第114話 始祖と真祖のまぐわい
「おはよう、私のエルシア」
完全に脱力しているにも関わらず、羽のように軽いエルシア。
触れた指先からはもちもちとした程よい肉付きが感じられ、その暖かな体温は不思議と幸福感を満たしてくれる。 仄かに香るはエルシアの汗と血の匂い、それがまたリアの食欲を掻き立たせせた。
一言でいうなら、いつまでも抱き締めていられる。
華奢な肩を抱き、少し首を伸ばせば唇を落とせる私とエルシアの距離。
彼女は未だ状況が呑み込めていないのか、自身の両手を見つめては、私の顔を見上げその視線をピタリと止める。
(ふふ、可愛い。 まるで雛鳥みたいね。 その真ん丸で綺麗な瞳には、一体どんな世界が見えてるのかしら♪ あぁ、その綺麗な瞳……私を映して何を考えてるの?何を感じてるの? あんまりジッと見るようなら、その無防備な唇を食べちゃうよ? 甘く蕩けるようなキスで始まって、一口一口味わうような啄むキス。 それで最後に、エルシアの全部を奪うような貪るようなキス♪ ああ、でも我慢よリア。 彼女はまだ、この世界に生まれたばかりなんだから)
ピンクサファイアの瞳に私を映し、気の抜けた表情で儚げに見上げるエルシア。
おっと、いくら吸血鬼の真祖に至ったとはいえここは砂漠の炎天下の中、陽光は遮るに限るわ。
リアは自身の指を噛み切り、【鮮血魔法】にて血の壁を瞬く間に生成する。
すると血の壁は陽光を遮りはしたものの、完全にカットすることはできず微弱な光が差し続けた。
しかし何もないよりはこの方がいい、心なしかエルシアの様子も幾分か楽そうに見えた。
また、自然と口元が緩み、幸せが体中を駆け巡る。
彼女にはまだ何もしていない。
だというのに今のリアは抱き寄せているだけで、まるでアイリスやレーテとの交わいを彷彿とさせてしまう幸福感に満たされている。
体が熱い、胸の鼓動は高まり、加速する心臓の音は今にも破裂してしまいそうだ。
それでも彼女という存在が目の前に居て、私の手の中にあるという事実が尚一層、この心を高鳴らせる。
胸の奥深く……心臓の位置にあってそうじゃない場所。
まるで別次元の異なる場所にありながら、他の何よりも強い繋がりが感じられるそんな感覚。 ――これが眷族化。
「ふふ、不思議な感覚?」
「……」
見てるだけでこれまでの苦労や疲労、砂漠での環境の暑さなど気にならなくなるエルシアという存在。
しかし残念ながらそんな私の癒しは言葉を返してはくれず、そのまま見つめ合っていた瞳も逸らされてしまった。 ……あぅ、残念。
リアは自分の胸元を呆然と見つめるエルシアに微笑み、先程から何か言いたげなレクスィオに目を向けることにする。
視界に映るだけで鬱陶しいそれは、嬉しいような悲しいような。 まるで反応に困り、手放しでは喜べないそんな面倒な顔。
「浮かない顔ね」
リアにとっての事実の言葉。
レクスィオはハッとした様子で息を呑むと、少し考える素振りをみせ首を左右に振るう。
「いや、そうじゃない……そうじゃないんだ。 ただ、どう受け止めたらいいか……わからないんだ。 ルシーは物心つく前からの友人で、婚約者で……支えだったから」
「なに、自慢? でも残念、この子はもう私のモノなの♪ だから国に戻ったら、婚約解消をよろしくね」
「なにをっ――……いや、そうなんだな。 吸血鬼に対して今更思うことなどないが、私は一国の王子だ。 跡継ぎを残す必要があり、民衆と共に向き合えるパートナーが必要なんだ」
物分かりの良いお返事にリアは「当然♪」と内心で満足しながら頷いていると、レクスィオが「でも、1つだけいいかな」と言葉を繋げる。
