第2話コモンセンスオブアンダーワールド
CSOU Co.,Ltdは
社員数は19名。
CSOU Co.,Ltdの最も高額なサービスは殺人依頼である。最低価格は1000万円。殺害対象が独り身の平民であればこの値段で依頼できる。オプションとして殺害方法を指定することも可能。その他記録を残したり拷問をしたり殺害までの過程を指定する事もできる。
平民から貴族、ヤクザ者や外国人など客層は様々で、一見さんお断りの紹介制となっており、情報拡散を防ぐ為お互いの条件が折り合わず交渉決裂となった場合は殺害し対処する。つまり、依頼をした時点で言い値に頷くしか生きる道は無いのだが、会社としては真っ当な料金で運営しているので、脅しであるとのクレームは受け付けていない。
歓楽街の一角にある社屋の1階では、大蛇が社員名ビーを呑み込みながら、全裸の少年の後ろ姿を睨みつめていた。
2階への階段を上りきると、いくつか部屋があるようで、全て閉じられている中で目立つ、わずかに開いたドアの前へと歩きだす。
階段を上ってすぐ横。何かの薬品の匂いが隙間から漂ってくる。
「臓器の保存にマスカット、止血にオレンジ、冷やして長持ちレバープリン」
女性のハスキーな声で人の存在を確認した少年は、躊躇う事なくドアを押した。
「勝手に入らないでって、言ったよ、ねー」
机のような調理台のような、銀色の実験台の上で何かの臓物をネチャネチャといじるのを止め、振り向く。
細いフレームの丸メガネの上から保護メガネを掛け、黒いゴム製エプロンを着けた丸坊主の女性は、少年の姿を見て声を小さくしていった。
「誰かなー?そして何故、裸?」
堂々とした少年は、部屋の中を見回す。瓶に入った眼球、脈動する心臓が串刺しになった物が5本並ぶクリアケース、真っ赤な液体で満ちる水槽、その液体を循環させる謎の装置。
「ヴィーです」
「ヴィー?新人君かー。私はエム」
エムは立ち上がると、赤く染まった手で保護メガネを外し、机の上にある臓物へと無造作に放る。部屋の入口に立つ少年へと近付くと、フサフサした髪を握り顔をズイッと寄せた。
「ぜーったいに部屋には入っちゃダメだよ。私が殺すかもしれないし、薬品で勝手に死ぬかもしれないしー。とにかく入っちゃダメだよ。分かった?」
指に絡む髪の毛を絞り上げ、少年の反応を見つめるエム。徐々に強くなっていく力に、少年は顔を歪める。
「分かりました、放してください」
エムはその言葉聞き、あっさりと手を離す。
「下にビーがいたんじゃない?どうしたの?」
警戒感無く質問する彼女に、階下で響いていた音が聞こえないはずも無く、何か起きたであろうと分かった上で聞いているのだ。
「殺しました」
「蛇は?」
「ビーさんを食べてます」
「フッ、ハハハ。それ面白いね。んじゃよろしくねヴィー、ん?ビーかな」
「殺したら名前をもらえるんですか?」
「無いと思うよー。でも、ビーが空席になるから君が貰えば?」
「なんでもいいですけど」
「じゃあビーね。ヴィーって言いにくいし」
「はい。あの」
エムは席へ戻ると、会話を続けようとするヴィー改めビーを手で追い払おうとする。
「私は世話係じゃないよー。他の部屋にも誰か居るんじゃない?そっちに聞いてきなよ」
そう言うと、保護メガネを掛け臓物を触り始めたエム。愛おしそうにレバーの表面を撫で、時折その弾力を愉しむように両手で圧力を加える。
もはやエムの視界にビーは入っておらず、少年は会話を諦め部屋をあとにした。
奇異な運命ではあるが、彼には『共有』する能力があった。大蛇の意識に入り込んだり、南国風の男ビーの能力を取り込んだり、これはれっきとした能力の発現なのだ。取り込んだ能力は使用する事は出来ても自分だけのものにはならない。誰かのモノを一緒に管理し運用する。
それが人格にも適用された。
体の主で一度死んだ少年の人格と、転生し少年の体を得た人格。
表面上は切り離す事の敵わない1つの人格となったが、『共有』の能力は肉体をその対象として魂達に管理運用させた。
「ビーか。どっちがいい?ヴィーとビー。ヴィーがいいなー。ヴィーって格好いいじゃん。俺は拘りが無いからヴィーにするか。うん。ありがとう。いいって」
少年に否は無く転生した男にも無い。天涯孤独の少年は復讐心を否定しない不埒な大人を、凭れ掛かってもいい巨木だと錯覚し、死刑執行で命を散らした転生者は、渦巻く憎悪と溢れる正義感に魅せられ、自分の全てを注ぎ込もうと決心していた。
お互いが依存するにたる最高の状況で、彼らは巡り合った。
「どうする?他の部屋にも行くか?それともハゲ女を殺るか?何で殺すの?髪を掴まれて頭痛かったろ?ナメられたら終わりだぞ。だから殺るか?僕達が勝手に入ったから怒ったんだよ。僕達が悪いんだから殺すのはやめようよ。うーん、まあ今回はそういうことでいいか。じゃあ他の部屋」
奥の部屋が開いたことで、少年は話すのを止めた。奇妙な事に、幾つもの部屋があるにも関わらず、物音1つ聞こえない廊下。
正確にいうと、少しだけ開いているエムの部屋からは独り言が聞こえる。薬品の匂いが充満するから、少しだけ開けといてと言われ、そのようにしたからだ。
それを除けば無音なのだから、寝ているか不在なのだろうと思っていた少年ヴィーは、開いた部屋から何が出るのか注視する。
ボトンッ!
