第15話 レイン 地獄の訓練
私はレイン・オルタス。
実家は田舎にあるオルタス男爵家で、私は次女として生まれました。
小さい頃から兄上たちに混ざって木の棒を振り回していたおかげか、気づけば白騎士になっていました!
でも……。
田舎ではブイブイ言わせていた私ですが、騎士団には私や兄上よりもずっと強い人がゴロゴロいました。私はエリートばかりの騎士団では落ちこぼれなのです……。
だからでしょうか。
キャサグメ様の村へ視察に行く公爵閣下の一行に、私は組み込まれてしまいました。死んでも損失が少ないからだと思います。
結果から言えば、その視察の旅はなにも危険はありませんでした。
むしろ副団長が抜剣しないか、騎士一同は全員でひやひやしていたくらいです。
そして、そんな旅の終わりに、私は特殊な任務に就くことになりました。
キャサグメ様の村で行われる戦闘の技術指導の生贄です。
吐きそうです!
たしかに、この村はこの世のものとは思えないほど美しく、文化的な場所です。
でも、それはそれ。
迎賓館に乗り込んで騎士団をボッコボコにした頭がおかしいやつらが作った村なんですよ? 1人残された私からすれば、敵地となにも変わりません。
私の肩をポンと叩いた副団長のあの笑顔。
頑張れよ、じゃねえですよ!?
しかも、技術指導のコースは強制的に一番辛いドラゴンコースにされました。
あれほど人をぶん殴りたいと思ったことはほかにありません。
騎士団で活躍することを楽しみにしてくださったお父様、お母様、お兄様、お姉様。
申し訳ありません。私はきっと死にます。
万が一のために、同僚には家族へ向けた手紙を託しておきました。
それが読まれないことを願うばかりですが、きっとその願いは叶わないでしょう。私は殺されます。
技術指導を受ける人のために用意された寮は、この村らしくとんでもなく豪華なものでした。私の暮らす騎士の宿舎が犬小屋に思えるほどに綺麗です。
しかし、それも、死にゆく私を最後に楽しませてあげようという、この村の悪質な優しさに思えてなりません。
きっと、とても美味しいこの夕食を泣きながら食べている私を、どこかで見て笑っているのでしょう。なんて悪辣。なんて陰湿。
きっとこれが私の最後の晩餐なのです……うまぁ。
くぅ! 心は弱っていますが、体は正直です……!
そんなこんなで寮で一夜を越して集合場所に行ってみると、なななな、なんと!
ショタがいました!
ロビン君というそうです。
12歳の可愛い子です。
でも力強い目をするところもあり、可愛さの中に雄味が見え隠れする少年です!
でも、犬耳メイドが近くにいます。
なんだか、この人はショタ好きの匂いがします。こわぁ。
きっとロビン君はこの女に弄ばれて、最終的にあの広い海にでも捨てられて、魔物の餌にされてしまうのです。ショタの踊り食いです。
でも、私はなにもできません。ごめんなさい、ロビン君……。
「うわぁあああああ!」
「ひぅうううううう!」
それ見たことかーっ!
絶賛、私たちはジジイに弄ばれています!
装着すると体が凄く重たくなる呪いの腕輪をつけられた挙句に、ゴーレムに追いかけられているのです!
私たちが核を壊したゴーレムではなく、もっと小さなゴーレムです。
小さいと言っても私の3倍は背丈があるので、どちらにしても私とロビン君では歯が立たない魔物です。
ゴーレムはそこまで早く動ける魔物ではないので、普通なら逃げることは容易です。でも、呪いの腕輪のせいで今の私たちのスピードもゴーレムとあまり変わりません。
しかも、周りに壁まで作って、遠くに逃げられないようにする周到さです!
私とロビン君は全速力で逃げますが、無限の体力を持っているゴーレムも永遠に追いかけてきます。
全力疾走なので通常なら瞬く間に体力が失われるはずですが、ジジイがくれたフェニックスポーションのおかげで、『あと100m走れば動けなくなる』くらいのギリギリの疲労がずっと続いています! なんですかこれ、めちゃくちゃ気持ち悪いです!
この訓練の開始前に、白騎士の鎧を脱ぐように言われて今は修練着ですが、断固として脱ぐべきではありませんでした。少しでも防御力を高めておくべきでした……っ!
「ひぅうううう!」
「レイン様、止まったら死んじゃうよーっ! 走ってぇーっ!」
ロビン君の応援に私は挫けそうな足に喝を入れて、再び全速力で走ります!
そんな私たちの前方では、ジジイが後ろ向きで走っています。気持ち悪ぅ!
「ほれ、ロビン坊、レイン嬢ちゃん。受け取れ」
そう言ってジジイが投げた木刀が、私たちの手の中に吸い込まれていきます。強制です!