リアは胸に心地の良い感触を覚えながら、上機嫌に微笑んで無言で続きを促す。
「ルシーは……以前のままなのか? それとも、もう別の存在となってしまったのか?」
「貴方にとっての『別の存在』が何か知らないけど、以前のままよ。 記憶も経験も、心だって殆ど同じ。 ただ肉体が吸血鬼になって、そこにちょっと吸血本能が加わるだけ」
「それは……彼女は、大丈夫なのか? 今だって最初に声を上げて以来、なにも」
「大丈夫よ。 気持ちはわからなくもないけど、私がエルシアを蔑ろにする訳ないでしょ? 頭の天辺から足の爪先まで。 血の一滴も残さずに骨の髄まで、しっかりと面倒見るつもりよ。 それと今のエルシアはちょっと別の世界を見て驚いてるだけ、すぐにいつも通りになる筈よ」
リアは自分の経験則を交えて言葉にし、そんなどこか重みのある言葉を感じ取ったレクスィオはエルシアを見て、一応は納得したように口を噤んだ。
その表情は先程よりも幾分かマシになり、今は純粋にその無事を喜び口元を緩め出すレクスィオ。
するとその瞬間、唐突に私の首に腕を回し、ぎゅうぎゅうと抱き寄せながら体を密着させてくる存在がいた。
「リ……ア、……リ、ア……っ」
可愛らしく熱の籠った声で私を呼び続けるエルシア。
見上げた顔は恍惚とした表情を浮かべ、その瞳は一点に私の露出した肌へと向けられている。
縋るように手を伸ばすエルシアを抱き締め、その儚さと尊さに内心で悶絶するリア。
「うん、わかってる、わかってるわ。 ……私が欲しいんでしょう?」
「……っ、リア。 ……リアッ!」
耳元で囁かれるはエルシアの切なそうな声。
それは今にも泣き出しそうな声音で、内なる本能に戸惑いながらも私を求めてしまう渇望の言葉。
リアは応えるように頷き、エルシアの頭をそっと抱き寄せて自身の首元へと向けさせる。
「我慢しないで。 本能のままに好きなだけ、私を貪りなさい」
「っ! リアッ、はぁぁ……っむ」
「あっ……んっ」
暖かな吐息が首元に当てられた瞬間、熱い体温に包まれながら異物が体に混ざり込んだ。
生まれて初めて、吸血"される側"に回った始祖のリア。
不思議な感覚に思わず声は漏れ、エルシアが喉を鳴らす毎に体の一部が彼女に取り込まれていってることを自覚する。
むず痒い感覚が体中を駆け回り、熱を持って吸われ続ける患部には何処からともなく快感が生まれ始めた事に、内心で少しだけ困惑し始めるリア。
(え、……あれ? なにこれ。 熱い中に気持ちいのがじんわりと広がってきて、……んっ、私のモノがエルシアに吸われていってるのがわかる。 あっ、これ……ヤバい。 さっきから全然、胸のドキドキが治まらないし、体も火照って気持ち良いのが全身に広がっていく。 ……あはっ♪ これが吸血。 ちょっと癖になりそうね)
それはまるで性感帯を愛撫されているような、時間の経過と共に徐々に敏感になっていき、気付けばリアの全身は快楽に満たされつつあった。
「んっ……ちゅぅ」
「……あっ♡ ふふ、もっと飲んで? 貴女の乾きが満たされるまで」
「はむ……ちゅ、んっ……はぁ……はぁ。 ……リア、リアッ」
恍惚とした表情を浮かべ、目元を潤ませながら吐息を漏らすエルシア。
そんな彼女にリアも火照った体を密着させ、抱き寄せる力を優しくも強く増していく。
ぎゅうぎゅうと互いに胸が押し合い、柔らかな感触と共に酔ってしまいそうな甘い香りが鼻元を覆い尽くす。
「……はぁ、はぁ……エルシアぁ♡ もっと、もっと私を求めて」
「んっ、……はむっ、ちゅぅぅっ……ぱっ。 うん、リアの血……すっごく美味しい♪」
妖艶に微笑み、その目をとろんとさせたエルシアが顔を上げる。
至近距離で見つめ合うリアとエルシア。