廊下へ放り出されたのは女性の遺体。中年女性の顔には綺麗にメイクが施され、派手目なカクテルドレスに身を包んでいる。
目立った外傷は無い。だが、見開かれた目を見れば死んでいると一瞬で理解できる。
「ふぅー」
ネクタイを緩めてくわえタバコで出てきたのは初老の男性。
白髪交じりのオールバックに片眼鏡の紳士は少年と目が合う。
「うん?ビーはどうした?」
目の前の死体を見られても気にした様子は無く、またもやそう尋ねられた。
「殺しました」
少年もまた死体となった女性についてなにか言うことも無く、淡々と答える。
「ふぅー。そうか。やるじゃないか少年。名前は?」
「ヴィーです」
「ふぅー。それは本名か?」
「いえ、ビーさんが空いてるから名乗ればどうかって」
「なるほどな。それならばまだ社員ではないな。働く気はあるのか?」
「働きたいです」
「若いのに大したもんだ。ならば会長と会わなければいけないな」
初老の男性は力無く横たわる女性の上を跨ぎ、仰向けにする。
「死体は見慣れてるのか?」
「えーっと、まあはい」
チラリと少年の顔を見る。10歳頃の少年が死体を見慣れていると言うのだ。異常だと心配すべきかもしれないが、彼は嬉しそうに微笑んだ。
「この女はとある金持ちに目をつけられてな」
仰向けになった女性に跨ると、ショートボブの髪を撫で、きめ細かい肌から唇へと愛撫するように優しく触れる。
「最期まで立派だった。泣きもせず、ただ生きようとな」
焦点の合わない女性の目をじっと見つめ、名残惜しそうにその瞼をそっと閉じた。
「私はこの依頼で3億円を得た。この女の型をとり、人のような質感の模型を作る。模型が世界で唯一無二となるように女は殺す。それだけの簡単な仕事だ」
初老の男性は立ち上がると、少年へと笑顔を向け、言い放つ。
「最高の仕事だ!この女は死んでも私を満足させてくれる。分かるか?少年」
膨らんだ下腹部を見れば言わんとする事は分かるが、イエスと答えるのは何故か抵抗がある。
「童貞だろう?これからきっと分かる。死体を好きに出来るのはこの仕事の良いところだ。まさに天職。いやはや、さっき終ったばかりなのに滾って仕方ない」
「その女性はどうするんですか?」
「もう終わりだよ。冷たくなってはただの肉塊、豚と変わらん。捨ててしまうつもりだが、欲しいのか?」
「い、いえ。そんな趣味はありませんので結構です」
「ふむ、そうか。それで、何をしに来たのだ少年」
「えーと、依頼があって来たのですが」
「分かっている。断わられ殺されそうになって殺したのだろう?それで?何で2階に来た?」
「何があるのか気になったので」
「楽しかったか?」
「いえ。あまり面白くありませんでした」
「このまま帰ってもらっては困るな。分かるだろう?」
コツコツと少年に近付く初老の男性は、穏やかな表情で問い掛けた。
「口封じするつもりですか?」
「ビーもその為に君を殺そうとしたんだ」
「あの、ボクは一回死んでますよ」
初老の男性は立ち止まり、少年を凝視する。一度死んでいるということは、自分と同じく彼もまた転生者ということなのだ。そうでなければ生きているはずがないし、ビーを殺したという妄言じみた話にも説得力が出てくる。
「転生したのか。なるほど。それならば本当に社員になれるかもしれない」
お互いに一度死んだ身である、少年と元死刑囚の人格は今の状態が転生であると理解した。不思議な現象に名前がついただけだが、理解するには重要な要素である。
「転生しないと社員には成れないんですか?」
「そうだ。そして強くなければならない。そして倫理感も必要だ」
「倫理、ですか?」
「この世界での倫理だ。裏社会で求められる倫理」
「それはどんなものですか?ボクにその倫理感はありますか?」
「落ち着き給えよ。心配ない。素養はある。これから学べば自然と備わる」
短くなったタバコ床に投げ捨てると、テカテカとした革靴で消火した。
「会長に会ったほうがいいだろうな。彼が我々の雇い主だから紹介しよう」
「ありがとうございます」
