第10 ガイア 魔法の授業


 俺の名前はガイア。

 大魔術師の弟子、ガイアだ。


 学園島に来て、最初の1か月はあり得ないほどの地獄だった。

 第一次成長限界を超えるための訓練だというが、体を鉛のように重くされた挙句にずっとゴーレムに追いかけられるという頭のおかしい修行である。

 しかも、その訓練は本来10日ほどで一気に行なうというのだから、それをやったロビンとレインは相当に精神力が高かったのだろう。


 しかし、訓練の効果は劇的だった。

 あり得ないほどに強くなったのだ。


 それに魔法の授業を受ける前に、なんとマジックバリアも覚えてしまった。

 あのマジックバリアだぜ? マジックバリアが使える魔術師となれば、どこのパーティだって一目置かれる。まあ、さすがにそれだけじゃダメだけど。

 しかも魔法の展開速度が異常に早い。そうしないとゴーレムにぶっ飛ばされるから、必死に使っているうちに早くなったわけだが。


 そして、今日からいよいよ魔法の授業である。


 場所はダンジョン内の草原。

 明らかに王宮や貴族家の魔術師であろう人たちと共に、俺は、この村に誘ってくれた張本人である大魔術師ルナス様の話に耳を傾ける。

 以前見た時のようなエロイ格好ではなく、首元までピッチリとしまった服にマント姿だ。まあ、あんな格好をされたら、授業なんて耳に入らないから正しい判断と言えるだろう。だが、それでも胸に目は行くが。


「さて、あなたたちにまず教えるのは、魔術師としての心構えよ」


 俺は居住まいを正した。

 冒険者として長年働いてきた俺は、心構えというものが奥義に連なるほどに大切だと知っていた。

 なぜなら、そういう心構えは1人の天才が言っているわけではなく、多くの先達の経験によって生み出されている場合が多いからだ。大魔境は冒険者の心構えを破った者から死ぬと言って過言ではなかったのだ。


 ルナス様は言う。


「魔術師は万象に疑問に持ちなさい。自分の体から足元の草花まで、どういう仕組みで成り立っているのか常に考えるの。木工職人が樹木を見たら、どのような作品を作れるか考えるでしょう? 魔法もそれと何も変わらないわ。常に万象に疑問を持ち、それに対して魔法でどのようなアプローチが取れるのかを考える。それが魔法の極意のひとつよ。これを実践する魔術師は、たった1回の散歩で実力を上げることすらあるわ」


 なるほど、魔術師は賢そうなやつが多いけど、俺とはまったく目線が違ったわけか。

 俺は今の話を絶対に忘れまいと心に刻んだ。


 そんなふうに思いながら周りの奴らを見ると、頷いている者もいれば初めて聞いた様子の者もいる。

 こいつら全員、貴族の魔術師じゃないのか? それとも冒険者みたいに心構えを共有したりしないのだろうか?


 話は終わり、いよいよ授業が始まった。


「あなたたちにまず覚えてもらうのは、魔法の基本中の基本。マジックバリアよ」


「マジックバリアですか? 我々はすでに全員が使えるはずです。この1か月で死ぬほど使いましたから、展開速度は見違えるほど早くなりました」


 王宮魔術師と思われる若い男が問う。


「いいえ、あなたたちが使っているのはマジックバリアの卵よ。本当のマジックバリアはこういう魔法」


「「「うわっ!?」」」


 ルナス様が手を振ると、聴講している全員の目の前に半透明の赤い膜が現れた。丸盾くらいの大きさだろうか。

 触ってみると硬く、その場からまったく動かせない。


「マジックバリアはみんなが前の一カ月にやっていた魔力操作の練習から一歩踏み込んだ、魔法のより実践的な操作方法を学べるの」


 俺たちは透明な人形を使って魔力操作力を高めた。そのおかげもあって俺もマジックバリアを使えるようになったが、その透明な人形を使った練習ではたしかに魔法は放てない。

 マジックバリアは殺傷能力もないし、安全な練習にはうってつけなのかもしれない。


「なにより、マジックバリアはシンプルに強い。これを武術に取り込む流派も多いわ。そこのあなたはたしかゼリアの冒険者だったわね。これが武術に使えるって気づいたんじゃないかしら?」


 そう指摘されたのは俺だった。

 結構前のことなのに覚えてくれていて、俺は大感激だった。


「は、はい! 俺がルナス様に斬りかかったとしても、手足、首、腰とマジックバリアに邪魔されて踏み込むことすらできないと思います。自分で運用するなら自由に出し入れできる盾にできるかなって思います」