青とピンクの瞳が交差し、鼻先が触れるか触れないかという距離で互いに熱の籠った吐息を漏らす。
「エルシア」
「……リア」
うっすらと開いた唇はどちらからともなく引き寄せ合い、そうしてその距離を徐々にゼロにして――
「ごほんっ! んんっ」
レクスィオの咳払いが妙に響き渡り、私も含めエルシアの唇も行き場を失い宙に彷徨った。
(私のイチャイチャを邪魔する、愚かで低俗な雑種は誰かと思えば。 ……そういえばレクスィオも居たわね。 すっかり忘れてた)
殺気の籠った目を向け、その存在がレクスィオだと知ったリアは徐々にその苛立ちを収めていく。
それに一瞬イラッと感じてしまったのは事実だが、止めてくれなければ時間を忘れて求めあってたかもしれない。 夢中になって忘れていたが、ここは砂漠のど真ん中。 彼女を頂くのは帰ってから、ベッドの上でアイリスやレーテも交えて楽しんだ方が有意義な時間になるだろう。
「ふぅ……残念だけど、続きは帰ったあとね」
「あっ、……私ったら、何をして……っ!」
頬に手を当て、照れた様子でもじもじしだすエルシア。
先程までとは打って変わって今の彼女には理性が感じられ、やはり真祖の覚醒によっていわゆる"暴走"状態になっていたのだろう。
リアの場合は特定の血液アイテムを一定数使用するといったもので、それまでは視野が狭まる代わりに
しかし、ただでさえ成功率の低い【高位眷属化】の中で、更に低確率な真祖への眷族化に至るとは思わなかった。
リアですら予想だにしなかったことで、余計に彼女との間に"運命"というモノを感じざるを得なかった。
「ふふ、可愛い♡ ようやく本当のお目覚めね。 真祖の吸血鬼になった気分、いかがかしら?」
その頬に優しく手を添えながら、首を傾げて微笑むリア。
自分にとってはラッキー程度の感覚ではあったが、その単語に聞き逃せない存在がここには居た。
「待て。 今……なんて言ったんだ? 真祖の吸血鬼……だと?」
「ええ? そうよ。 エルシアは真祖の吸血鬼になったの。 その証拠に……ほら、再生が追い付いてる」
そう言ってリアはエルシアの手を優しく引き、血の壁から少し出た日差しの下に肌を晒す。
エルシアはビクッと体を跳ねさせはしたものの、その後は不思議そうに自身の手を見つめるだけだった。
「私が……吸血鬼の、真祖」
「何故、ルシーが真祖に? 真祖は吸血鬼の最高位の筈だろう。 真祖から真祖が生まれるなど……それじゃあ、リアはまるで――」
「始祖みたいって、思うのかしら?」
エルシアを呆然と見つめてたレクスィオが、リアの言葉に反応してその目をこちらへと向ける。
両目を見開き、信じられないといった様子で瞳をぷるぷると震わせるレクスィオ。
そういえば、私が始祖って教えたのはアイリスとレーテ、それにドワーフ達だけだっわ。 ふふっ、面白い顔。
滑稽な顔を見せるレクスィオを愉快に思い、リアは胸元にに手を当て妖艶な笑みを浮かべる。
「私は吸血鬼の始祖。 真祖の吸血鬼を生み出しても、別に不思議じゃないでしょう?」
「なっ……!?」
「リアが……吸血鬼の始祖。 ……そうだったのですね」
リアの告白に口をぽかんと開け、言葉を失ってしまうレクスィオ。
そこまで驚くことかしら?と想いながら彼から視線を外し、リアは唖然としているエルシアをそっと抱き抱える。 お姫様抱っこというやつだ。
「きゃっ!? リアっ、何を」
(「きゃっ!」だって、可愛い~! 私の眷属が可愛すぎるよ~! 見てみて!これが私の眷属だよ!? すんすんっ。 ……少し汗臭いけど、これもエルシアのだと思えばずっと嗅いでられるし、何よりこの人肌の温もりと肌のもちもち感が堪らないわ!! あぁ~、エルシアの美味しそうな首元が直ぐ近くに! 食べたい、食べたいよ~! 真祖になったエルシアの血は一体どんな味がするのかしら♪)
