第369話 腰痛

 今日は朝から小学校の体育館でソフトバレーの大会があった。私のエッセイでは時々こうした行事があるが、この大会というのは別に全国大会とか県大会とかそういう大きな大会ではない。

 

 学区内で細々と行われる小さな小さな集まりである。もちろん優勝しても次のステップに進める訳でもないし、賞品がたんまり貰える訳でもない。

 

 じゃあ何のためにやっているのかと言われそうだが、ちょっと興味がある程度の人たちが気軽に体験できるようにする事が一番の目的となっている。ちょっとやってみて面白そうだと思ってもらえば、毎週決まった日に練習しているのでそちらに遊びに来てもらい、あわよくばそのまま選手になって貰おうという寸法だ。

 

 なので正直言ってこの~大会って言い方はあまり使わない方が良い気がする。~体験会とか~交流会とかそういう敷居の低い感じを強調した方が人は集まるんじゃないだろうか? いや、それってここで言う事じゃなく、ボランティア団体の役員会とかで言うべき事だよな。

 

 という訳で、以前バドミントンの大会でふくらはぎの肉離れを起こしたので、今日はしっかりと柔軟体操をして、万全の状態で試合に臨んだ。

 

 にも拘わらず、第二試合の二セット目で突然腰にパキッと痛みが走った。そこで点数つけていたバレー部部長に声を掛けて交代して貰う。

 

 結局、腰の痛みはずっと続き、これを書いている今でもまだ痛い。

 

 幸い、毒親父が腰椎を圧迫骨折していたので、特注のコルセットが完成するまで使っていたコルセットを流用する事が出来た。

 

 それにしても親子揃って腰を痛めるとは……。

 

 まぁもともと腰痛持ちで、痛くなったりそうでもなかったりを繰り返していたのだが、今回は思いの外深刻そうである。

 

 だからといって病院に行っても、おそらく湿布をしてコルセットを巻く位しかやりようが無いだろう。せいぜい痛み止めをくれるくらいのものだ。

 

 であれば病院に行っても意味はない。どうせ分かっている事しか言わないのだ。金払う意味が無い。まぁもちろんその金は私が負担する事はないのだが……。

 

 それにしても半年ちょっと前に肉離れ、そして今回の腰痛と怪我が続いている。これはもしかしたら、そろそろこのボランティアも辞めた方が良いという天からの啓示ではないだろうか?

 

 私よりもかなりご年配の方々がやっている中で引退をほのめかすのは心苦しいが、こんなに怪我が続くようでは戦力にはならないよね。迷惑掛けるくらいならいっそ潔く引退した方が良いのではなかろうか?

 

 腰の痛みを感じてそんな事を考えながら、午後からは新しいPCに慣れるためにファイル名の変更などの作業をしてみた。外付けHDDに入れておいたファイルのリネームをするだけでも随分と時間が掛かってしまったが多少は新しいキーボードの操作にも慣れてきた。

 

 当たり前の事だが、新しいPCはノートなので色々な場所で使える。昨日、部屋の掃除をして、書類が山積みになっていたローテーブルを整理した。そこをノートPCの基本的な作業場所に設定しようと思っている。

 

 しかし、腰痛になってしまったので長時間そのローテーブルで作業するのは辛い。当面はデスクトップのあるPCデスクを使う事になりそうだ。

 

 という訳で、腰痛に耐えながらなんとかこのエッセイを書き終える事が出来た。明日は痛みも和らいでいると信じてこのまま就寝するとしよう。

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