第3話
家につき、重い気分を流すためシャワーを浴びる。
憂鬱だった気分が、少しだけ洗い流されたような気がした。
洗い立ての髪から香るハチミツの香りは、少しだけ気分を明るくしてくれた。
部屋に戻り、荷物を整理する。
思いのほか多く出された課題を目の前に、何となくため息が出た。
もっと量が多かったら、あっという間に夏休みが終わっただろうに。
特段勉強が好きなわけではないが、今だけはそれが恋しかった。
面倒ごとは先に片付けておきたい性格だが、課題はもう少し寝かしておくことにした。
朝起きたら、範囲のページ数が増えていることを願いながらその日はそのまま眠りに就いた。
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