「私はイーだ。よろしく。ひとまずヴィーと呼ぶことにしよう」
「お願いします。イーさん」
手を差し出された少年は握手を交わす。するとイーは後方に打ち捨てられた女性の遺体に視線を送った。
「死体の処分は面倒だが、ここには簡単に処分してくれる奴がいてな」
そう言うとイーは僅かに開いた扉、先ほどヴィーが少しだけ開けておいた扉に顔を向けた。
「エム!用済みのを置いてある!頼んだぞ!」
ドタバタと物音が聞こえたと思えば、目を輝かせたエムが飛び出してきた。
「ひゃっほー。あんがとー。じゃあ、持ってくね」
誰かに横取りされたくないのか死体まで駆け寄ってくると、その両足を持ち、部屋の中へと引きずり込んでゆく。女性一人の死体だがなかなか重いのか、ゆっくりと、だが着実に運び込むと少しだけ扉が開くように閉じた。
「さて、会長は飲み歩いているはずだ。探しに行こう」
イーとヴィーは大蛇の待つ階下へと降りて行った。
階下には体の一部がぷっくりと膨れた大蛇が這う。
イーの後ろを歩くヴィーを見つけると、体をバネのように圧縮しようととぐろを巻き始める。しかし、最愛の人を食べたばかりで体は言うことを聞かず、歪な螺旋が焦点を合わせた。
「しーっ」
イーは口元に人差し指を当て、静まれと蛇に伝える。
「おやおや悲哀に浮かぶ赫怒だ」
コツコツと階段を降りきると、感情の所在を無くし呆然とする蛇へと迫る。
鼻先を撫ぜながら膨れた腹を一瞥。思わず目尻にシワが寄り口角が上がる。
消えゆく命に触れる。
体温は少しずつ下がり筋肉は弛緩してゆく。最早堰き止める事は出来ず下半身は汚れ、どれだけキツイ香水でも隠せないあの匂いを発する。そして煽情的な肉体は全てを投げ出す。それはつまり全てを受け入れるという事でもある。
それらを触れる事で感じていたイーはこの蛇を見て思案する。
死体と体を重ねるだけでは満ち足りなくなっていたが、何もそれだけが愛情の表現方法ではないのか。なるほど、腹に収めるという手が確かにあるか。
新たな何かに手が届いたような気がして驚喜していた。
「まだまだ愉しめそうだ。君のおかげだよ。蛇君」
イーはくるりと、階段を降りきったヴィーへ振り向き尋ねた。
「この蛇はどうするのか。大分お怒りのようだが」
一度掻き消えた怒りは、腹に収まるビーの方からフツフツと湧き上がってくる。感情を消そうとも、記憶が消える訳ではない。体に残る彼が報われるとすれば、目の前の小さな人間を殺し彼を消化した時だろう。
再びとぐろを巻き始め、舌をシュルシュルと揺らし威嚇する。絶対に殺す、殺してやるとでもいうように。
イーは蛇の顔の前でフワリとひとつ手を振る。またもやポカンとする蛇。とぐろは緩み床を全身で舐め回す。
「この蛇は君を殺すまで諦めないのだろうな」
「殺します。ビーさんと一緒に死ねば許してくれますよね」
蛇は近づいてくる少年に臨戦態勢を取る。殺す!殺してやる!溢れるものは隠しきれず動物に理解が浅くとも一触即発であるのは明らかだった。
「なるほど」
ポツリと呟くと少年はニコリと蛇に笑いかける。
大蛇は項垂れ、再び床にへばりついた。
その光景にイーは眉を顰めた。この少年は一体何をしたんだ。私はこの蛇の感情をなだらかにする事で、衝動的になる臨界値から遠ざけたのだが、この少年は?一体どんな能力を持っているんだ。
流石に年の功がある。穏やかな顔を作り凄い凄いと褒めそやす。疑念は押し殺し、今はただ有望な新人の情報を探る時だと、会話の枝葉を増やすに留めた。
「君なら簡単に殺せてしまうか、私の出番はないようだな」
「んー、蛇って自殺出来るかなー?」
拳に顎を乗せ、首を捻ればあら不思議。可愛い少年が自殺をおねだりしているように見える。
大蛇は可愛さに負けたのか、自ら体に牙を立てる。幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も幾度も。
そうやってできた傷は深く、放っておけば確実に死ぬであろうものだった。しかしそうやって死ねば、時が殺した、という事になる。ヴィーはそれを望まない。何故ならビーを殺したのは自分だからだ。