溢れんばかりの欲望を胸のうちに抑え、表面上では努めて冷静なふりをするリア。
「いい子だから、……ジッとしてて、ね?」
「私は……別に。 リアのその言い方、まるで子供に言い聞かせるみたいです」
頬を膨らませ、拗ねた様にそっぽを向くエルシアにクスクスと笑いが漏れるリア。
そしてそれとは別に、あれ?何かを忘れてる気が、と思ってる自分も居るけどどうやら優先度が低すぎて思い出せそうにない。
「さて、お喋りはここまでにして。 そろそろ移動しましょう」
「リ、リア? まさか、このまま行かれるつもりですか? 私は別に1人でも」
「それはダメ。 いくら真祖でも貴女はまだ、私の可愛い雛鳥だもの。 だからここは、ご主人様である私がしっかりと面倒見てあげるわ」
「雛鳥……うぅ、わかりました。 それじゃあ、よろしくお願いしますね。 ご主人様?」
ぐふっ! 心の吐血音が聴こえて気がした。
上目遣いで恥ずかしそうに見上げてくるエルシア。 控えめに言って、可愛すぎてヤバい。
内心で悶絶しながら必死に平然とした様子で歩くリアに、もう1人のそこそこ頼れる存在が胸の内の小さなもやもやを解消してくれた。
「移動には賛成だ。 だがその前に、カセイドの生死確認が必要だろう」
「ああ、そうだった。 あの雑種のことだったわ。 恐らくだけど、アレ……生きてるわよ?」
殺すつもりで蹴ったのに、肉体が形を保ってるなんておかしいもの。
考えられる可能性は、星型の男と同様に"我慢"効果を持つ
あれは一定以上のHPがある時に、1撃で全損させられる攻撃を1回だけ耐えられる効力がある。 保険のようなものだが、直接の暗殺対策としては有効だろう。
リアはエルシアに陽光が当たらないようローブを被せつつ、記憶を頼りにカセイドを探し始めた。
「あの時、君が何をしたのかは見えなかった。 だがあれ程の衝撃を生む攻撃を、カセイドが耐えられたとはとても思えない」
「私もそう思いたいけどね。 どこにでもいるの、ああいう装備だけはご立派な人間が」
「……?」
照りつける太陽にいよいよ、陽光ダメージとは別の持続ダメージが発生し始めて来た。
リアは次元ポケットに手を突っ込み、吸血鬼が砂漠で長時間活動するためのアイテムを取り出す。
『幼子の混血』
この字ずらのアイテム、普通に飲むの嫌ね。 でもこれが砂漠での面倒な
取り出したビンの蓋を外し、くぴくぴと喉を鳴らしていく。 ……あら、意外とおいしい。
そうして瞬く間に
「ちょっと自信を無くすわ。
「いや……痕跡が途中で途絶えてたを見ると、道中いくつもの砂丘を貫通してここに辿り着いたんだろう。 普通の人間なら体がバラバラになってる、これは嫌な奇跡だな。 それと頼むから……国では控えてくれると助かる」
「それはちょっかいをかけてくる人間によるわ。 もし不愉快な男だったら、諦めなさい」
「リア、駄目ですよ? 殿下を困らせてはいけません。 その時は私も一緒に対処しますから、ね?」
ローブから顔だけを覗かせ、ピンクサファイアの瞳を真っすぐに向けてくるエルシア。
リアはそんな可愛らしいお姫様の言葉に、自然と頬を緩めて頷いた。
「貴女がそういうなら。 でも私の大切な子達にちょっかいをかけるなら、相応の報いは受けさせるつもりよ。 例えば、――この雑種とか」
幾つもの砂丘を貫通し、砂漠の大地に痕跡を残しながらここまで辿り着いたと思える雑種。
カセイドはその顔面を
あれ……? そういえば紅玉とやらがないわ。 あれは一体どこに?
