兄妹は何を、どうしてすれ違っているのだろう? と思いながら読み進めておりました。二人は共に支えあってきた美しい関係であると同時に、共に依存しているような状態でもあり、この日をきっかけに二人ともがそれぞれから自立していったのですね。
真と桃の胸の内がなぜ曇りなのか、雨なのか、そして色々な事情がわかって、私もスッキリしました。
二人(いや、優紀と玲奈も合わせて四人? 二組?)のこれからを思うと、晴れ晴れとした気持ちです。
この先も楽しみにしております。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
登場人物たちにとってもそうであるし、また読み物としても「サプライズ」を演出したいと思っているので、最後までなかなか話が明かされず「作者このヤロー!」と思うところがあるかもしれません。ただ「雨上がりのJune Braide」という章タイトルを考えた時から、最後は晴れ間が覗くようなものにしたいと思っていました。
ちなみに真と桃の兄妹にはモデルがいて、真はお笑いコンビオズワルドの伊藤さんで、桃はオズワルド伊藤さんの妹で女優の伊藤沙莉さんです。もちろん設定は完全に創作ですが。
明日、前回と同じように1話の幕間を挿み、物語は最終章へ向かいます。最終章の公開までに少し日数がかかってしまうかもしれませんが(なにしろその最終章はまだ1文字も書けていない)、また楽しんで読んでもらえたらと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
素敵なお話だなあと思いました。
歌の歌詞が心に沁みます。
作者からの返信
ありがとうございます。
ふざけることの多い人たちですが、歌詞は真面目に書きました。