第287話 おかしな夢の話

 昨日はなんとか二十三時には就寝できた。睡眠の質が良かったかどうかは分からないが夢は見た。

 

 行列に並んで順番を待っている夢だった。役所なのか銀行なのかとにかく長蛇の列があって、それとは別の列もあって、最終的に地下へ伸びた列に並んでいたら思ったよりも早く進んでくれた。

 

 ようやくフロアに入れて、自分の番が来たら、受付で予約はしているのかと聞かれる。そんなもんしている訳もなく、そう答えると


「予約もせずに列に並んで何考えてるんだ」


 横柄な受付の男に文句を言われ、変なカードを渡されて帰らされる。結局並び損って事らしい。何の為に並んだのかもよく分からないのでそのまま帰る。

 

 帰りはエレベーターに乗るのだが、左右に開閉する扉ではなく、シャッターのように上から下に閉じる扉になっていて、ギリギリで子どもが乗り込もうとして挟まれそうになる。開くボタンを押してその子が入れるようにしてあげて、その後地上に出る。

 

 この辺から混沌としてくるのだが、地下には人体実験されている囚人のような人たちがいて、どさくさでその人たちも地上に出てくる。囚人たちは丘の上の施設まで辿り着かなければ死ぬと思って必死で駆け上がっていく。

 上からは高校生くらいの若者が大量に降りてきて、それらに触れられたら死ぬと思い込んでいる囚人たちはパニックを起こしながら坂を登っていく。

 

 そんな夢だった。もう少し色々あった気がするがしっかり覚えているのはそのくらいである。この夢がどういう意味なのか、そもそも意味なんてあるのか分からないが、とりあえず書いてみた。

 

 夢の中はつなぎ目があやふやなのでとんでもないストーリーになるよね。はっきり覚えていないがカンガルーとか小動物も出てきた気がする。

 

 昨日早く寝たお陰で、朝もすっきりと目覚め、おまけに夢の話でエッセイが一話分書けてしまった。今日は良い日になりそうだ。

 

 月曜日、火曜日と定時で終る日が続いたが、はたして今日はどうだろう? スタートダッシュはばっちり決まったので、このまま駆け抜けてしまおう!

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