第394話 無事にバドミントン大会終了

 今日は朝からバドミントン大会に参加してきた。いつものように大規模な大会ではなく、学区で行われる遊びの延長のような大会である。

 

 昨年、同じバドミントン大会で左ふくらはぎが肉離れを起こしてしまい、まだ始めたばかりの副業を休んでしまったのだが、今回は水分もきちんと用意し、両ふくらはぎにサポーターを装着して参加した。

 

 自転車で小学校の校門まで行くと、最近事務局を担当する事になったKさんという女性によく似た色白の別嬪べっぴんさんとジャージを着た若い男性がいたので、

 

「おはようございます」


 と、一応声を掛けてそのまま通り過ぎた。

 

 大会が始まる前にウォーミングアップしてみたが、思ったよりも身体は動く。しかし油断は禁物である。ちょっとでも無理すればまた怪我をしてしまうかもしれない。出来れば試合には参加したくなかったのだが、そんな私の心中を知ってか知らずか、トコトコトコとKさんが参加者名簿を持って私のところへやって来た。どうやら私も試合に出ろと言う事らしい……。

 

 そんな訳で試合に出る事になってしまった。3つのチームを編成し、男女ペアで21点マッチが行われる。私のチームは先ほど校門の前にいたKさんに似た若い女性がリーダーだった。妹さんかな? と思っていたら、どうやら娘さんらしい。確かにそう言われてみれば妹さんにしては若すぎる。20台前半くらいかな? 下手すると10代後半かも。お母さんの方のKさんの年齢も不詳なんだよな。私よりも上なのか下なのかはっきりしないんだよ。

 

 お母さんの方は試合には参加せず審判をやっていたが、娘さんは試合に出て大活躍していた。この大会は上手い人と下手な人の実力差が将棋のプロアマくらい開いているので、まともに戦ったら絶対に勝てない。

 

 私はついつい張り切り過ぎてしまうので、自重して2試合しか参加しなかった。1試合目の終盤、左足首を捻ってしまったがまぁなんとか無事に終わった。

 

 私は20代前半に左足首を剥離骨折してから、ちょっと捻っただけでしばらく蹲るほど脆くなってしまった。三十代後半には同じ箇所を捻挫してぼっこり腫れ上がり、それ以来ちょっとした段差でも転倒するようになったのである。

 

 肉離れを起こしたトラウマがあるものの、バドミントンは割と好きな競技である。特に怪我をした訳でもないのに卓球とかテニスは嫌いなんだよな。

 

 どちらにしても1年に1度の大会で遊びでやるのがちょうど良い。毎週練習に参加して滅茶苦茶上手くなろうというほどの野心は無い。

 

 という訳で午前中はバドミントン大会で楽しく遊んできた。午後からはちょっとダラダラとYouTubeを観たり、先日購入した本を読んだりしていた。夕方になって思い出したようにエクセルとかワードでボランティアに必要な資料を作成したりして、夕食後にハイボールを飲みながらこのエッセイを書いている。

 

 さて、明日から休業後初の平日がやってくる。無職とは状況が違うとはいえ、日中業務がないという状況は同じである。じわじわと不安が襲ってくるかもしれないが、それを忘れるくらい執筆や読書に時間を費やしてみようと思っている。

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