きみが魔法をかけたから
きみのせいだ
誰といっしょにいてもきみのことを考えている
きみが魔法をかけたから
誰といてもぼくはさみしい
もう二度とこの船に乗ることはないと
きみが言ったから
ぼくはもう誰とも船出ができない
みんなきみのせいだ
誰かと笑っている時もぼくはかなしい
あんな口づけをぼくにするから
どんな女性が近づいて来ても
手にふれることさえできない
終わりにしましょうと繰り返しながら
ぼくの胸に顔を押し当て
あんなに泣いてしまうから
みんなみんなきみのせいだ
きみが魔法をかけたから
誰といてもぼくはかなしい
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