第82話 ペンネームを考える誕生日

 いつも言うと顰蹙ひんしゅくを買うのだが、それでもいつも言ってしまう事がある。私は福山雅治と同じ誕生日である。こればっかりは事実なんだからしょうがない。

 

 それがいつかと言われたら、何を隠そう今日である。

 

 という訳で私もまた一つ年を取ってしまいました。しかし、今年は無職で誕生日を迎えずに済んで本当に良かった。

 

 ツイッターも風船飛ばして祝ってくれるだろう。これで何回目かな? ツイッター始めたの割と最近だから四回目くらいかも。いや、あれは本アカの方だわ。DB一〇〇〇は去年の七月からだから今回が初だな。

 

 今ではどっちが本アカか分からないくらいこちらにフォロワーが増えてきた。以前も書いたが、正直に性癖を剥き出しにしているこっちの方がむしろ本アカなのではないか? とも思っている。まぁ少なくとも電車の中とかではちょっと開けないからやっぱりサブアカというか裏アカだよな。

 

 小説の投稿は今のところこの名前でしかやっていない。そろそろこのDB一〇〇〇ではなく、ペンネームを名乗ってしまおうかとも思っている。

 カクヨムでは設定画面でユーザーIDとは別のペンネームを付けられる。覚えやすくてシンプルなペンネームを考えてみようと思う。

 

 以前、夏目漱石をもの凄く分かりにくく捻って捻って、春口枕流というペンネームを考えた。夏→春、目→口、漱石→枕流という訳だ。

 元々、夏目漱石が好きだったのでこれで良いかとも思ったのだが、パッと見が地味なのと、ちんりゅうと言う響きが良くないので却下した。

 なぜ漱石が枕流なのか分からないって人はそうせきちんりゅうでググレカス。

 

 こういう人の名前をもじって自分のペンネームにすると言うのは、のちのち困るパターンが多い気がして気が引ける。その点、石田衣良先生なんて、本名が石平で、電話に出る時使い分けなくて済むからこの名前にしたらしい。

 

 私の場合、本名が山田とか佐藤のようなよくある名前ではなく、フルネームでググっても全く検索にヒットしない割とオリジナリティ豊かな名前なので、本名を使うつもりは全く無い。昭和生まれなのでキラキラネームではないよ。

 少なくとも今書いている小説を本名で発表する勇気は私にはないな。

 

 江良壮とかどうかな? えらそう。たまに言われるんだよな。だからこそ、今の職場では猫を被って大人しくしてるんだよ。

 でもさ、おっさんにしてはそんなに偉そうじゃないと思うよ。私の世代ならもっと偉そうな人はいっぱいいるからね。まぁそういう人は実際に偉かったりするし、実績もあるから偉そうってのとは違うか。

 

 おそらく、見た目と肩書きがかけ離れているから偉そうって感じるんだろうな。普通に会社のトイレに入っただけで、へんなおっさんに「部長さんですか?」って言われたくらいだからやっぱり見た目が偉そうなのかな?

 

 今はオフィスカジュアルなのでスーツじゃなくて良いので、出来るだけ目立たない格好をするように心掛けてはいるが、そのうちやっぱり偉そうって言われるのかな? まぁそうなったらやっぱりペンネームは江良壮にしよう。

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