第2話 「妹の言葉」



君の...妹...?

まさか...俺の妹...

拓海が持っていた妹は、「影月浪花かげつきなみ」と、間違いなく琉斗の妹とわかった。

浪花はいった。


「お兄ちゃーーん!助けてーーー!」


浪花は泣き叫んだ。まあ4歳だもんな。

いやそれよりなんでだよ。

浪花どうやって連れ出したんだよ。

ツッコミを心の中で言ってる中、拓海は言った。


「さ、今回の晩飯だよ~」


..は?

え?意味わからん。

浪花を...たべんの?

えやだ

え?

琉斗は頭がパニックになり、気絶した。

浪花は泣き叫びながら言った。


「おにいちゃああ!!!!!!おにいちゃああああああああああ!!!!やああああああああ!!!!!!」


拓海は高音の声で泣き叫ぶ浪花を持ってる斧で首を切り落とそうとした...次の瞬間。


うううううううううううううううううんんん


建物のそばでパトカーの音が聞こえた。

拓海の手は首から血が出る寸前で手が止まり、斧を落として浪花を床に落とし、裏口から逃げようとした。

だが、警察の人が建物を囲み、


「動くな!!お前を逮捕する!!!」


と叫び、手を掴もうとした。

...だが、結果は失敗に陥った。

何故なら手にトゲがあり、警察が刺され、ナイフで皆刺されてしまった。

琉斗は気絶していなく、持っていたスマホで110に通報して警察を呼び出していた。

琉斗はこの隙に浪花も抱えてパトカーに乗り、乗っていた警官と隠れた。

外の警察は隠れ場所を知っているので大丈夫らしい。

...だが、拓海はこの隙を見逃さなかった。

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