気持ち

 さくらと別れ家に着いた。

「あんたどこ行ってたの!?ご飯食べるよ!!温めてくるから!!

 せっかくの合格祝いなのに!」

そんなことを気にもせず「後で!!」などと言わんばかりの表情で部屋に入った。


「今日はありがとう!またご飯行きたい」

と送信しそのあと勉強するが携帯が気になってしかたがなかった。

既読を確認するが一向につかない。まだ送ったばかりなので仕方がない。と思いながら勉強に専念した。


いつの間にか寝てしまっていた。いつぶりだろうか机で寝てしまったのは・・

しゅんは慌てて携帯をみるが返信がない。

少し不安になりながらもいつも通り準備した。


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電車の中では1人驚いた顔をしているものがいる。

「え!ゲームを預かる!?何かあったのか?病院行くか?」

などと心配なのか、馬鹿にしてるのか、、、


「勉強して今年もう1回うけようと思ってる」


「いいじゃん!!しゅんのことは応援してる。明日から休めるのか?バイト」

にっこりしながらなつきは言ってくれた。


「明日から休めるから勉強できるよ。少しでもやらないと」


「珍しく前向きだな・・・。彼女とかできたのか?」

疑いの目でしゅんをじっと見る。


「彼女じゃない・・・ただ応援してくれる人」


「そうか!がんばれよ!」

こういうところがなつきのいいところだ。

駅についてなつきに手を振りバイトにむかった。


(まだ、返信がないな・・・。なにかあったのかな。)

携帯を気にしてしまう。そして、嫌なことを考えてしまった。病気で倒れたんじゃないかと。しかし、大丈夫と自分に言い聞かせながらバイトに励んだ。


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バイトが終わり携帯をみたが既読がついていない。

しゅんは焦りながら電話をかけた。

「もしもし?」

その声は細く元気のない声だった。


「あ、しゅんですが・・・」


「ごめんね。さくら今寝込んでて電話私がとっているの。さくらに何か用事?

 話なら私から伝えておくわ。」

おそらく母だろうとしゅんは思った。


「さくらさんに会えないですか?」


「無理よ。あなたさくらの何なの?彼氏?だとしてもあの子を傷つけるようなことはさせれないわ。そもそも体調がよくないって伝えたじゃない。体調がよくなってももう、あなたには会わすことができないわ。体調が悪いことを知ってるのに体に良くない物まで食べたんでしょう?」


「すいませんでした。。」


これ何も言えなくなった自分に腹を立てながら電話を切った。

(やっぱり体調が悪かったんだ。あの時家まで送ればこんなことにはならなかった。今日は勉強をする気分にもなれなかった。

(そもそも会うことができないなら頑張る必要もなくなった。今日はもう寝よう・・・)


しばらくしてしゅんは眠りについた。


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かなめです。

たくさんのいいねありがとうございます!

いいねや応援コメントでまた頑張れます!!

もう少し長く書こうと思っているんですが区切りが難しく勉強中です。。

今日はもう1話更新できたらな・・・

物語も終盤に差し掛かろうとしております。

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