第5話 デスクトップパソコンクラッシュ?!

 私が小説やエッセイを書くのに使用しているPCは大昔のデスクトップPCである。このPCが先日クラッシュしてしまった。

 

 エッセイを書いて保存し、画面を見ると、ツールバーのセキュリティソフトのアイコンに大きく×が付いていた。クリックして起動しようとしたが上手くいかないので再起動をする事にした。

 

 古いPCなのでよく不具合を起こすが再起動すれば復旧する。しかし画面には謎の英文、何度再起動してもその画面が表示される。さて、困ったぞ。そもそもウインドウズが立ち上がらない。こりゃかなり深刻だ。

 

 まず最初に考えたのはデータが無事かどうかである。小説を保存しているHDDは外付けなのでいざとなったら別のPCに繋げば取り出せるだろう。内臓のHDDに入っているデータも最悪の場合、別のデスクトップを買って繋げば大丈夫だと思う。

 

 そんな事より、このPC以外にキーボードで執筆可能なPCが無い事の方が深刻だ。一応、数年前に購入したノートPCがあるにはあるが、キーボードは着脱式で普段は外して使っている。ほぼタブレット状態である。

 小説を書こうと思って久々にキーボードを繋げてみたら、勝手に\\\\\\\\\\\\\\\\\\と入力されてしまう。さらにwが使えない。こりゃ使えんわ。

 

 かくなる上はスマホで書くか? それも考えたがキーボード操作に慣れきったおっさんにそれはかなりの負担である。

 

 クラッシュしたのは夜遅く、私は酒も入っていた。このまま弄っていたら物理的にクラッシュさせてしまいかねない。

 そこで、一旦は諦めてPCの電源を落とし、就寝する事にした。翌朝、冷静な頭で対策を考えよう、と。


 最終的に思いついた解決方法はパソコンの掃除である。筐体の蓋を外し、中を覗くと大量の埃がひしめいていた。綿棒を使って埃を取り除き、目に付く埃は全て取り除いた。

 

 さて、以前はこれで無事に立ち上がってくれた。今回はどうだろうか?

 ちなみにPCに表示されたエラーメッセージは、「A Disk read error occurred」である。ウインドウズすら呼び出さず、黒い画面に白文字である。なかなか深刻でしょ?

 

 ドキドキしながら電源を入れてみると、無事ウインドウズが表示された!

 良かった。これでしばらくは元気に動いてくれそうである。これからはこまめに掃除をしよう、って以前クラッシュした時も思ったんだよなぁ……。

 

 OSが立ち上がらないほどの重大な不具合が生じた場合、物理的に何とかするしか方法はない。今回は掃除で復旧したが、マザーボードの電池交換とかHDDのケーブルの挿し直しなどの処置が必要なケースもあるようである。今回、掃除した際に一応接触不良は無いか確認したのでそれも良い方向に作用したのかもしれない。

 

 何にしても無事復旧してくれたお陰で、これからもエッセイや小説を書き続ける事が出来る。これからも完全にクラッシュしてしまうまで大切に使い続けたいと思っている。

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