第396話 感染るんです?!

 毒親父がコロナにかかり、隔離しようとしているのに時々部屋から出てくる。実に身勝手で老害丸出しである。

 

 今朝からやけに咳が出る。なんだか背筋がゾクゾクするし、もしかして伝染うつされた?! くそう、毒親父の野郎……。

 

 そんな恨み言を言ってみるが、実は私が毒親父に感染うつしたという可能性もあるので強く出れない。感染源を探すのは無駄なので、とにかく体調を整えよう。

 

 今朝、副業の派遣元から連絡があり、3月14日から出勤して欲しいとの事だった。思ったより早いなと安心したのもつかの間、派遣元がなんだか煮え切らない。

 

「一応、14日からなんですが、丸1日仕事があるかどうか分かりません」


 などと言う。おいおい、そこをきちんとフルタイム担保してから復帰して下さいってのがお前らの仕事じゃないの? なんでそんな不確かな感じで行かなきゃいけないんだよ。そんな風にごねる間もなく、

 

「またはっきり決まったら連絡します」


 と言って電話は切られた。今のところ14日からという状況だが、下手をすると木、金だけ来てとかそんな状況になる可能性も秘めているのだ。

 

 まぁ現場の方は私を早く現場復帰させようと尽力してくれていると信じているが、どうやら派遣元は何もしてくれていないようだ。

 

 やはり早急に本業を軌道に乗せるべくさらなる努力をする必要がありそうだね。今読んでいる本は軌道に乗った後に役立つであろう内容のため、今の私にはあまり役立たない内容である。読みながら、「いや、だからそこまでいく為の方法を教えてよ!」と突っ込みたくなる。

 

 ただ、読んでいるうちにR指定の方だが、新しい小説のネタが浮かんできたので全くの無駄では無かったと思う。そのネタを実際に作品として発表するかどうかは書いてみないと分からない。

 

 今読んでいる本を読み終えた後は、一番読みたかった本に取り掛かる予定である。

 

 やばい、ハイボールを飲んだせいかもしれないが、身体が火照ってきたぞ。今日は早めに寝た方が良さそうだ。

 

 という訳でちょっと短いですがこの辺で失礼致します。

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