第395話 毒親父コロナに罹る

 タイトルの通り、毒親父がコロナに感染した。

 

 寝たきりみたいな生活しとるのにどこで感染うつされとるんじゃい! 今朝から熱が出たとか咳が出るとかしんどそうにしていたが、決して私に助けを求める事はない。自分で電話をかけて病院を予約して、母に連れられて病院に行っていた。

 

 母からラインで毒親父がコロナになったと知らされ、すぐに家中の窓という窓を全て開けて換気を済ませておいた。まぁ今は感染うつされても別に通勤しないから良いんだけどね。いや、毒親父から感染うつさせられるのは絶対嫌だわ。

 

 質悪いのが、19時頃に毒親父の代わりにビルの清掃に行ってやらなきゃいけない事である。毒親父から頼まれてもいない。自分がいけなかったら私が行くのが当たり前だと思っているのだ。ぜひこの機会にタヒ……いや止めとこう。

 

 母が間に立って私に頼むのが非常に不愉快である。なんで直接頼まないんだ? 私に頼むのがそんなに嫌かね? 毒親父の脳内ではすでに私に頼んだつもりになってるんだよな。都合の良い脳みそだな、爺さん。

 

 まぁコロナ患者を徘徊させる訳にはいかないので結局私が犠牲になるしかないんだが、正直言って腹立つわぁ。

 

 いつまで謹慎させられるのか知らないが、とりあえずじっとしとけ。ところが夕食の時、のこのこと部屋から出てきた。母が迷惑そうに部屋に持っていくと言うが、マスクしとるけぇ大丈夫などと抜かす。

 

「食べる時は外すじゃろう?」


 私が迷惑そうに言うとすごすごと部屋に戻っていった。少しは弱っているようだが残念ながら命に別状は無さそうである。

 

 さて、今日も朝から頑張って読書をしたが集中力が続かず、YouTubeを観たり書きかけの小説を書いたりしていた。相変わらずR指定だが何とか最後まで書き上げる事が出来たので、pixivに投稿しておいた。

 

 随分長い間放置していたシリーズ物である。今確認してみたら前回の投稿は何と2022年の12月23日。普通ならエタったと思われるくらい放置していたのだが、時々ブクマが増えるという不思議な現象が確認されていた。

 

 デリルシリーズよりもかなり鬼畜な設定なのになんでこんなに支持されてるんだろう? もしかしたら鬼畜な設定だから支持されてるのかも。まぁ支持されてると言ってもデリルシリーズと比べてなので、どっちもさほど支持されてる訳じゃないんだけどね。

 

 まだ副業の休業初日だと言うのにネタの宝庫だったね。この調子なら400話は余裕で連続投稿出来そうだ。明日はR指定じゃない小説も執筆したいと思っている。

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