第571話 またなにも知らされていないあひる その10
【登場人物】
津軽りんご DStars特待生 きまぐれ僕っ娘
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
羽曳野あひる DStars2期生 雑談配信が得意
網走ゆき DStars零期生 よく炎上する
新潟おこめ DStars零期生 歌ってみた系サイコVTuber
【シチュエーション】
あひるちゃんドッキリ配信。(運営)
◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「みるくビーム撃ってるバニじゃないですか!」
「リスナーが撃ったら怒るくせに! 自分が撃つのはいいバニですか!」
りんご「いいんじゃないバニですかねぇ?w」
「いやぁ、流石はDStarsの権化ことみるく先生w」
「面白いならなんでもアリを地で行ってますねぇw」
「ちょっと尊敬しちゃいましたw」
ばにら「いやもう、流石にこれはあひる先輩も」
「おかしいなって気がつくでしょ……?」
りんご「ばにらちゃん!
「あひるちゃんだぞ……⁉」
ばにら「その発言の方が無礼でしょ⁉」
「アンタ、あひる先輩の親友なんでしょ⁉」
「それでいいバニなんですか⁉」
りんご「あひるちゃんの親友であり」
「すずにゃーのお姉ちゃんでもある」
「ぽめちゃんの娘でもあり」
「ずんさんの
「津軽りんごとは、そういう女なのさ……」
「おっと! 忘れていた!」
「ばにらちゃんの頼れる先輩……ってのをネ☆」
ばにら「さ、さっさとVTRいきましょいきましょ(淡泊)」
りんご「ばにらちゃぁああああああン!!!!」
「無視はひどいよぉおおおおン!!!!」
◇ ◇ ◇ ◇
ナ レ「かくして悪(売れない漫画家)は去った!」
「第三部完――!」
あひる「あ、これ流石にあひるも分かったわ」
「絶対にドッキリ企画だわ」
「でないとかーちゃんが事務所に来たりしないもん」
ナ レ「ばれた!!!!」
「まさかあひるに、私の嘘を見破る程度の知性があったとは!」
「しかし、私はミスDStars!」
「こんなことでは狼狽えない!」
「既に、あひるをはめる次の手は考えてあるのだ……!」
「ということでカモン! ヤッ○ーマン1号・2号!(絶妙に古い)」
あひる「……あれ?」
「なんかどこからともなく、車椅子を引くような音が?」
???「すみません」
「こちらソロライブが決まった羽曳野あひるさまの」
「控え室でございますか……?」
あひる「その声はまさか……!」
おこめ「私、DStars零期生」
「新潟から来た大型歌姫……と言われていた」
「鳥類に負けた歌系VTuber」
「新潟おこめでございます」
あひる「おこめちゃん! なんで急にしおらしくなってんの!」
「そういうキャラじゃないじゃん!」
「いつも俺様、ガハハ系キャラじゃん!」
おこめ「いえいえ、私のような素人が歌姫なんて名乗って」
「本当に申し訳ございませんでした……」
「やはりこれからは鳥類の時代!」
「私も、立派なあひるになれるよう励みますね!」
「ぐわっ! ぐわわっ! ぐわぁああああ~~~~!」
あひる「煽ってんのか!」
「もういいから、さっさと中に入って!」
「なんなのさいったい……」
おこめ「では、失礼いたします」
「すみません、ちょっとお見苦しいかもしれませんが」
「ご容赦くださいね……」
つ【車椅子に乗ったボロボロのゆきち】
あひる「ゆッ……ゆきちッッッ(ガ○ア)」
「なにこれ⁉ どうなってんの⁉」
「なんでゆきちが、範馬○次郎に襲われた」
「ガ○アみたいなことになってんの⁉」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ヤッ○ーマン1号(ゆきち)、2号(おこめちゃん)登場。
この二人が出てくると、もうオチだと気づきそうなものですが……。
ゆきちがガ○ア状態になっていては、流石のあひるもスルーできないのだった。
あひるの盟友、ゆきちの身にいったい何が起こったのか。なぜ、ここでバ○のガイ○パロなのか。もうこんなのドッキリ意外のなにものでもないでしょ。しかし、これでも騙されてしまうのがあひるちゃんクオリティ――善意100%な彼女が、放っておけないという方は、ぜひぜひ評価・応援・フォローよろしくお願いします!m(__)m
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