『イーさん殺して』
「何を」
体は勝手に動き出し、大蛇を殺すのに適切な選択をする。
「蝋人形」
抗えない、制御できない体を頭の中では必死に止めようとしていた。蛇を殺したくないからではない。マリオネットになるのをただただ拒絶するためである。
大蛇の眼前からは1点から突然拡張した蝋が、その顔を覆い、侵食を始める。一部は体内へ流れ込み、一部は顔から体へとへばり付き、のたくろうとする大蛇の力すらも抑え付けピタリと固まる。
気管から肺に流れ込み、食堂から胃へと流れ込む。蝋で満たされた肺では酸素を取り込めず、大蛇の中で窒息したビーが胃に流れ込もうとする蝋を押し返す。呼吸しようと口を開くが、空気は口元で揺蕩い、胃から逆流する蝋と口内でせめぎ合う。
纏う蝋が藻掻くことを許さず、がむしゃらに全身の筋肉を強張らせ佇むのみ。
イーは体の制御を取り戻すと、ヴィーへと足早に近付いた。
「少年。さっきのはビーの能力だな!?」
服を着ていれば胸倉を掴むのだが、ヴィーは生憎全裸。その柔らかな黒髪を鷲掴みにし、視線をぶつける。
「イーさんの能力も頂きましたよ。ほら」
イーは焦燥と怒りの奔流に身を任せ、少年に迫った。にもかかわらず、凪いでいく感情。『均衡』の能力はイーだけが使えたはず。しかし少年は、ほらと、貰った能力を悪びれもせず披露する。
猛る気持ちが無くなれば、髪を握る手も自然と開く。
「君は……何という才能だ」
凪いだ感情が理性を優位に立たせ、思考を纏め始める。どんな能力にも条件がある。私はその条件を満たしてしまったのだろう。少年は無敵に非ず。されども強い。平然としている様を見れば、赴く感情をぶつけているのでは無い。つまり、この少年と死闘を演じるとすれば、敗走は必死。
抗わず、取り込むのが得策。彼自身も気付かぬうちに絆してみせよう。
「ありがとうございました。イーさん。僕の力では殺せそうに無かったので。怒ってます?」
分かりきっているだろうに。子供の皮をかぶり無知を演出する。末恐ろしいヤツだ。
「いやいや、びっくりしただけだ。そんな才能があったとは、早く会長に会わせなければ」
「そうですね。早く会いたいです」
蛇はやっとのことで絶命し、苦しみから解放された。死の間際、激しい怒りを手放し、ビーと同じ場所へと行ける喜びを携えその命を散らした。
事が終われば興味は失せ、イーとヴィーは歓談する。
「服が必要か」
目測で寸法を見積もると、少年の両肩へと手を乗せる。
「蝋細工」
触れた部分から黒い蝋が体を覆っていく。少年は臆した様子も無くされるがまま。
白い半袖のワイシャツと黒革ベルト。短パンのズボンに黒いローファー。礼服のような蝋細工に身を包んだ少年はにこやかに、ペタペタと質感を確かめる。
「スゴイ!本物と変わらないですね」
「質感も似せることが出来る。君も使えるのだろう?」
『均衡』の能力を使って見せた少年。しかし、蝋の能力は見せていない。イーは自然に探りを入れる。
「あははは。気になりますかー?」
「これから同僚となるのだ。力量は知っておきたい。そうすれば指導もし易いだろう?」
「蝋の能力は使えないみたいです。何でか分かりますか?」
「残念だが分からない。私も自分の能力の全てを把握している訳ではないからな。自分で見つけるといい」
「分かりました!」
嘘か本当か、真偽を見極める術を持たないイー。
一先ず答えは保留とし、会長であるエーの元へと向かう事にした。
少年が危険であっても彼ならば対処してくれると、信仰に近い信頼があったからだ。
いつ牙を剥かれるか、内心の怯えをおくびにも出さず、彼らは社屋を後にした。
美醜を判断するのも可笑しくなるような造形のままの白い塊は、玄関の前に置かれ、何とか顔と判別出来るそれは階段を向いていた。
その先から来た少年にどんな思いを抱いているのか。
思いを抱くのは生者の特権。蛇にはもう叶わない事だった。
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