第593話 ともクラ! その4

【登場人物】

低気圧ともこ 企業勢VTuber(美少女ゲー系) 低気圧よわよわV

網走ゆき   DStars零期生 よく炎上する

五十鈴えるふ DStars3期生 和風エルフ


【シチュエーション】

 ともこがやってるマイクラ企画配信。



◇ ◇ ◇ ◇



ともこ「というか、えるふさんともクラ見ててくれたんですか?」


   「普通に嬉しいんですけど? え、貴方が神か?」


えるふ「いいや、エルフだが?」


ともこ「切り返しも素早い!!!!」


   「なんだこいつ、逸材か!!!!」


   「DStars事務所ヤベぇな!!!!」


えるふ「まぁまぁまぁ」


   「ほら、マイクラって、人気は出てきましたけれど」


   「まだ配信やってる人って、少ないじゃないですか」



【※本作は2019年くらいのVTuber黎明期が舞台です……】


【※ネタ切れで時系列ぼろぼろでございますけれども……!】



えるふ「それで、いろんな人のマイクラ配信を勉強している時に」


   「ともこさんのともクラを見つけちゃって」



ともこ「えらい!!!!」


   「なんて、勉強熱心なんだ!!!!」



   「おい、爪の垢を煎じて飲んどけよ、ゆきち」



ゆ き「なんでだお!」



―――――――

コメント

―――――――


:箱外の後輩にも舐められるゆきちゃんなのだったw


:まじでゆきの威厳はどうやったら出るんだろうね?


:無理なんじゃね?


:無理かな?


:屏風から虎を出すレベル


:助けて一休さん!


:それはともかく、えるふちゃんマジで勉強熱心だな


:こんな場末のVTuberのマイクラ配信まで見てるなんて


:いや、実際ともクラはレベル高いよ


:だいさんじのマイクラもすごいけど、個人レベルではともクラのが上


:リスナーに古参のゲーマーが多くて、めっちゃフォローあるからね


:↑おいおい、照れるじゃないか


:↑よせよ、ゆきちが見てるだろ?


:↑ちょっ、やめてくれよ


:↑やめてよ、みんなに噂されちゃう(///)


:↑よく訓練されてるんよ


―――――――



えるふ「ということで、今日会えるのを楽しみにしてたんです」


   「まだまだぺーぺーのVTuberでございますが」


   「仲良くしてください……(ぺこり)」


ともこ「そして礼儀正しい!」


   「デビュー時期的には、ほぼ同期くらいなのに!」


えるふ「一日でも先輩は先輩ですからw」


   「けど、そういうの関係なく仲良くしてくれるなら」


   「そっちの方が嬉しいですけどね……?」


ともこ「するぅ! する、するぅ! 仲良くなっちゃうぅッ!」


   「ちょっとゆきちさん! この後輩なんなの!」


   「本当にあんたの後輩! 清楚みが違うんだけれど!」


ゆ き「まぁ、えるふちゃんは三期生の良心にして真の清楚」


   「それに気がつくとは、流石はゆきの意思を継ぎしもの……!」



   「これならもう大丈夫だにぇ」


   「この業界(美少女ゲー業界)をお前に預ける!!!!」



ともこ「預けんな! おい、美談にするんじゃねえ!」


   「お前も一緒に来いよゆきち!」



―――――――

コメント

―――――――


:そして、結局ゆきち弄りに戻る


:まぁ、いくらえるふちゃんとはいえ、初手では仲良くなるのは難しいか


:いやけど、永久凍土のようなともこの心を、えるふちゃんなら……


:永久凍土というか、破天荒というか?


:ともこも長いこと相方探してるからな


:えるふちゃんがそのポジに収るか、それともゆきちか……!


:えるふちゃんに一枚!


:十枚


:むしろ百枚!


―――――――



ゆ き「おい、なにギャンブルはじめてんだ!」


   「ゆきを雑に弄ってんじゃねぇ、ともリス(ともこのリスナーの相性)!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


先輩らしいことをなにもできないゆきちゃんが悪い。

(なおちゃんと先輩してる模様)


何度も言ってますけど、こういう雑に扱ってもいい先輩って逆に頼もしいですよね。

楽屋裏とかで絶対に慕われていそう。ただ、ゆきちゃんはPONが多すぎるのと、歳が離れすぎてるので……。


やはりあひる、あひるしか勝たん!!!!(おめめぐるぐる)


清楚エルフの初手で完全にダウンしてしまうともこ。美少女ゲーのゆりかごで育った彼女に、エルフは効果が抜群だ。さっそく綺麗な百合の華が咲きそうな感じでございますが、引き続き楽しみにという方は――ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m

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