ルナス様は「その通り」と頷いた。


「あなたたちはあと1か月くらいでここを卒業するけど、完全に引退するまで、マジックバリアによる修練は続けなさい。それは魔法操作力の維持や向上に繋がるわ」


 ルナス様はそう言うと、マジックバリアの妙技をいくつか見せてくれた。

 バリアの上にコップを置いたり、軽く放った石の軌道上に箱型のバリアを張ったり、一見すれば大道芸に見えるが、この中の誰もその技法を使うことはできない。


「これを練習していくと、初級魔法程度なら指を動かすよりも簡単に使えるようになるわ。たとえばこんなふうにね」


 ルナス様がそう言い終えると、背後に数え切られないほどの魔法が一瞬にして展開した。

 全てがボール系の初級魔法だが、素人との俺だって凄まじい技術だとわかる。実際に生徒の魔術師たちは全員が茫然としていた。


 というわけで修行が始まった。


「はーい、左右の人と手が当たらないくらいに並んでー」


 とルナス様に言われて、俺たちは横一列に並ぶと、その瞬間、俺たちの体が一瞬にして磔になった。隣のやつを見る限り、どうやら俺は土柱に磔にされているらしい。


 クッソ!

 前半の修行で手に入れた力でもビクともしねえ!


 前の1か月で散々壁に叩きつけられて血反吐を吐いた経験から、俺たちに極度の混乱はない。ただ、嫌な予感はひしひしとする。


 そして、嫌な予感は正しかった。

 ルナス様がトンと地面で足踏みすると、俺たちの前の土が盛り上がり、ゴーレムが生み出された。1人1体の贅沢仕様だ。


 俺たちは瞬時に理解して、磔のまま遠い目をした。

 平民である俺も族の魔術師たちも、たぶん心は一致していた。


 前半で地獄は終わってなかったかー、と。


「マジックバリアを張りなさい。それ以外の魔法は全てキャンセルするからねー」


 言われるまでもなく俺たちはすぐにマジックバリアを張った。


 そこから地獄が始まった。


「「「うわぁああああああああ!」」」


 マジックバリアに物凄い勢いで棍棒が振り下ろされ続ける。


 大昔、ゾルバ帝国には『クズーンの木檻』という処刑方法があったという。

 クズーン皇帝が考案した木製のとても狭い檻であり、そこに罪人を閉じ込め、周りにゴブリンを解き放つのだ。檻の隙間からゴブリンの手は届かないが木製なので壊すことは可能で、罪人はゴブリンに群がられる恐怖を味わいながら死んでいくという。これがコロシアムの見世物になっていたのだとか。


 今の俺たちはまさにそんな状態だった。

 違う点は、観客がいないことと修行であることだろう。


「目を閉じない! 心眼持ちでもないのに敵前で目を閉じるなんて殺してくださいって言っているようなものよ!」


 それはたぶん俺に言われた言葉ではない。

 大魔境の冒険者である俺の肝の座り方は貴族の魔術師とは比べ物にならないから、目を閉じたりしなかった。


「魔法職は常にクールに! 魔法の力だけで状況をひっくり返せるように思考を続けなさい!」


 ま、魔法職は常にクールに。魔法の力だけで状況をひっくり返す。

 俺に使える魔法はマジックバリアだけ。というか、全員がマジックバリア以外は許されていない。ならばこの状況をマジックバリアだけで好転させるのは明白。


 3分もすると悲鳴は収まったのは、前半でゴーレムに散々ボッコボコにされたからだろうか。マジックバリアで守られている限りは前半のような痛みがないのも大きい。


「そ、そうか、こういうことか!」


 そう叫んだのは俺の隣の奴だった。

 クソ、さすがに最初から魔法が使えるだけある。なにかコツのようなものを掴んだのだろう。


 俺もマジックバリアを維持しながら冷静に考えた。

 この修行の意味はなんだ?

 それは最初に教えられている。マジックバリアを上手く運用するための修行だ。


 そこでハッとした。

 このままマジックバリアを展開し続けたら当然魔力は枯渇する。

 俺は元々剣士なので、魔力管理なんて完全に失念していた。


 ならばどうすればいいか。

 それも最初に示されていた。マジックバリアをコンパクトにすればいい。俺のマジックバリアは背後や側面分だけ明らかに無駄が多いのだから、これをどうにかしなければ……!




