第4話本土決戦への準備2〜軍の配置の大移動
陸軍の規模的に上海周辺まで警備するのはかなり難しい輸送船もこれから便数が減っていくだろうこの際50万人も減ったんだ満州と北京周辺だけで何とかならないのだろうか正直いって私から見ても中国方面は手薄になる
これは陸軍大臣と相談せねばなるまい
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陸軍大臣
天皇陛下に呼び出された、さっき近藤に50万人も中国方面から引き抜けと言われたばかりこんな頻度で呼び出すって頭行かれてるんじゃないだろうか本当に心配だ
それにソ連側の動きも活発になってきているソ連が我が国家に宣戦布告をしてくる未来も来るかもしれないそれなのに50万人引かれるのは正直いってかなり厳しい…
さて着いた一体どんな話をされるのやら…
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コンコン「失礼します」
「来たか陸軍大臣まぁ座ってくれ」
今回呼んだのはな1945年8月の中旬までに上海周辺から撤退して欲しいんだ
!?それは何故ですか我々帝国陸軍が決死の覚悟で手に入れた上海の土地を手放せと言うのですかそれはあまりにも死んで行った仲間たちのことを考えて居ないのでは無いでしょうか
確かにそうだしかしこのまま上海の土地を持ったとして50万人も引かれた中国方面の軍隊あまりにも手薄になって行るんじゃないか
ここはあまりに犠牲を出さずに上海から撤退して満州や北京周辺の守りを強固にし中国からの攻撃から守った方がいいのではないか
確かにそうかもしれませんしかし撤退するにしてもどうやって撤退するのですか?
輸送船も少なく、とても11万の帝国陸軍を
運ぶことはできないと思うが?どうお考えか
それに8月中旬と言うのも早すぎだそこら辺の意見も教えて貰いたい
それに関してだが戦艦甲斐も動員して輸送しようと思う石油は米国から奪ったものを使う1年フル活動しても半分残る程の量がある
心配しなくていいこんなことでどうかね
確かにそれなら行けるかも知れませんね分かりましたお受けしましょう明日から早速撤退行動を開始致します
よろしく頼む
こうして話は終わった
これから忙しくなる今すぐにでも通信し撤退を現地に伝えなければ…
中国からの攻勢は1週間前からないゆうよは少ない早めに撤退しなければ…
これにて軍の大転換は一段落着いただろうこれから数々の戦いが起こるだろうな
どう乗りきっていくかそれをしっかり考え戦わなければ行けない
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次回ソ連参戦
どう乗り切っていくか満州樺太の行方は?
乞うご期待
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