第540話 ドキ♥男だらけのカーリング大会 その5

【登場人物】

清水K介   だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん

英数     だいさんじ所属VTuber フィクサー系数学者

御旗楯無   だいさんじ所属VTuber DKVTuber

御城たてる  だいさんじのお疲れサラリーマン 良心の男性V

鏡      だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber

黒沢ひろゆき 博徒系VTuber 大型企画屋さん


九鬼神子   だいさんじのリーサル・ウエポン 海賊大名系女V

志摩ぱるけ  伊勢志摩大好き系VTuber

大草原原シャロン だいさんじマネージャー お嬢様系一般人


川崎ばにら  DStars3期生 ゲーム配信が得意

青葉ずんだ  DStars特待生 グループ最恐VTuber


【シチュエーション】

K介主催。ドキ♥男だらけのカーリング大会。


◇ ◇ ◇ ◇


K 介「流石はDStars男性陣最年長者」


   「見事なローション芸でございました」


   「あっぱれでございます!!!!(大満足)」


御 旗「K介さん、俺、うまくやれてましたか……!」


   「やれてたなら……嬉しいです……ガクッ!(口で言ってる)」


K 介「御旗さん! 御旗さ~ん!」


たける「無茶しやがって! まだ、高校生(設定)だっていうのに!」


英 数「御旗くんの死を、私たちは決して無駄にはしない」


   「さぁ、弔い合戦ですよ……! 次にやるのは誰ですか!」



全 員「…………(沈黙)」



英 数「いや、誰も名乗り出ないんかい!」


   「いい感じの流れは作ったじゃないですか!」


   「どうして、そこで黙っちゃうかなぁ!」


 鏡 「じゃあ、英数さんがやればいいじゃないですか(正論)」


K 介「やってくれるか、英数!」


御 旗「英数さん! 俺、悔しいっすよ……!」


   「こんなあっけない幕切れ……!」


黒 沢「英数! 英数! 英数!」


たける「みんな、容赦なく追い込みますねw」


英 数「えぇ~?(困惑)」


   「これ、私がやらなくちゃいけない流れですか~?」


   「もっと若い子から行ってくださいよ」


   「私、実年齢はK介くんと同じで、だいさんじでトッ……」



◇ ◇ ◇ ◇



ぱるけ「あ~! だめでしゅ! だめでしゅ!」


   「だ~め~で~しゅ~!!!!」


   「VTuberが実年齢とか言っちゃいけません!」



  「みんなネットの世界では、ピチピチの年齢不詳だよ♥」



神 子「ピチピチの年齢不詳ってなんですかw」


   「ぱるけさん、おかしなことを言うのやめてくださいw」


大草原「けれどもそうですわね」


   「やっぱりVTuberは演者に夢を見せるもの」


   「リアルな部分は抑えていかなくては」



   「偶像と書いてアイドルと読む」


   「虚構と書いてVTuberと読む」



   「そういうことでございますわね!」


神 子「虚構は流石にいいすぎでしょw」


ぱるけ「シャロンちゃま? 言っていい冗談と悪い冗談があるお?」


   「VTuberになるなら、そこら辺の見極めは大事だお?」



大草原「なんでですの! そういうお話だったではありませんの!」


   「掌返しがぐるんぐるんのくるりんぱでついていけませんわ~!」


二 人「やれやれ、まだVTuberへの道のりは遠いな……!」



◇ ◇ ◇ ◇



K 介「それじゃ続いて、ローションカーリングに挑むのは!」


   「我らがだいさんじのナイスミドル!」


   「英数さんでございます!」



   「意気込みをどうぞ!」



英 数「本当に私がやらなくちゃダメ?」


   「なんだったらもう、みんなにやらせて」


   「私はしれっとやらないで終わろうと思っていたのに……」


たける「汚い! 流石はフィクサー! 汚い!」


 鏡 「見損ないましたよ、英数さん!」


   「そんなVTuberのクズみたいなこと!」


   「私だって、一応やる気なのに!」


黒 沢「そうだそうだ! みんなやる気になってんだぞ!」


   「申し訳ないとかそういう気持ちはないのか!」


御 旗「そうですよ英数さん!」


   「これじゃ俺……ただの犬死にじゃないですか!」



英 数「だからみんな、追い込まないでって!」


   「おじさんそういう同調圧力苦手ぇ~!」



   「もうっ! やればいいんでしょ! やれば!」



全 員「わははははwwww」



K 介「それじゃ英数さん! さっそくスタートしちゃってください!」



英 数「…………」



   「ザクとは違うのだよ、ザクとは!!!!(お約束のガンダムネタ)」



全 員「だははははははははッ!!!!」



K 介「完全にガンダム引きずってるじゃないですか!w」


   「しかもラルさんの名台詞とか!w」


   「ちょっと調子に乗ってません?w 英数さん?w」


英 数「こっちは無理矢理やらされてるんだから!」


   「ちょっとくらいかっこつけてもいいでしょ!」



   「って……わっ、わわわっ!」


   「うわぁああああああああッ!!!!(途中で後ろに倒れる)」



全 員「え……英数さぁん⁉」



◇ ◇ ◇ ◇


ぱるけ「うわぁ~~~~! 大惨事でしゅ~~~~!」


   「冗談抜きに大惨事でしゅ~~~~!」


   「後ろに倒れるのは怖いでしゅよ~~~~!(さめざめ)」


大草原「誰か! この中にお医者様はいらっしゃいませんか!」


   「メディック! メディ~~~~ック!」


神 子「青い巨星乙」


   「貴方もまた偉大なVTuberでしたよ」


   「英数さん、安らかに眠ってください……」


二 人「縁起でもないこと言わないでくだしゃい(さいませ)!!」



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



一度やり出したら止まらなくなるのが下ネタとパロディ。

感染するガンダムミームに……どうなってしまうんだ、だいさんじ!

誰か止めることができる奴はいないのか、だいさんじ!


そして、英数さん――ランバラルは欲張りすぎだよ。

けど、かっこいいよね。(オリジンで惚れました。反則ですやん)


ローションカーリングの大惨事からは目を背けて、ガンダムネタで茶を濁す著者。実はちょっといろいろお仕事がまた混み合ってきて大変になっております。それでもなんとか、セリフものとして本作は続けてまいりますので――ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る