第573話 またなにも知らされていないあひる ラスト
【登場人物】
津軽りんご DStars特待生 きまぐれ僕っ娘
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
新潟おこめ DStars零期生 歌ってみた系サイコVTuber
【シチュエーション】
あひるちゃんドッキリ配信。(運営)
◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「いやぁ」
「ようやく気づいてくれましたね、りんご先輩?」
りんご「そうだね、流石にここまでされたら気づくよね」
「ワンチャン気づかないかもと疑った、自分が恥ずかしいよ……!」
ばにら「大丈夫です、ばに~らも思いました!」
りんご「というわけで、ここでネタばらし」
「さぁ、あひるちゃんの感想を聞いてみましょうか?」
ばにら「絶対にかちキレると思うんですけど」
「流石にこれはあひる先輩でも怒るでしょ」
りんご「ばにらちゃん」
「あひるちゃんのいいこっぷりを舐めたらダメですよ……!」
ばにら「え? ここまでされて許すバニですか?」
「それはいくらなんでも、神すぎるのでは……?」
【※いつも先輩を先輩とも思わず、弄り倒しているVの感想です】
りんご「言っただろう。あひるちゃんは」
「三歩動けば忘れる鳥頭だって……!」
【※同じく、弄り倒しているネッコの感想です】
二 人「ということで! 最後のVTRスタート!」
◇ ◇ ◇ ◇
あひる「んもぉ~! おかしいと思ったんだよぉ~!」
「心臓に悪いから、こういうのホントやめてぇ~!」
「事前にドッキリだって説明してよぉ~!」
ナ レ「流石は私の自慢の娘」
「ドッキリを仕掛けられたというのに」
「ネタばらししたら、五秒で許しちゃいましたよ」
「ちょっと心配になっちゃいますね(汗)」
おこめ「いやいや、先に言っちゃったらドッキリじゃないじゃんw」
みるく「そうだよ。言わないからドッキリになるんでしょ」
「というか、どのタイミングで気づいた?」
「呪物先生とバチバチにやり合ってたところから?」
あひる「いや」
「最初に意味もなくぽめしゃが呼ばれたところから」
「怪しいなとは思ってましたよ」
Bちゃ「すごい! 鳥頭なのにちゃんと推理できるんですね!」
「あひるさんえらい!」
あひる「舐めてんのかBちゃん!」
みるく「はい、ということでね」
「残念ながら、あひるのソロライブは」
「ございません!!!!」
Bちゃ「全部、我々が仕組んだ、嘘企画でございました!」
ゆ き「流石にちょっと、あひるちゃんを騙すのは」
「ゆきも心が痛んだにぇ……!」
おこめ「まぁまぁまぁ」
「けど、ソロライブの練習(?)ができたと思って」
「これはこれでいい経験だと思いますよ」
あひる「なんの経験だよ」
「怖いよ! ソロライブしたらこんな目に遭うってこと?」
「絶対にやりたくないよ、そんなの聞いたら……!」
みるく「はい! 残念ながらそういうことですが……!」
「ここで重大な告知があります!」
全 員「な、なんだってぇ……!!!!」
みるく「なんと、羽曳野あひるはソロライブをしませんが……」
「この度! なんと! 多くの方の協力により!」
「大内山みるくソロライブが開催決定となりました!!!!」
「いぇ~い! 私がDStars一番乗りだ!!!!」
全 員「………………(唖然)」
「いや、あんたDStarsじゃないんだわ!」
「VTuberでもないんだわ!」
「なにやってんスか! みるく先生(か~ちゃん)!」
みるく「ほら、さっき言ったじゃないですか」
「本業が別にあるから、配信の金が貯まってるって」
「その金がですね……」
「ちょっとしたコンサートホールを」
「借りるくらいには貯まっちゃったんですよね……w」
全 員「嘘だろ⁉ こいつ、VTuberでもないのに⁉」
みるく「ということで……!」
「ソロじゃないけど! 踊るぞ、あひる!」
「大内山家(K介含む)で宝島やんぞ!!!!」
あひる「最後の最後でガチドッキリとか……!」
「こんなのってないよ! あんまりだよ!」
「ぐわっぐわぁっ!!!!(あひるの嘆き)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
はい、DStarsで最初のソロライブは、まさかのみるくママでしたね。
いやぁ、VTuberのママというただそれだけで、ここまで上り詰めるとは。
これがもっている女の力ということか……!
はい、綺麗なオチがついたところで、次は久しぶりにうみがメインの番外編。しかし、なにやら過去に一回擦ったことのあるネタになりそうです――ということで「もしやあのキャラが登場か?」と、勘ぐられた方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m
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