第57話 倒れた木は誰が報告するの?

台風の影響で、通学路の街路樹のサルスベリの木が倒れかかっていた。子供達に直撃したら危険と思い、職員室の先生に報告しに行った。

すると、近くにいた校長先生が「ああ、それは、役所の土木課に連絡すれば、直ぐに対処してくれますよ」と言ったので、唖然とした。えっ?私がするべき事?と。

こういう時の対応って、先生に寄って、様々だ。以前は「わざわざ連絡ありがとうございました。直ぐに確認します」と言って、その場を見に行った先生もいた。この判断が当たり前だと思っていたので、今回の校長先生の言葉は、想定外だった。これって、何かルールがあるんだろうか?個人の常識の違いか?と思いながら、帰宅して、役所に連絡をした。

倒れた木は、その日のうちに、役所の方が、直しに来て下さった。

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