有無を言わさず木刀を渡された私たちは、きっと泣いていたと思います。
この状態でゴーレムと戦えというんですか!?
違いました。
前方で走るジジイが、私たちに向けて謎の球体を飛ばしてきたのです。手で投げているわけではなく、魔法で飛ばしている様子です。
「ひぃいいい!」
私は慌ててそれを木刀で弾きます。
腕輪のせいでその動作すらものろのろです! タイミングが合ったのは奇跡ですよ!?
球体は木刀に当たり、ジジイの下へ飛んでいきます。いえ、戻っていったのでしょう。
この瞬間、私とロビン君は理解しました。
その考えは正しく、球体がガンガン飛んでくるようになりました。
後ろからはゴーレム、前からはジジイが飛ばす謎の球体!
私たちは全力で走り続け、球体が飛んで来たら必死に木刀を振ります!
と、ここで私の頭に閃きが宿りました。
木刀に当たった球体は柔らかいのです。ポヨンとしています。
それなら体に当たっても痛くないですよね、と。
となれば、よし、疾走の邪魔となる剣撃はもうやめましょう!
これが間違いでした……っ!
球体が体に当たった瞬間、私の体が地面と水平に吹き飛ばされたのです!
「れ、レイン様ーっ!」
ロビン君の可愛い叫びが聞こえた直後、ドゴーン、と壁に叩きつけられました。
一瞬の激痛。
これが致命的なダメージであることは、私の口から吐き出された大量の血が物語っています。それと共に、私の中で命の炎が消えていく感じがしました。
ああ、死ぬんだ……。
ごめんなさい、お父様、お母さま……。
薄れゆく意識の中に家族の顔が浮かんだ瞬間、全回復しました! 気持ち悪ぅッ!
さらに、私の体が空中に浮かび、ロビン君の隣に移動させられました。二手には別れさせんぞ、というジジイの狂った執念がうかがえます!
再び走り始めた私とロビン君。
「ろ、ロビンくーん!」
次はロビン君も吹っ飛ばされました! あんなに可愛い子が!
ロビン君も壁に叩きつけられて血反吐をまき散らしますが、やはり一瞬で回復したようで、全力で走る私の近くに降ろされます。ジジイの執念が狂気に染まっている件!
それからも、お互いに何度も壁ドンを食らいました。水平跳びからの壁叩きつけ、すなわち壁ドンです。
ついにはゴーレムの攻撃も受けてしまいましたが、これも同じです。ここでの一撃は、須らく壁ドンになるのです!
そんなことがどれくらい続いたでしょうか。1刻(※30分)、2刻? もしかしたら半刻も経っていないかもしれません。
とにかく、私たちの目は次第に慣れ始め、球体を上手くさばきつつ、斬撃によるロスを最小限に抑えながら全力で走れるようになりました。
すると、球体が2つに増えました!
私の中で、今夜、逃げ出すことが決定した瞬間でした。
こんなの死んじゃいます……っ!
少し遅めのお昼ご飯を食べると、今度は観光島の浜辺に来ました。
エメラルドブルーに輝く美しい海ですが、今は嫌な予感しかしません……っ!
きっと怖いことが始まるのだろうと、私とロビン君はすでに足をガクガクさせています。
私はワンピースタイプの水着を着て、ボディラインを惜しげもなく披露していますが、私がはにかむことはないし、ロビン君がもじもじしてくれることもないです。
ただただ、これから始まる恐ろしい修行を思って足をガクつかせています。
そして、そのガクガクの動作すらも呪いの腕輪のせいで重いです。
「ロビン君。もし、私がここで死んだら、レイン・オルタスという女騎士がいたことをどうか覚えていてください」
「れ、レイン様!?」
私の最後のお願いに、ロビン君はギョッとしました。
そんなふうに2人で待っていると、死神がやってきました。
「それじゃあ、遊ぶかの」
え?
あまりに辛い現実に、耳がバカになったようです。
「え、あの、老師。え、遊ぶの?」
ロビン君も重症のようです。
しかし、なんとジジイは、うむ、と肯定したではありませんか!
「ここは学びの村であると同時に遊びの村じゃ。厳しい修行の中でも決して心の豊かさは忘れさせん。毎日というわけではないが、定期的に遊ぶ時間を作るぞ」
……は?
さっきまでやっていた、これまでの人生で貯めていた心の豊かさを全て吐き出させるような地獄は? あの数刻で、心の豊かさとか全部忘れましたが?
