第539話 ドキ♥男だらけのカーリング大会 その4
【登場人物】
清水K介 だいさんじ所属VTuber アラフォー独身おじたん
英数 だいさんじ所属VTuber フィクサー系数学者
御旗楯無 だいさんじ所属VTuber DKVTuber
御城たてる だいさんじのお疲れサラリーマン 良心の男性V
鏡 だいさんじ所属VTuber 社長系VTuber
黒沢ひろゆき 博徒系VTuber 大型企画屋さん
九鬼神子 だいさんじのリーサル・ウエポン 海賊大名系女V
志摩ぱるけ 伊勢志摩大好き系VTuber
大草原原シャロン だいさんじマネージャー お嬢様系一般人
川崎ばにら DStars3期生 ゲーム配信が得意
青葉ずんだ DStars特待生 グループ最恐VTuber
【シチュエーション】
K介主催。ドキ♥男だらけのカーリング大会。
◇ ◇ ◇ ◇
ぱるけ「さて、はじめる前にかる~く、ルールの説明でしゅ」
大草原「K介さまをはじめとした男性Vのみなさまには」
「緩やかな勾配になっている坂を滑ってもらいます」
神 子「坂からの距離に従って」
「10点、20点、30点、50点、100点と」
「領域が設定されていますので、そこにうまく止まってください」
ぱるけ「ただし~! 途中で滑ってこけてしまったら0点でしゅ~!」
大草原「さらに100点をオーバーしてしまうと!」
「ローションプールにおダイブですわよ~!」
神 子「それでは! 一番手!」
「だいさんじ2期生! 御旗楯無!」
「行っちゃってください!」
ぱるけ「御旗さ~~ん! やっちゃってくだしゃ~~い!」
大草原「けっぱれですわ! 御旗さま~~~~!!!!」
◇ ◇ ◇ ◇
御 旗「めっちゃ応援されてるじゃないですか!」
「ローションカーリングなんて、しょーもないことやるだけなのに!」
「人生でこんなに女性に応援されることなんて」
「そうそうないですよ⁉」
K 介「そういう悲しいこと言わないの」
たてる「御旗さん、それ、死亡フラグっすよ!w」
黒 沢「けど、女性に応援されるのは素直に嬉しいよね」
「ねっ? ねっ? ねっ?(謎の笑顔)」
全 員「…………(重たい沈黙)」
黒 沢「いや、黙んないでよみんなさぁ!!!!」
鏡 「黒沢さんが、名前の元ネタみたいな不憫を晒したところで」
「そろそろ行きましょうか!」
御 旗「…………すぅ」
「御旗! いっきま~~~~す!(ファーストガンダム風)」
全 員「ちょっと! ちょっと! ちょっとォッ!」
「これ! 後続もなんかやらないといけない奴じゃん!」
御 旗「おっ、おっ……! おっ……!」
「オワァーッ!!!!(ローションプールにダイブ)」
全 員「み、御旗さ~~~~ん!!!!(驚愕)」
英 数「えぇ、ちょっと待って待って!」
「けっこうな勢いでダイブしましたよ、御旗さん!」
「大丈夫なんですこれ⁉」
たける「安全性に問題がありませんか、このゲーム?」
「やめてくださいよ! 放送中止とかならまだしも!」
「演者が怪我するタイプのは、絶対にNGですからね!」
鏡 「いや、みなさん! 御旗さんを助けましょうよ!」
黒 沢「大丈夫か、御旗くん! 傷は浅いぞ!」
御 旗「……ッ! だ、大丈夫です!」
「けど、みなさんプールへの入射角には気をつけてください!」
「大気圏突入で……俺のザクアンテナが!!!!」
全 員「いや、下ネタかい!!!!」
「連邦かジオンか、どっちかにしろや!!!!」
◇ ◇ ◇ ◇
ぱるけ「はぇ~? ザクアンテナぁ~? どういう意味ですかねぇ~?(素)」
大草原「足の小指とかじゃございませんこと?」
「アレ、カラーボックスにぶつけると痛いんですのよねぇ~(素)」
神 子「よし! 御旗! それでこそよ!」
「流石は男版九鬼神子と呼ばれるだけはある!」
「その調子で、伝説を作っていきなさい!(分かってる)」
◇ ◇ ◇ ◇
ばにら「ザクアンテナってなんです?(素)」
ずんだ「さぁ?(素)」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ザクアンテナがね、擦り切れちまったよ……!(下ネタ)
こういう滑る系のゲームはそういうのが怖いですね。笑いごとで済んでよかったですけれど、素人企画と慢心せずに安心面への配慮はちゃんとしてもらいたいものです。
とはいえ、ちゃんと爪痕を残した御旗さん。
メンバーの中ではガワは若いのに、V歴は長いだけはある。
こんな感じで、どんどんだいさんじを引っ張っていくのかもしれませんね……!
さて、御旗さんが男を見せた所で、次に名乗りを上げるのはいったい誰か。イケメンが連続してもいいんだぞ? おっさんが身体を張ってもいいんだぞ? 思いがけず垣間見えた、ローションカーリングの危険性に震えつつも、次のチャレンジャーが気になる方は――ぜひぜひ評価・フォロー・応援よろしくお願いいたします!m(__)m
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