第389話 都合の良い解釈
日曜日は相変わらずボランティアで朝から夕方まで拘束されていた。土曜日は何もなかったので午前中に歯医者に行ってドラッグストアで買い物をして、昼からは随分前のYouTubeで又吉(芥川賞受賞作家だから先生付けるべき?)が紹介していた「好きにならずにいられない」という作品をプライムビデオで視聴した。
内容については又吉先生のチャンネルで確認してもらいたいが、私個人の感想としては、アカギ、カイジでおなじみの福本伸行先生が描いた最強伝説 黒沢を読んだ時のようななんとも言い難いもやもやの残る作品だった。
私がもしも同様の作品を書いたとしたら、おそらく最後はハッピーエンドにしたと思うのだが、一緒に暮らそうといった女性が引っ越し当日にやっぱ無理とか言ってすごすごと帰るとかそんな展開はかわいそう過ぎて私には書けないかも。
まぁ今後の事を考えれば鬱エンドも書けるようになった方が作品のバリエーションも増えるのだろうが、今のところ基本的にはハッピーエンドを書きたいと思っている。pixivで投稿したトロルの洞窟はバッドエンドなのだが……。
pixivといえば先日、新しい話を投稿した。実に半年ぶりくらいの新作で、随分とお待たせしてしまった。放置している間にもコンスタントにフォロワーも増え、あと少しで400人に到達する。あんなマニアックな小説で400人ものフォロワーがいるというのに、カクヨムのフォロワーはなんと21人である。もう少し、カクヨムでの活動の仕方を考えた方が良さそうだ。
先週末、副業の取引先でトラブルが発生し、その余波で今週は仕事が激減したので火曜日は有給休暇を取る事になった。トラブルはまだ解決しておらず、このまま長引くようなら来週も仕事が無いかもしれない。まぁそれは私がどうこうできる問題ではないので、自分にできる事だけに集中しようと思っている。
という訳で今日は普通に出社したのだが、トラブルは全く解決の目途が立たず、4月いっぱい仕事がないなどと言い出した。不思議だったのはお隣で仕事をしているKさんが、明日からどうしようとか言っていた事である。
「別に、普通に出社すれば良いじゃないですか」
と言ったら、
「え!? でも、仕事無いんですよ?」
と困惑気味に言うので、
「仕事が無いのは会社の都合じゃないですか。なんで雇われている側が有給休暇を使う事まで考えなきゃいけないんですか?」
と、至極真っ当な疑問を投げかけた。結局その疑問への回答は無かったのだが、どうやらこの職場ではそういう考え方の人たちが主流らしい。
自己都合じゃないじゃん? 仕事がないってのは会社都合じゃん? 仕事する気はあるのに仕事がない、じゃあどうするの? それは雇用する側の考える事でしょ?
フリーランスなら突然仕事が無くなって混乱するのは分かるけど、雇われなんだからそこは心配する必要無いんじゃないかな? もしもそのタイミングで辞めて下さいって言われたら完全に会社都合なんだから雇用保険もすぐ貰えるし。
正直言って今の仕事が理想の副業とは思っていないので、私は別に辞めても良いかな? とも思っている。もちろん、こちらから自己都合で辞めるつもりはないけどね。売り言葉に買い言葉で自分から「辞めてやらぁ!」みたいな事をしないように気を付けないとな。
さて、明日は休みだし、張り切って執筆してみよう。
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