「「「……」」」


 俺たちのパーティはどんよりしながら飯を食べていた。

 ここの飯は滅茶苦茶美味いが、きつい修行の日は喜んで食うこともできない。

 前半の最初の内もこんな感じだったが、まさか後半になってまたどんよりしながら食うことになるとは思わなかった。


「ガイア、魔法はどうだった?」


「マジックバリアの秘儀は体得できたが、貴族の魔術師たちにはやっぱり及ばなかった」


「お前もマジックバリアの秘儀覚えたの?」


「じゃあお前も? そういえば、多くの武術に取り入れられてるって言ってたっけか」


「まあ、俺も騎士連中に敵わなかったな」


 魔術師や騎士は貴族の次男以下が大半を占めている。

 やはりそういう教育を幼いころから受けているので、コツを掴むのが早いのだ。


 そんな中で元気な奴が2人いる。

『百科の錬金術師コロミア』の修行を始めた斧戦士と、俺の恋人のリーアだ。


 斧戦士のグラッドは飯を食いながら何かを読んでおり、たった1か月で読み書きを完全にマスターしていた。髭は全部剃り、髪を後ろで結び、もう以前のように山賊っぽくない。厳ついギルド職員みたいな風体である。


 俺の恋人のリーアは『虹のバルバリア』という弓の英雄を信仰している。その矢は魔法を帯び、バルバリアは一瞬のうちに7発射ることで矢が虹のように天を彩ったという。


「リーアはどうだったんだ?」


「もむ? あたし、みんなに褒められた!」


 リーアはほっぺに米粒をつけて笑った。アホ可愛い。


「マジかよ」


「いやでも、弓専門の騎士はほとんどいねえからな。リーアの腕でトップレベルなのも不思議じゃないぞ」


「たしかにゼットのいう通りだ。それに対して、俺らは剣士や魔術師だからな。一緒に学ぶやつらの質も高いのかもしれない」


「グラッドは?」


「あ? すまん、なんだ? 聞いてなかった」


 その反応に俺たちは顔を見合わせた。

 かつては酒飲んでガハガハ言いながらエロ話していたオッサンが、読書に夢中で話を聞いていなかったのである。


「え、えっと、な、なにを読んでるんだ?」


「これは人体解剖学入門って本だ。内臓ってあるだろ? それがそれぞれどういう役割があるか書いてある」


「「「……」」」


「これがなかなか面白いんだよ。まあまだ子供向けの本だけどな。大人向けの本はまだわからん」


「おいおい、山賊が学者にジュブチャンジかよ」


「うるせぇ」


 え、なにこれ、このパーティの頭脳派は俺じゃなかったのか?

 魔術師になってその地位は確実だと思ったら、グラッドの方が賢くなっているんだが。


「お前、人を解剖なんてしねえだろうな」


「するかアホ! やるならゴブリンだな。ゴブリンの臓器と人間の臓器はほぼ同じらしい。ただ、脳みそは人間の方が大きく、消化器官などはゴブリンの方が遥かに強靭らしいけど」


「へえ!」


「だから、毒や薬の実験をする時はゴブリンを使うといいらしい。薬や魔法は、ゴブリンに効くものは人間にも効くみたいだな」


「なにそのマメ知識面白っ!」


「だろ?」


 冒険者ってのは自身がバカだから知識人に憧れる傾向が強い。それが裏返って知識人をバカにするやつもいるけどな。だから、グラッドも知識を蓄えるのが楽しくて仕方ないのだろう。


「しっかし、山賊が学者になっちまうんだ。俺たちも頑張らねえとダメだな」


「ああ。俺たちと同じようなことを学んでいるガキ共がわんさかいるんだろ? ここで逃げたらマジで路頭に迷うぞ」


 それはそう。この学園は門戸が広すぎるから、国民なら誰でも授業が受けられちまう。はっきり言ってうかうかしていられない。


 俺たちは飯をかっこみ、中庭でマジックバリアの復習を始まることにした。

 ルナス様の言葉を信じ、コンパクトにしたマジックバリアでひらすら魔力操作力を上げよう。




「さて、この10日間であなたたちは見違えるほど魔力操作が上手くなったわ。もう覚えられない初級魔法は存在しないでしょう」


 ルナス様がそう言って俺たちを褒めてくれて、全員が滅茶苦茶嬉しそうな顔をした。おっぱいが大きな美人であり世界一の魔術師なので、全員がルナス様に心酔していた。


 実際に剣士であった俺ですら、教えられた初級魔法を自在に操れるようになっていた。おそらく、他の初級魔法もやり方さえわかったらすぐに習得できるだろう。


「じゃあ、準備運動を始めるわよ」


 俺たちは軍隊のようにきびきびと横一列に整列した。

 そんな俺たちの前に球体が現れる。ルナス様が自在に操ることのできるスフィアという魔法だ。


 スフィアが決められた軌道で飛んでくるので、俺たちはマジックバリアでそれを受け止める。やはり決められた時にスフィアに属性が宿るので、その際にはマジックバリアに属性を宿して無効化する。武術でいうところの約束組手みたいなもんだな。


