第36話 秋葉原ダンジョンのオーク狩り
2人には部屋に案内して落ち着いた頃に夕食作って…3人で楽しく食べてから食後に俺のスキルを説明した。
スマホを覗くと…
コスプレイヤーフレンド
・立花杏奈〈幸音クリスティー、雨鳥千花、汎用黒スーツ〉●●●貸出
・鈴見華鈴〈天翅奏妃、小波霧依、汎用黒スーツ〉●●●貸出
・冥耶・H〈火座也椿、鴉丸恭助、汎用黒スーツ〉●●●貸出
・菅生アキラ〈汎用黒スーツ〉●貸出
・八賀裏ルリ〈汎用黒スーツ〉●貸出
・巻島悠一朗〈貸出可〉
・甲斐道那美〈貸出可〉
・甲斐道那岐〈貸出可〉
「さてこれで貸す事が可能になったから…何のコスプレをしたい?」
「俺はドラゴンオーブの…トラックスがしたい!」
「私は…ってか最近のアニメ、漫画分からないよ…」
と言う事でアニメ,漫画、ゲームを時間の許す限り…
そしてあれから3日…
仲間はまだ戻ってこない…
斑鳩ダンジョンはまだ立入禁止なので、秋葉原ダンジョンに3人で行く事になった。
秋葉原ダンジョンは既に全10階まででクリアしている為、今ではオタク系探索者達が活動していると言う話は聞いてるので気楽に潜れる。
秋葉原ダンジョン3階にて…
『那岐!そっちへ行ったわよ!』
内部通信で那岐に注意する那美は敵と接敵している…
相手はオーク…
10階の2~4階まではノーマル種、5~7階まではブロンズ種、8~10階までシルバー種で10階の階層主であるボスはゴールド種だったらしいが現在はシルバー種のオークロードらしい…
何故、秋葉原ダンジョンの敵性がオークしかいないのは不明だが女性探索者には不評な存在で、なんせ女性探索者と知るとオーク達が群がって襲ってくる事で有名。
実際に女性探索者がオーク達に捕まって救出隊が救出しに行ったが…生きてはいたが酷い性暴行でボロボロになるとの事、ちなみに男性は殺されて食べられたりと食料として見られているらしい…
『OK!!』
棍棒を持って襲い掛かってくるオークに対して
【パワーバレット】
バシューン!
≪ブゴー!?≫
手からエネルギー弾を放つと顔に食らって仰け反るオークに
【アクセルパンチ】
「オラーよ!」
ドゴン!
右拳を思いっきり腹に叩きこむ!
≪グボーッホー≫
【バーストバレット】
腹を押さえて頭が下がったオークに両手で連続エネルギー弾を叩き込む!
「くらえ!」
バシュバシュバシュバシュバシュ!!!
≪ブゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴー≫
顔に胸に腹に連続にエネルギー弾を叩き込まれながら消滅するオーク…
≪ブゴー!!!≫
オークが棍棒を上から振り上げて叩き込み
那美はゴッ!と腕に振り落とされるが、メリッと音がして靴が下の地面に沈み込む。
しかしガードした左腕が痛くないのか?平気な顔をしてスキルを発動させる。
【アクセルキック】
ベッチーン!
≪ボゴオオオ―≫
そのまま右足のハイキックで蹴り回して、頭にドゴンと当たると吹っ飛んでいくオーク
【バーストバレット】
吹っ飛んだオークへ、とどめとばかりに連続エネルギー弾を放つ!
バシュバシュバシュバシュバシュ!!
あっという間に消滅していくオーク
あとには魔石が転がっているだけ…
「ふう~この身体、ヤバいわね…全然、痛くないわ、寧ろ武器が折れるわ」
金髪のストレートヘアーで切れ長のツリ目から青い瞳が覗かせている…デニムの袖だけ切った上着にデニムのスカートで黒いタイツにブーツを履いた格好は…
アンドロイドNo.18のコスプレをした那美
「本当だね…しかもこれだけ戦っても疲れないのは異常だよ」
切れ長のツリ目と黒のストレートヘアー、衣装は白と黒のTシャツの重ね着で、首にオレンジのバンダナを巻いているシャープで中性的な顔立ちの青年…
アンドロイドNo.17のコスプレした那岐
2人はドラゴンオーブに出てくるアンドロイドNo.18と17のコスプレで秋葉原ダンジョンを探索中…
ちょうどコスプレしようと衣装も揃えてたし、勿論着る予定だった華鈴達には話を通して許可も貰ったし…
俺はそんな2人の援護を2人でしていた。
ドラゴンオーブのクリリイとマジックアカデミーの劣等生の志波竜也の2人…
この2人は神宮寺彰人でピクコロ大魔王のスキル【分身】を使っている為、2人に分身してその分身してる彰人がそれぞれキャラインストールしている。
分身のデメリットはステータスの能力は全て半分になりレベルも半分、生命力、精神力も半分になりキャラも同時に同じ者にはなれない。
スキルもキャラインストールしているキャラのしか使えないが、それはデメリットとは言えないかもしれない。
メリットはもし片方のどちらかがやられてもレベル、経験値、記憶は失わず元に戻る(ただし生命力、精神力は半分に減ったまま)
「「2人共、大分慣れたみたいだな〜にしても、那美は流石に避けろよ〜見てるこっちがヒヤヒヤするよ」」
最初のオークとの戦闘の際、那美は昔の組手のように動けず思いっきり棍棒でぶん殴られたんだが…棍棒の方が粉砕してしまい〜しかしそれで吹っ切れたのか…昔のような喧嘩殺法で戦える様になったので安心してたが…
「あはは〜つい漫画みたいな感じな事やってみたくて〜今度は避けるからゴメン!」
那美はアンドロイドNo.18のコスプレのしたまま、舌を出して照れ笑いする。
ドキッ!?
え?!〜俺…No.18萌えでは無いのに〜すんごく可愛いく見えた!?
いや嫌いではないし~クリリイとの夫婦コンビが好きだから…よし後でクリリイとNo.18でコスプレ自撮りするか~(後で同人誌も探そう~秋葉原だし)
「にしてもクリリイとイケメンが同時に兄貴と同じ声で喋るの、凄く違和感と言うか不思議だな…」
那岐は不思議そうに俺との会話に違和感を感じているようだ。
そんな事を喋りながら、まだまだ潜る3人だった…
アンドロイドNo.18
Geo戦闘プログラム Lv03(☆無限炉ユニット)●貸出
☆パワーバレット、☆アクセルキック、☆バーストバレット
(☆マリオネットNo.17、〈未〉■)
アンドロイドNo.17
Geo戦闘プログラム Lv03(☆無限炉ユニット)●貸出
☆パワーバレット、☆アクセルパンチ、☆バーストバレット
(☆マリオネットNo.18、〈未〉■)
志波竜也
魔法士 Lv03(封■)
魔力弾、神霊の目、瞬間記憶
(銃型発動体×2、軍用ボディアーマー〈未〉■)
クリリイ
龜流拳術 Lv05
気配(完全遮断)、閃光拳、武空術、拡散双気弾(追尾弾)、気皿斬(連斬)
(〈未〉■)
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