第21話 【彼女12】

珍しい!今まで、コメントなんて来た事!無かったのに


もしかして、、、


彼からのメッセージ!!!


私は、期待に胸を躍らせながら自分のアカウントを開くと、、、


沢山の質問が寄せられていた!


それは、全て!彼に関する質問だった。


内容はさまざで、彼が男なのか女なのかの質問から彼の違う作品が読みたい!あれば教えて欲しい!違う設定で書いて欲しい。など

彼の才能は、かなりの人に評価されていた。中には、本当に学生なのかと言う質問など!疑うコメントもあったが、、、


私も思った!無理もないと、、、


学生で、毎日5万文字の投稿!!!


まさに神ががっている!


そう!私の彼氏は、神なのだと!!!


そんな事をしているうちに授業が始まるので、私はスマホをマナモードにしてポケットにしまった。


そして、授業が終わりスマホを覗くと、、、


ゆうに数万件ものコメントが、届いていた!


私は、ビックリしたが、、、


それと同時に腹が立った!!!


こんなにもの人が、彼の作品を見て気にしている!


なのに、、、


何故!彼の登録者は、少ないのかと、、、


私は、自分のアカウントにそれをつづった。


すると、、、


沢山の人から彼の小説を半分も読めてないと、嘆きのコメントが届いた!


半分も読めてないのに彼の作品を登録するなど、おこがましい!と言う様なコメントもあった。


私は、少し納得した。


読者は、彼を評価してない訳では無いのだ!


彼が毎日5万文字と言う偉業を3年間も続けた。


小説を書いた事がある人なら心配するに違いない!


彼を学生なのかと疑っている人も嫌味では無く心配しているのだと言う事が分かった。


だから、皆んな彼の邪魔にならない様に


彼には、コメントをしないのだ!


てか、彼の書くスピードに追いついていない人はコメントすら出来ないと思っているのが分かった。

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