第25話 ブラボーじゃねぇよ!
今回で二十五話目を迎えるこのエッセイ。トータルのPVがようやく二百を突破する事が出来た。二百かぁ……、正直言って少ないよね。
それでもありがたいのは毎回読んでくれる人が少なからずいるって事だ。だからこそ挫けずに毎日投稿する事が出来ているのである。
これまで、なるべく偏らないように手を変え品を変えて投稿してきた。しかし、それもいつまで続けられるか分からない。
そろそろ何かに特化した方が良いのだろうか? 麻雀というカテゴリをわざわざ入れているのだから、もう少し麻雀について掘り下げても良いのかな?
先日、MリーグでKONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手と高宮まり選手が連続トップを取った日があった。Mリーグは月、火、木、金曜日の午後七時から始まり、一日二試合行われる。生放送で最長午前零時まで行われ、零時を過ぎると麻雀チャンネルから麻雀実況チャンネルというチャンネルに切り替えられる。
試合終了後の楽屋風景がツイッターにアップされていたのだが、高宮まり選手が戻ってきた時に伊達選手が、
「ブラボー!!」
と言って高宮選手を労った。
サッカーで長友選手が連呼してたからちょうどタイムリーだったのだろう。だが、あえて言わせていただこう、ブラボーじゃねぇよ。
小姑みたいで嫌なのだが、やはり高宮選手に対してブラボーと言うのは引っ掛かるのである。何しろ高宮選手はグラビアアイドルもやっている女性なのだ。
ここはきちんと、
「ブラバー!!」
と言うべきであろう。
と、偉そうに言っているが、実はつい先日、漫画アプリで読んだ「ピアノの森」という作品の受け売りである。男性にはブラボー、女性にはブラバーと言うのだ。
実際の発音ではブラーヴォ、ブラーヴァらしいが、とりあえず日本語調で言えばブラボー、ブラバーとなる。マリオとマリアぐらい違うらしいよ。
さらに言うならば、長友選手はメンバー全員に対してブラボーと言っていたのだが、その場合はブラーヴィになるらしい。まぁ日本のメディアに対するメッセージなので分かりやすくブラボーを使ったと好意的に受け止める事は可能だ。
Yahoo知恵袋で調べたところ、男女に対してブラボーというと、男は良かったけど女はイマイチだったという意味になるらしい。ブラバーと言うとその逆だ。
もちろん伊達選手がそんなつもりで言っていない事は分かっている。おそらく私も直前に「ピアノの森」を読んでいなかったらそんな無粋な事は言わなかっただろう。
ちなみにこの「ピアノの森」という作品は、貧乏で劣悪な環境に育った天才少年を、事故でピアニストの道を諦めた元天才の音楽教師が見出し、様々な困難を乗り越えてプロのピアニストに育てていくという話である。そこで終わらず、さらにもう一歩先があるのでそこまでのあらすじを聞いていても楽しめると思う。
さて、重箱の隅を突っつくような話をしてみたが、そうでもしないといつまでもネタが続かない。ただ、相手を陥れるようなネタにはしないように心掛けたつもりである。あまり揚げ足取りばかりしていると自分も取られてしまうので乱用はしないでおこうと思う。
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