「お主らは泳げるか?」
「「泳げません!」」
私とロビン君が声を揃えて答えました。
これで泳げるなんて言おうものなら、海に投げ飛ばされるかもしれないからです。
まあ、泳げないというのはウソではありません。川も海も魔物がいるものなので、普通は泳ぎなど習得できるものではないのです。
「ならば、まずは水に慣れることから始めるかの。波打ち際でうつ伏せに寝転がるがよい」
ジジイの命令に、私はロビン君を見ます。
ロビン君は良い子なので、呪いの腕輪をつけたり、フェニックスポーションを飲んだりと、私よりも先にいろいろしてくれます。
でも、今回は戸惑っている様子。
さすがのロビン君も純粋さを失いつつあるか……。
「あの、老師。波打ち際ってなに?」
波打ち際を知らないだけでした。
そういえば、クロウリー閣下も同じように知らなかったですね。平民であるロビン君だと海まで行くのも大旅行ですし、知らなくても無理ありません。
老師に教えてもらうと、ロビン君は素直に寝転びました。純粋ショタは生きてました。
とりあえず怖いことはなさそうなので、私もそのあとに続きます。
寄せては引いて、また寄せる波が、私の体を濡らしていきます。
本来なら気持ちいいはずの海水の冷たさですが、素直に楽しめません。
「しょ、しょっぱい!」
ロビン君がビックリしています。
私もクロウリー閣下のご家族と海辺で遊んだ際には、同じように驚いたものです。
「それが海じゃ。お主らがいる場所は海の入り口だが、沖に出れば果てしなく深い。この村は許可なく沖に出られるようになっておらんが、ほかの場所で海に関わることがあれば十分に注意するのじゃぞ。お主らが強くなっても、海とは不利な環境だからの」
ほよ? この口ぶりからして、遠くの方にぶん投げられるということはなさそうな?
「老師、泳ぐってどうやるの?」
ロビン君が環境適応力|〇(まる)な件。
私なんてジジイへの猜疑心で、素直に現状を受け入れられません。
「方法は2つある。己の体を動かすか、魔法を使うかじゃ。体で泳ぐ場合は、足をばたつかせて推進力を得る。そこに上半身の運動を加えることで、より速く泳ぐことができるようになるの」
老師はそう言うと、空中にふわりと浮き、横向きになって泳ぎの型を見せてくれました。
息を吸うかの如くそういう魔法を使うのは、凄く羨ましいです。
「そこで練習してみい」
私たちは老師がやっていたように波打ち際で手足をバタつかせます。
呪いの腕輪をつけているので、凄く辛いです。やっぱりこれは修行です!
「魔法で泳ぐ場合は、いくつかの方法がある。簡単なのは風魔法だろう。水魔法も難易度が低い。まあこれらのことは魔法を習得してからで良いだろう。今は水と戯れてみるといい。では、好きに遊んでおれ」
ジジイはそう言うと、空中に椅子を出して腰掛け、本を読み始めました。
「え、本当に遊ぶだけ!?」
私は驚愕しました。
そんな私の顔に、パシャリと水が飛んできました。
「ひぅう!?」
口から心臓が飛び出しそうなほどビックリしてそちらへ顔を向けると、顔を青ざめたロビン君がいました。
「ご、ごめんなさい。せっかくだからレイン様と遊びたいと思って……ごめんなさい」
「っっっ!」
ジジイに植え付けられた恐怖のせいで過剰反応して、ロビン君を怖がらせてしまいました。
そう、私はこれでも騎士なので、平民のロビン君にとって、今の行動は怒られてもおかしくないのです。
私は手で水をすくい、パシャっとロビン君にかけました。
ロビン君は目を真ん丸にしてから、ニコパと笑いました。
上半身裸のショタぁ……っ!
胸のポッチが綺麗なピンク色です。どうしましょう!?
私は地獄をひと時忘れ、海遊びを楽しみました。
これで呪いの腕輪さえなければ最高ですね!
ふぅ……。
それはそれとして。
夜。
夕ご飯を食べた私は、疲れた体に鞭打って、寮から抜け出しました。
こんなところに半刻だっていられるか!
初日からあんなでは、ひと月後には墓の中です!
抜け出すのは簡単でした。
なにせ、夕ご飯のあとに観光島へ遊びに行くのは自由ですから。
ですが、ここは敵地。
村から抜け出そうとしているのがバレたら、捕まえられるかもしれません。
なので、私はあくまで遊びに出ていますと言った顔で通りを歩きます。
昼とは違って、魔導ランプの優しい光が通りを照らし、住民たちの楽しげな笑い声がそこかしこから聞こえます。
まだ観光客を受け入れていないそうなのでそこまで賑わっていませんが、住民の姿だけでもそこそこの活気があります。
実態を知らなければ、本当に素敵な村です。
きっとロビン君の目にはそう見えるのでしょう。
ですが、迎賓館襲撃でボコられた私の目には、どこに化け物が潜んでいるかわからない魔窟に見えます。
ちなみに、あの日の私は庭園内警備でした。
正門警備で先輩騎士たちがバッタバッタとなぎ倒され、その光景を見ながら陣形を組んでいた私は、ここで死ぬんだろうなと震えていました。
結果的に、芝生の上で目覚めて、今こうしていますが。
私は転移門がある丘の階段を駆け上がります。
展望台まで上がった私は、自由への扉に向けて走りました。
これで帰れます!