そう不思議に思いながら不快な男の顔を見下ろしていると、レクスィオが腰を降ろしてカセイドの体を物色し始める。
レクスィオのことだ。 何か考えあっての行動だと思い、胸元の
「見つけたっ、『紅玉』だ」
腰巾着の布袋から出て来たのは、袋の大きさには見合わないボーリング玉のようなそこそこに大きな玉。
それはリアの目を持ってしても、大量の魔力を内包していることが一目でわかる。
(確かにこれなら、最上位魔法くらい容易に撃てそうね。 でもこれ既に誰かに帰属されてないかしら? その主はもちろんカセイドではない、だとしたら……まぁ私には関係ないし、別にいいんだけどさ)
「殿下、おめでとうござます。 それと、今回は私のせいで……大変なご迷惑を」
「いや、君のせいじゃないさ。 今回に関しては完全に私の落ち度だ。 本来であれば――」
「そう、これは全~部、この男がいけないの。 だからエルシアは気にしなくていいのよ」
「え、リア? でもこれは私がっ――むっ」
リアは可愛らしく抗議するエルシアの唇に、優しく人差し指を押し当てる。
責任の追及など、エルシアを助けれた今となってはどうでもいい。 この男が「自分が悪い」というのなら、それでいいじゃない。
(責任感が強くて他人を思いやれるエルシアはとっても素敵だけど、正直さっさと砂漠を出たいの。 髪は砂に塗れて、服の下は汗でべとべと。 どこかで水浴びがしたい~!)
ということで、一刻も早く砂漠を出ることに決める。
何か言いたげなレクスィオには拘束したカセイドを運ばせ、リアはエルシアを抱き抱えながら疾走を始めた。
途中までは仕方なく護衛をしていたが、天幕のある所まで戻ってくるとレクスィオをガリウムと兵士たちに任せ、私とエルシアは一目散に砂漠を出ることにした。
私はエルシアと二人で水浴びがしたいのだ!!
そうして無数の視線に晒されながら、リアは真っ先に砂漠を離脱した。
レクスィオには護衛としてガリウムが居るから大丈夫だろう。
「本当にいいのでしょうか? その、殿下を置いてきてしまって」
「大丈夫よ、だって
一足先に砂漠を離脱し、ある程度進んだ森の中で、下ろしたエルシアと手を繋いで歩くリア。
エルシアはレクスィオを置いて行ったことを気にしているようだが、水浴びという楽園に頭を支配された私にはどうでもいいことだった。 何とかなるでしょ。
そうして歩くこと数分。
行きの記憶を頼りに、森の入り口から最も近い場所に位置する川辺が、漸く見えて来た。
「見えたわ! ちょうど木に遮られて陽光も差さないし、良いと思わない?」
「ええ、とても綺麗です。 ですが……本当に、ここでするのですか? その……水浴びを」
もじもじと恥じらいを魅せながら引き腰になるエルシアに、リアは満面の笑みを浮かべてその手を引く。
水のように美しい髪が宙に揺れ、ピンクサファイアの瞳が淡い日差しに反射した。
「二人で水浴びをしましょう。 ね、エルシア」
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