第4話

 「次は玉の種類だ。赤、黄、青、白が今までに発見されている。赤はスキル習得玉といって

、白に近いと階梯の低いスキルが黒に近いと階梯の高いスキルが手に入るが第3階梯までしか手に入っていない。このことから黒色もあってそれが第4階梯のスキルが手に入るのではと噂されている。まあ赤は白の次に手に入りやすいから協会の売店に売っているから時間がある時は覗いて見ればいい。」

部屋に来る前に見たけど、一万円とあったからすぐには買えないけど…。

「黄は複合スキル発現玉だ。これ単体では発現するだけで得るには白も使わないといけない。習得リストに出るだけで前提スキルを持っているか、持っていた経験がないと習得できない。前提スキルはみる事が出来るから安心しろ。」

「すみません。複合スキルは必要あるんですか?スキルの習得数に上限はないのに。」

「スキルは補正だけだ。例えば剣術というスキルがあるが効果は剣の技術を〜%補正みたいなのだが術系は本人の腕に依存する。しかし複合スキルはラノベとかにある炎切りみたいなことができるようになる、これをアーツと呼ぶ。わかったか?」

「はい。」

これでゲームみたいなことができるな。

「青は流派スキル発現玉という。流派スキルは流派の技をアーツとして使うことができる。前提スキルが厳しい程強力なものが多い。1人1流派、だが開祖になれば自分のともう1つ習得できる。開祖になる事は難しいがな。もう1つ特長があり、レベルではなく位で表され、師範になると教えて発現させることができることだ。探索者用道場がこれだ。」

流派スキルはスタイルに合わないといらないかな。

「次は称号についてだ。称号は今までしてきた罪徳、偉業、地位などたくさんだ。効果があるものやないものもある。取得条件があるから取得したら協会に報告をしろ。質問は?」

「……ないです。」

テストをしたがマーク式で簡単だった。結果を確認した講師が合格と書いてある紙を渡して来た。

「これを受付に持っていけばいい。これで講習は終わりだ。」

「はい、わかりました。」

受付に行って出したら探索者証を求められて渡してしばらくしたら戻って来て、

「これで今日からEランクです。」

と探索者証を返してきた。よし、明日からダンジョン探索だ。

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