生きて帰れます!
「レイン様!」
「ごごごごごめんなさい!」
唐突に声を掛けられた私は、滑るようにして止まり、そのまま膝を折って土下座しました。
「え、どど、どうしたの? 顔をあげて」
ハッ、この声はロビン君!?
「ロビン君、どうしたんですか!?」
「寮の窓からレイン様が村へ出るのが見えたから。女の人が夜に1人で出たら危ないと思って……えへへ、でも弱っちい僕が心配するのもおかしいよね」
キュン。
ロビン君自身が言うように白騎士である私のほうが圧倒的に強いと思いますが、ショタがチラ見せする雄の姿に、私の中の女がざわめきます。
しかし、私は告げなければなりません。
「わ、私はもう王都に帰ります」
「え?」
「ロビン君も行きましょう。こんなところにいたら、きっと死んでしまいます」
私が言うと、ロビン君は俯いてしまいました。
くっ、こんなことしていれば追手が来てしまいます!
ええーい、ショタの命は金より重いのです!
私はロビン君の手を引き、駆けだしました。
そうして、誰にも邪魔されることなく、転移門を越えます。
その瞬間、刺すような寒さが私の体を襲いました。
「ひぅうう、そんなぁ……い、いや、違いますね。これは転移門を潜ったからでしょう」
この寒さを追手のせいだと勘違いしましたが、これは転移門の特性です。リゾート村は暖かいですが、アアウィオルは冬なのです。
そして、もう一つ変化がありました。
私とロビン君の腕に嵌った呪いの腕輪が、光の粒になって消えていったのです。
「やった!」
解放されました、ひゃっほーいっ!
「ロビン君、行きましょう!」
私は再びロビン君の手を引きました。
けれど、ロビン君はそこから動きません。
「ど、どうしたんですか? 早くここから離れましょう。ここはまだやつらの領地ですから」
そう、小さいけどここはキャサグメ男爵の領地なのです。
私がそう言うと、ロビン君は私の手を丁寧に解きました。
そうして、私の目を見て言ったのです。
「レイン様、お世話になりました」
「うぇえええ!?」
ロビン君のお別れの言葉に、私の口から淑女らしからぬ声が出ました。
「まさか戻るつもりですか!?」
「うん」
「どうしてですか!? 白騎士の私よりもロビン君のほうがずっと弱いんですよ。絶対に死んじゃいます! 水平に吹っ飛ばされて壁ドンですよ!? 今日だけで樽一杯は血を吐いてるんですよ!?」
「それでも、僕は僕自身の魂に誓ったから」
「キュン」
「僕の人生でいつか出会う後輩の冒険者たちに優しくできるくらい、強くなろうって」
あ、あわ、あわわわわわ……っ!
月の光に照らされたロビン君のショタ顔の雄味が留まるところを知らないです!
連れて帰らなくちゃ! こんな国宝級ショタを死なせるわけにはいかないです!
私はロビン君の手をガッと掴みました。脳内では、アパートを借りてロビン君を養う段取りまで計画されて始めています。白騎士のお給料を舐めないでください!
でも、ロビン君はその上からもう片方の手を重ねます。
「レイン様。海で一緒に遊んでくれてありがとう。僕たちの誇りの白騎士様に優しくしてもらえて、とても嬉しかったよ」
「……え?」
ロビン君を捕まえる私の手から力が抜けました。
「さようなら、レイン様。元気でね」
ロビン君は微笑みを残して、転移門の中に消えていきました。
私は息をするのも忘れて、その後ろ姿を見送ることしかできませんでした。
「僕たちの誇りの白騎士……」
そんなの……でも、私は……私は……っ!
故郷で一番強かったから、王都でも余裕だと思っていました。
でも、白騎士団はそんなに甘くはなくて。
私は入団からずっと落ちこぼれで。
そんな私をロビン君は……。
「う、うぅうう……」
私は、その場で泣き崩れました。
「ひぁあああああああ!」
「レイン様ぁーっ!」
「がふぅ!」
修行2日目の私は今日も壁ドンされています。
私は、なんて馬鹿なことをしているのでしょう……っ!
でも、落ちこぼれの私にだって、騎士としての意地があるんですから!
「ふぐぅ、ま、負けるもんか! 負けるもんかぁ……っ!」
私はこの地獄を生き抜いてみせます!
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