第5話ソ連参戦〜絶望の満州南樺太戦線
入電,ワレ,ソビエトシャカイシュギキョウワコクワ,ダイニホンテイコクニ、センセンヲフコクスル
「ついに来たか」
佐々木陸軍大臣が顔色を悪くした
「上海方面軍の撤退した後の行先を本土から満州に変更し朝鮮の部隊までも動員しなければとりあえず大本営に行ってこれらの指示を出そう」
佐々木陸軍大臣はタクシーで大本営に向かった
政府は混乱した日ソ中立条約はどうしたんだこのままでは満州樺太が危ない大陸への橋頭堡が危ない
松尾財務大臣は頭を抱えた
松尾には財務大臣として事務作業をしていたのだがそんな時にこんな布告を受けったことを知らされたまた金が動く満州方面の資金の調整をしなくては行けない
「はぁ〜」
松尾は悲しくなった
満州戦線
まずいソ連軍が満州領内に入ってきた「満州を守るんだぁ」「ー突撃ーー」「後ろから周りこめー」
その様子はまるで虐殺のようだった市民が逃げ遅れ軍の大部分が撤退し北満州が一瞬にして崩壊した
南樺太戦線
あれはソ連軍だまずい何としても守らなければ
結果としては守れたソ連軍の大部分を撃破することに成功したこれは後の北海道の戦いに大きな影響を起こしたのを彼らはまだ知らない…
「天皇陛下!南樺太の軍がソ連軍に勝利しました!」
天皇は非常に喜んだ急な宣戦布告なのに樺太の軍は上手く立ち回ってくれた
「そして陸軍大臣から上海撤退軍を満州戦線に向かわせるとの事ですが大丈夫でしょうか?」
天皇陛下は即座に
「問題ない!さらに北海道軍の4分の1を樺太に向かわせろ!」
すると近藤は驚いたが直ぐに
「分かりました!失礼します」
と急いで部屋を出ていった
その後の満州戦線でも1部攻勢が行われるなどの反撃もあったがソ連軍の物量に押されつつあったそんな中上海撤退をしているぐんは満州に派遣されることが決まった
彼ら元上海軍が満州戦線においてカギとなるだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます