また将棋小説を書けた

 「0割0分0厘」が、1000PVを越えました。この作品、確率シリーズとは言ってますが、他の作品からは完全に独立してます。スピンオフばかり書いていたので、久々に新しい世界に挑戦した作品といえます。

 初めて将棋小説を書いたのは15年前。数年後にネットに発表し、多くの方に読んでもらえました。当時は将棋ファンたちがコンテンツに飢えているような感じで、みんなでいろいろ書いて感想言って、ワイワイ楽しんでいたような気がします。

 今はそういう感じではなく、将棋ファンで私の作品を読んでいる人は少ないのではないでしょうか。将棋の魅力を知らせる、という意味ではいいことなのかもしれません。ただ、最近自分の作品の中で「将棋小説の方が読まれない」という状況になっていて、いろいろ思い悩むところもありました。将棋を題材に大ヒットしてる人もいるので、「将棋だから読まれない」も言い訳になりませんしね……。悩んだんですが、「書きたいものがあるから書く」という結論になりました。

 新しいファンタジーやラグビー小説の続編など、今後予定しているのは将棋小説ではありません。でもまだ「将棋で書きたいこと」はあるので、次作もその次もあると思います。

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