第403話 プロだけが知っている小説の書き方
昨日の予告通り、今日は先日読んだ本のレビューを書いてみよう。最初から言い訳するのは気が引けるのだが、この本を読んだのはコロナ感染真っ最中だったので読破はしたもののところどころ記憶が曖昧な部分がある事をお伝えしておく。
今回紹介するのは森沢明夫先生のプロだけが知っている小説の書き方という本である。YouTubeでご本人が紹介している動画を観たのがこの本を購入したきっかけである。山田玲司のヤングサンデーだったかな? 1年前の動画なんだけどね。
小説の書き方とかそういう本を購入したのは筒井康隆先生の創作の極意と掟以来である。文章だけで構成された創作の極意と掟とは違い、今回紹介するプロだけが知っている小説の書き方はQ&A方式で展開されている。
ノベ〇アップ+(一応競合サイトなので伏字)で募った投稿者からの質問を元に一問一答で応えているので、全く小説を書いた事のない人に向けた国語の授業的な内容(!の後は1マス開ける、カッコの最後に句読点は打たない、など)は無く、実際に書いてみてしっくりこない所などを中心に書かれている。
ネタが思いつかないとかキャラが同じような性格になるなど、誰もが悩む問題に丁寧に答えてくれているので、私のように自己流で適当に書いていた人間には非常にありがたい内容となっている。
パートの間にあるコラムも非常に為になる内容で、特に書き手としての心構えは大変勉強になった。へぇ、この人、筋トレしたり瞑想したりって私と同じような事やってんなぁなんて勝手に親近感を覚えたりもした。まぁ私はベンチプレス的な筋トレは全くやってないんだけどね。
この本はどちらかというと1回読んだら終わりという作りではなく、行き詰った時に開くタイプの本である。辞書とか参考書に近いかもしれない。
という訳で、プロだけが知っている小説の書き方の感想を書いてみた。3冊購入して2冊分の感想を書いた訳だが、実はまだ3冊目は読了していない。文庫本なのだが、余白が少なく、びっしりと書かれているのでまだ3分の2くらいしか読めていないのである。
今回、書き方の参考書は手に入れた訳だし、これからどんどん作品を書いていこうと思っている。今読んでいる本は通勤時間や休憩時間に読むとして、帰宅後や早朝、土日は執筆に充てようと思う。
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