閑話①
〜神崎実視点〜
「大技がくるぞ!タンク!魔法使いと神崎を守れ!ヒーラーはタンクにリジェネ使え!魔法使いは詠唱をはじめろ!神崎は奥義を!」
指揮官の指示が飛ぶ。ここにいるのは一流たちすぐさま指示に従う。俺もメイスを構え奥義を放つ準備をする。
「いまだ!魔法使い打て!神崎続け!」
色々な種類の魔法が放たれる。轟音が鳴り響く。それに怯まず俺はモンスターに向かっていく。
「うおおおお!」
(鼓舞、身体強化、疾駆、怪力!)
そして自己強化系のスキルを発動し、放つ。
「らあああ!≪魔浸撃≫」
この奥義は魔力を浸透させ体内の核を破壊する攻撃だ。ただしスライムのような液体の生物しか効果は高くない。俺の奥義が決めてとなり、モンスターは光の粒子になる。討伐成功だ。
「しゃっああ!コアを回収し、脱出だ!」
ダンジョンボスがいる部屋の奥にはダンジョンを生成しているコアがある部屋があって、これを破壊するか、ダンジョンから持ち出すとダンジョンは消滅する。ただし持ち出すとダンジョン内のモンスターが阻止してくる。コアは武器や防具、道具など多岐に渡るがどれも強い力を秘めているし、ボスのランクが高いほど秘める力も多い。ランクは、一般<国宝<伝説<神話<世界とある。今日本は神話級を1つ持っている。名は伏せられているが効果は規制するということはわかっている。というか政府はこれを使いダンジョン関連を規制している。一般人はほとんど知らず、探索者もランクごとに知れる情報に差がある。コアは黒い玉型の形をしていてダンジョンからでると真の姿が現れる。
その後俺たちは無事に脱出することができた。今回のコアはこれだ、
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名称:特異なる怪物の書
ランク:世界
テキスト:特異なる怪物。その姿を能力を名前を居場所を示す本。
効果:特異なる怪物の情報を知れる。
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ランク世界…、最上位の異常物質。中の書かれているモンスター1体の情報を協会本部に送ったら恐ろしいことがわかった。特異なる怪物はSランクモンスターより上位ということだ。Sランクモンスターを倒せる探索者は片手で数える程しかいない。しかも苦戦してでだ。人類は打ち勝つことができるのか……。
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