第405話 Let's Go なまけもの

 私は基本的に怠け者である。祝日はいつもより時給が高いと分かっていても、休日ダイヤのせいで始発で通えないのが鬱陶しいとか思ってしまう。

 

 何しろ今月いっぱい休業しようと思っていたのに結局5日から仕事してて、何となく損しているような気分になっているくらいなのだ。しかも休んでいた時期は、毒親父のせいでコロナにかかって休日を楽しむ事も出来なかったし。

 

 今日は仕事が少なくて暇な時間が多かった。そんな状況なので祝日は全員で出社するのは止めてくれと雇用先に言われ、3人のうち1人休んで2人が午前、午後で半日ずつ出ようなんて話になった。

 

 他の2人が出勤したそうにしてたら恩着せがましく犠牲になったかのように休もうと思っていたのだが2人のうち1人があわよくば休みたそうにしていたので、くじ引きで決める事にした。

 

 厳正なる抽選の結果、私が休む事に決定した。という訳で明日は休みになったぜ、やっほーい!!

 

 副業が休みなんだから、気持ちとしては本業である執筆を頑張りたいところなんだが、先ほども言った通り生来の怠け者気質なので、ストイックに朝から晩まで執筆するような境地には至らないだろう。

 

 夜の執筆を妨げる要因としてМリーグがレギュラーシーズンのクライマックスという事があるのだが、幸いなことに明日は水曜日なのでМリーグは無い。その意味では夜の執筆は進みそうである。

 

 以前、職場で仕事中に小説の構想を練ったりするのはパラサイト作家のやる事だと断じた。しかし、これだけ暇だとどうしても仕事中に構想を練りたくなってしまう。やる事があるのにそれを疎かにして構想を練ったりするのは良くないが、やる事が無いんだから仕方がないではないか。

 

 私としても9時から18時までの副業の時間はしっかりと副業に専念し、それ以外の通勤時間や休憩時間、早朝や夜に小説を書くのが望ましいと思っている。望ましいというか兼業作家というのはそういうものだと思う。

 

 出来る限り、副業中は小説の事を考えないようにしているが、こんなに暇だと無理かもしれない。かと言って詰将棋とか頭の体操するぐらいなら小説の構想を練る方が有意義な気もする。今日はそんな悶々とする時間が多い一日だった。

 

 さて、明日は少しでも執筆を進めたい。それと同時に、今読んでいる本を読破した後に読む本を物色したいと思っている。小説にするのか執筆指南書みたいな本にするのかは未定だが、おそらく小説にすると思う。

 

 買っても良いのだが、まずは図書館に行ってみようかな? またノートパソコン持って行って、執筆しながら借りる本を物色しようか。そういえば持ち逃げされないように防犯対策しなきゃと思っていたのをすっかり忘れていた。

 

 とにかく明日は有意義な休日にしよう。

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