。

 そしてそれが終わると、次の命令があるまで待機。という事を言い渡されますね


 ……さて、何か意味深にかっこいい事言うならどうぞ! 無いなら丁度キリがいいので次のOP行きます!


篠宮:では、電話を了承して切って、助けた少年の近くに行き屈みます。


「君は……ちゃんといい子になれるかな?」


 指先で少年の顔にかかった髪の毛を軽く払ってクスッっと笑った後立ち上がりほかのUGN達と一緒に救助に当たりにいきます。


新河:不穏イケメンムーブ!

金剛:怪しいお兄さん!

真砂:これは矢神のケツがやばいですねぇ。


篠宮:╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ


GM:いいねいいねぇ!! では、この不穏イケメンムーブで切りましょうか。ありがとうございます! 次のOPいきますね!


篠宮:ありがとうございましたー!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る