第402話 弟ファミリー来襲

 今日は昼から姪っ子たちが遊びに来た。昼前に来ると言っていたのだが結局13時前にやって来た。

 

 弟は姪っ子2人を連れてくると言っていたのでいつも通り嫁は来ないのだろうと思っていたら家族4人でやって来た。嫁さんは来ないと思っていたので3人分しか食事を用意していなかったのだが、下戸の弟と違ってお酒を飲む嫁さんなのでビールを出してお茶を濁した。

 

 まずは先日、大阪大学に合格した姪っ子にお祝いを渡し、さらば青春の光のオリンピックのネタを見せる。姪っ子も同じように合格の喜びが苦労を超えてこないって状態になっていないか確認すると、

 

「私は銀メダルの人かも」


 と言っていた。いつも妹の方しかうちに来てなかったので、受験勉強ばかりで大変なんだろうと思っていたがそこそこ楽しくやっていたらしい。

 

 友だちと一緒にショッピングモールで勉強したりするのも楽しかったって言ってたし、勉強漬けで身を削るような状況ではなかったようだ。

 

 今日は午前中に大阪で暮らすための家電などを買いに行ったらしく、準備は万端で引っ越しも身1つで行くようである。

 

 珍しくやって来た弟の嫁さんとビールを飲みながら色々話した。弟は親父を連れて大叔父の家に形見分けに行っていたので、母、嫁、姪っ子2人という状況で、母と姪っ子は庭でバドミントンをしていた。

 

 ちょっと目を離した隙に弟の嫁が洗い物をしていた。

 

「放っておいて良いよ」


 と声を掛けたのだが、すでにほとんど洗い終えていた。しばらく他愛のない話をしていたら母が戻ってきて、姪っ子たちも戻って会話に混ざる。

 

 床の間にギフトのビールがたくさんあったので次々と弟の嫁に手渡す。最初に500ml缶を2人で飲んだ後は、各自で350ml缶を3本ずつくらい飲んだ。

 

 私が床の間からビールを持ってくるたびに、

 

「お母さん、持ってきたら無限に飲むよ」


 と下の姪っ子が言う。おそらく山口の嫁実家で無限に飲むのを目の当たりにしているのだろう。

 

 夕方、帰る前に母と姪っ子たちの写真を撮り、後で姪っ子たちのラインに送ってやると、妹の方が超エモいと大喜びしていた。自分たちの写真を見てエモいってどういう事だ? と思われるかもしれないが、我が家は古民家なので背景がノスタルジックで子どもの目から見るとエモいと感じるらしいのだ。

 

 という訳で今日一日、弟ファミリーとの交流をしていた。明日は先日読み終えた本の感想を書こうかなと思っている。

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