無事、確保。

第3話 3400円で往復楽しめるなら、悪くはない選択肢

 さあ、次に津山にいつ行けるか。基本的には平日でも休日でもよい。

 ただし、この列車は平日には運転されていない。あえて「さくびさくら」に乗るならば、行程に土日もしくは祝日を入れる必要がある。

 行きか帰りのどちらか、上手くいけば両方で、乗れればよかろう。


 そんなことを思っているうちに、何とか、乗車機会を得ることができた。

 2022年11月12日の土曜日に、「3号」で岡山から津山に。

 この列車は午後1番の快速「ことぶき」の最後部、岡山寄りに併結される。

 20年近くにわたってこの時間の快速列車に乗る機会が多いが、いつも乗客が多い列車である。

 その後は、津山駅前のホテルに宿泊。

 翌日13日の日曜日は、テレビ朝日系で毎週放送されている「プリキュア」にチャンネルを合わせ、その時を待つ。その後9時前から30分間程度、サンデーモーニングのスポーツコーナーが終るまで観て、そこでテレビの電源を切る。それから、身なりを整えてチェックアウト。帰りの列車まで時間があるので、この日は朝食付プランにしており、そのホテルの1階にあるレストランで、時間が来るまで食事し、一仕事して時を待つ。

 帰りの列車は、11時40分発の「1号」。先日乗ったのと同じ便。ちなみにこの後、この列車は前日岡山を出たときの「3号」となって、再び津山へと向かう。


 今回の私の計画は、ざっと、こんな感じ。


・・・ ・・・ ・・・・・・・


 かくして、私は11日の金曜日の朝、岡山駅のみどりの窓口に並び、約20分弱かけて到達した窓口で、翌日と翌々日の乗車券と指定席券を確保した。これまでなら、金券ショップで回数券を買って少し安くするところではあるが、この9月でJR西日本は回数券の販売を中止している。

 そのため、在庫がなくなり次第、順次金券ショップにおいては販売停止となる。

 津山までの回数券は、この日を前に、すでに「売切れ=販売停止」となっていた。

 残念だが、まあ、片道70円ほど得していたのが、出来なくなっただけのこと。実を言うと、金川もしくは建部で乗車券を切って買うといくらか安くなるにはなるが、もう面倒なので、普通に買いました。ええ。


 乗車券と指定席券を合わせ、片道1700円。往復で、3400円。

 まあ、これで往復楽しめるなら、悪くはない選択肢かな、とは思う。

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