森の中へ
「さて、あの森に行くとするか。」
しかしまぁ、こんな絶景地球でも中々お目にかかれるもんじゃないぞ。
「えーっと、森は此処から北東にあるのか。」
此処山になっているから近そうに見えるけど、山から降りたら、広いんだろうな。
「ごちゃごちゃ言っているより行動するか。・・・・でも山はどうやって降りよう。」
確か、体力は高いはずだから滑り落ちるか。
「ふぅーーーっ。よし、行くか」
「端まで行くともはや恐怖しかないな」
ガラガラ
「えっ?」
ヒューーーー
・・・・・・・・うーんと?えっと?今、崖から落ちた?・・・・は?やばいじゃねぇか!
「えっ?異世界にきて十分ぐらいでゲームオーバーになるの?」
それは斬新だな
「てか、そんなこと考えている場合じゃねぇな!」
というか地面まで残り数メートルなんだけど
「あっ、これは終わったわ。」
さよなら異世界
ドガァーーーーーーーン
衝撃に身を構えていると、大きな音はしたが特に痛みとかはなかった。
「・・・・ん?あれ?何ともない。」
確か数十メートルから落ちたよな。
「取り敢えずステータスを見てみるか。」
【ステータス】
名前:イシイ ハジメ
種族:人間
魔法適正:火、水、雷、聖
スキル:「地球通販」
:「天賦の才能(農業、調理)
:「健康体」
:「鑑定」
: 「異世界言語翻訳」
能力
体力:97.000/100.000
魔力:2.000
攻撃力:2.500
防御力:2.000
俊敏力:2.500
「体力が三千減ったくらいか。」
そこまで減ってないし、これなら森に行けるな。
「よし、北東の森まで行くとするか。」
歩くより走ったほうがいいかな。
「よし、走るか」
タッタッタッ
前世の何倍も早くなっている気がする。というか、もう森がすぐ近くにある。
「体感10キロぐらい離れていた森にたった30秒ぐらいで着いただと・・・」
俊敏力が高いからかな?まぁ、それは良いとして、森を散策するか。
「入ったところは何もないな。」
そういえば鑑定があったよな。暇つぶしに色々なものを鑑定でもするか。
「手始めにこの木を鑑定しよう。」
【鑑定】
カシの木
とても丈夫で主に建築などに使われる。しかし、曲がりにくくすぐ割れやすい
「へぇー建築素材か。いつか使うことがあるかもしれないし覚えておくか。」
「次は、そこら辺に生えている草でも調べるか」
【鑑定】
薬草
体力を回復させるポーションに使われる素材。品質が良いと純度が高いポーションを作れる。
魔力草
魔力を回復させるポーションに使われる素材。
品質が良いと純度が高いポーションを作れる。
硬化草
そのままでも食べれば防御力があがる。ポーションにすれば硬化倍率があがる。
「全部の草使いそうだな。取り敢えずこれから必要になるかもしれないから採取しとくか。
ポーションの作り方は知らないけど、これから学べばいいか。
「よし、採取も終わったし、また、歩いて行くか。」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・
「・・・・・・・・ずっと歩いているけど何もないな。」
正確にはわからんけど三時間歩いている気がする。
「ん?あれは・・・湖か?」
ちょっと近くに行ってみるか。
「この湖色が透き通っていて綺麗だな。」
鑑定してみるか
【鑑定】
魔力の湖
コップ一杯飲むだけで魔力が全回復する代物。とっても貴重で普通は地下深くにしかない。
「魔力が回復するのは魅力だな。」
ピロリロリーン
独特な音が頭の中に響いた。
「ん?」
【鑑定レベルが上がりました。】
「おっ!鑑定レベルが上がったのか。ちょっと見てみるか。」
【鑑定Ⅱ】
鑑定をするのに加えて、品質も調べられるようになりました。
品質も調べられるのか。なら、この湖はどうなんだろう。
【鑑定】
魔力の湖(最高品質)
コップ一杯飲むだけで魔力が全回復する代物。とっても貴重で普通は地下深くにしかない。
「最高品質か。なら飲んでも大丈夫だよな。」
休憩がてら飲むか。
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