10話

 突然頭に響いた言葉に須藤さんと呆然とした。僕は言葉が気になって須藤さんに

「僕ステータスを見ますね…。」

「ああ…、見てもいいが気をつけろよ。俺も見る。」

ステータスを開いたらまず、[注意!次からはステータスではなくメニューで開きます。]と文が出てきた。メニューはステータス、クエスト、転移と項目が出てきた。それぞれの項目を選択するとステータスは今まで通りに、転移は転移の仕方の説明が出てきた。最後にクエストはクエスト一覧と攻略済みがあり。クエスト一覧はクエストが表示され、特異なる怪物とやらの討伐クエストだけで報酬がダンジョンの機能の解放かダンジョンについての情報開示があった。攻略済みは攻略済みのクエストが表示されているだけだ。

「須藤さん、この特異なる怪物って何ですか?」

「俺にもさっぱり…。いうて俺はCランクだからな、開示される情報に制限がある。協会は何か知っているんじゃないか?」

「そうですか…。」

「協会の発表があることを期待しておくしかない。だから帰るぞ。」

 そう言って帰ったので僕も帰った。


協会から発表があったのは1か月後のことでその間に2回目のアナウンスがあった。

『特異なる怪物が討伐されました。その討伐報酬として職業がステータスに追加されます。』

職業は1つだけつけれて、リストにあるのを自由につけ変えができた。レベルがあり全て10までだ。今までのレベルが種族レベルと表示が変わって1上がるごとに職業ポイントが手に入り、これを使い職業レベルを上げれる。これにより僕は10層のボスを突破してDランクになれた。須藤さんは50層を超えてBランクになった。早く追いつきたいな。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1章が終わりました。全3章と考えています。そしてこちら今章のステータスです。


名前:佐藤大地

種族レベル24

職業:騎士レベル10

HP 348/348

MP 286/364

力 159

速 179

持久 101

防御 91

精神 127

アクティブ:算術レベル21、暗記レベル21、疾走レベル17、素材鑑定レベル20、道具鑑定レベル20、スキル鑑定レベル12、職業鑑定レベル3

パッシブ:鍛錬(力・速・持久・防御・精神)レベル11、棍棒術レベル20、盾術レベル19、鎧レベル9

称号:日本国民、Dランク探索者、騎士

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る