 最初の内は何度も体すれすれで寸止めしてもらったが、部屋に帰ってもずっと練習して、今では他の魔術師に負けないくらいにマジックバリアを展開できていた。


「火矢展開!」


 準備運動はそれだけじゃない。

 俺たちは、ルナス様の号令と共に一呼吸の内に火矢の魔法を展開する。5本展開するやつもいれば8本展開するやつもいる。俺は残念ながらまだ4本だ。


 俺が隠れて努力をしているように、8本展開できる貴族も努力しているのだろう。むしろ、貴族社会で生き残るためにコイツらの方が必死なのかもしれない。

 しかし、5本展開のやつらのケツは見えた。あと20日でトップを取るのは無理だろうが、5本展開のやつらは全員抜いてやる。


「魔法還元! 水矢展開!」


 魔法還元をしたら、今度は水矢を即座に展開する。

 魔法還元は準備が整った魔法を放たずに自身の魔力として還元する技だ。魔法の準備ができるのならそのまま放つ方が簡単で、魔法還元の方が遥かに難しい。


 この訓練は『一呼吸の内に』魔法を展開するのが重要で、じっくり練ってはならない。とにかく早く、多く、正確に魔法を展開する必要がある。


 準備運動が終わった頃には全員が汗びっしょりで、賢い魔術師の姿というよりも武術でしごかれたあとの戦士のような感じである。


「さて、今日で初級の魔術の訓練は終わりよ。今日覚える魔法は、たくさんある魔法の中で最も重要と言って過言ではない魔法よ」


「そ、それは魔法の奥義ということでしょうか?」


 ルナス様の言葉に全員がゴクリと喉を鳴らす中、貴族の魔術師が問う。


「いいえ、そんな大それたものじゃないわ。でも、この魔法を扱えない魔術師は魔術師とすら言えないわ。それくらい大切な魔法。その名もレジスト」


 そう告げたルナス様は、すぐ近くを指さした。

 さっきから気になっていたが、そこにはゴブリンが1匹いた。何かで眠らせられている様子だ。


「このゴブリンは私の魔法で眠っているわ。そう、眠りの魔法を使っているの。あなたたちはこの眠りの魔法に抗えると思う? そこのあなた。ガイア君。どうかしら?」


 おー、名前を!

 俺は嬉しく思いつつ、答えた。


「ルナス様ほどの使い手の魔法は、ちょっと抵抗できる気がしません」


「不正解!」


「っ!」


 クッ、今の回答はダメだったのか!?

 実際にルナス様の魔法に俺ごときが抵抗できるということに、多くのやつらが首を傾げた。


 ルナス様は言う。


「たしかに私が本気で放つファイアーボールをあなたが防ぐのは不可能でしょう。でも、私が本気で放った睡眠の魔法なら抵抗することができるわ。魔法は外部から相手に作用する魔法と、内部から作用する魔法があるの。外部から作用する魔法とは攻撃魔法とかそういうのね。こういう魔法は実力が物を言うわ。でも、内部から作用する魔法は、実力に関係なく抵抗の仕方さえ知っていれば簡単に回避できるわ」


「その抵抗の方法がレジストという魔法ですか?」


「正解」


 今度は正解を貰えた。


「あらゆる生物は内部から作用する魔法に対して、無意識のうちに抗おうとするわ。強力な魔物は精神力も強いから睡眠の魔法なんかは効きにくい傾向にあるわ。人間の場合、これを魔法にまで昇華させた。それがレジストの魔法。レジストの魔法は、様々な魔法を防げるわ。ちなみに、この魔法はこの学園の必修だから全員が覚えることになるわ」


 ルナス様は眠っているゴブリンを魔法で起こすと、次々と魔法をかけていった。

 麻痺する魔法、声が出せなくなる魔法、目が見えなくなる魔法、幻覚を見せる魔法、そして体を石にする魔法。

 どれもこれも聞いたことのない恐ろしい魔法で、実験に使われているゴブリンはその全てに掛かった。


「魔物が使う恐怖の咆哮や魔眼系もひっくるめて、こういったもの全てがレジストの魔法ひとつで100%防げるわ。逆に言えば、レジストを知らない場合、強い意志力や純粋な魔力で弾く必要が出てきて、大抵は術にかかってしまうわ」


 なるほど、魔術師同士の戦いになったら、レジストを知らなければどうにもならないのか。知らないなんてありえないと逆に思われそうだが、それに賭けるのはリスクが高すぎるだろう。特に魔物なんかはとりあえず咆哮を使っておけみたいな戦法を取ってくるからな。


「というわけで、今日はこのレジストを完全に習得してもらいます。今のあなたたちならそう苦労せずに覚えられるでしょう。では始めます。いつものように横一列に並んでー」


 横一列に並んだ俺たちはひとつ深呼吸をした。

 よし、こい!


 俺たちはいつものように土柱に縛られた。

 もうこのくらいが丁度いい。なんなら縛られた方が集中できると言う貴族すらでてきたからな。


 俺もこの前の休日でリーアに縛ってもらったら案外良かったので、もうこの場にいるやつらはダメかもしれんね。


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